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FAやメジャー帰りの選手達の動向も続々と決まり、各球団の来季陣容が固まってきた。
その中にあって、早くから積極補強を宣言していた我らが中日は未だ大きな動きなく、憶測だけが飛び交っている状況だ。

当初は内川、多村、石原、松井稼、さらにはウッズまで野手とあらば手当たり次第に獲得に動くとも言われていただけに、
既定路線だった佐伯獲りのみに留まっている現状は、逆に不気味さを感じるほどである。
何しろこのチームを率いるのは、かつて世間を震撼させたかの有名な「世紀のトレード」の当人なのだ。


さて、どうやら上に挙げた選手達の獲得には端から動く気もなさそうなことが判ってきた今、その注目は今オフ最大の目玉とし
てファン、在名メディア共に中日入団を切望してきたオリックスの後藤光尊に絞られたと言っても良いだろう。
某読売系スポーツ紙で残留報道が出たときは心底がっかりしたが、誤報であることが判明し、12日に満を持して行使を明言。
中日は5年5億といわれる複数年契約を用意し、週明けにも本格的な交渉が始まるものとみられる。

ただし…、これまでの後藤の発言等々を総合すると、あくまで残留が基本線という考えは変わらないようだ。
その上で「他球団の話も一度聞いてみたい」のであり、「オリックスでできるのに越したことはない」とも語っている。
後藤自身、迷いに迷っているのは間違いなく、オリックスがうまく説得すれば簡単に残留を選びそうな恐れはある。


たとえば、彼氏持ちの女子を口説こうとして、いくら本人に迷いがあるとしても、あくまで主導権はあちら側(彼氏)にあり、こちら
は只々誠心誠意を尽くして口説くしか方法はなく、あちら側がちょっと甘い言葉をかければ、結局は元鞘に落ち着くものだ。
ここを切り崩すのは、よほどあちら側に問題がない限りは、相当な口説き術と、ビジネスなら破格の条件が必要である。

かと言って「身の丈にあった補強」を掲げる背広組が過去3割未到達の後藤に5年5億以上の条件を提示するかといえば、ちょ
っと難しいかなと思うし、正直、年間1億以上を出すレベルの選手ではないのも事実である。もちろん人的補償の不安もある。



しかし、それでも、個人的には後藤は喉から手が出るほど欲しい選手だったりする。
荒木と井端の年齢や、堂上直の育成など中長期的に考えても後藤の存在はマイナスにはならないと思うし…、
それ以上に、後藤には今の中日打線にはないがあるのだ。藤井にありそうで無かった、敵をも魅了する華が。

あの華を一輪、今にも枯れそうな打線に添えるだけで、見違えるような鮮やかさを全体が放ち始めるのではと期待している。
だから私は後藤が欲しい。なんとしても。華やかさに欠ける中日打線に必要なのは、この男しかいない。





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この記事のURL | 2010.11.20(Sat)15:05 | 後藤光尊 × | Comment : 01 | Trackback : 00 | 
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