イレコミ!ドラゴンズ

黄金期の軌跡を形に残しときたくて削除せず放置してます
[中日ドラゴンズ] [スポーツ]




今季優勝の立役者を選ぶにおいて、ソトの存在を忘れてはならないだろう。
相次ぐ敗戦に喘いでいた時期、チーム借金の数が最大でも「6」に踏みとどまったのは、
吉見と共にローテを支えていたソトの無傷の5連勝のおかげだと言っても過言ではない。

さすがにチーム借金が「10」を超えると優勝争いには絡めなくなるのは阪神を見れば一目瞭然なので、
サラリーマン並の560万という給料で獲得したソトがもたらした恩恵がどれほど大きいことか。
また最終戦績でのヤクルトとの差が2.5差であることを考えても、あの苦しかった時期に
ソトが挙げた5連勝がいかに効いているかがよく分かる。
まさに名前通り、チームに舞い降りた守護天使のごとき活躍をみせてくれたのである。


だが怒涛の勢いは、予期せぬ形で急ストップを余儀なくされた。
10月1日の阪神戦。運命の13連戦直前の週末に甲子園で行われたこの試合で、
ソトは投球中に肩の違和感を訴え緊急降板。以降、マウンドに戻ってくることは無かった。
この頃には川井と山井がローテに復帰していたため致命的な痛手にはならなかったが、
同じことが一ヶ月早く起きていたらと思うと冷や汗が出る。

そのしばらく姿を見せていなかったソトが、満を持して日本シリーズでは復活を果たせそうだという。
CSこそ出番がなかったものの、どうやら状態としては怪我も癒えて問題ないようである。
さすがに先発は厳しいのでシーズン序盤同様、リリーフでの登板となりそうだが心配は無用。
リリーフ時の防御率0点台という驚異の実績を引っ提げての待機となる。



さて、ソトといえばもう一つ注目すべきは、ピンチを抑えたときに飛び出す溢れんばかりの雄たけびである。
劇場型ならぬ激情型とも言えるあの気迫まみれの投球は見ていて非常に痛快なのだが、
ノってくると全くピンチとは言えない二死走者無しで投手を抑えたときなどでも荒らぶるから面白い。

ただ心配なのは、あのパフォーマンスを相手が挑発と受け取りやしないかということ。
セリーグの選手は割と温厚なタイプが多いので何もなかったが、パリーグは乱闘も多い印象がある。
特にホークスにはソトと同郷のベネズエラ出身者・カブレラがいるので要注意である。


もし万が一、カブレラが怒り狂ってマウンドに走って来たら、ソトはこう叫べばいい。





「カモン、ネルソン!」



次の瞬間、中日ベンチから2mの大男がピストル片手に飛び出してくることだろう。




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吉見の怪我によりまともに使える先発日本人がひとりもいない現状、表ローテ3枚を
外人で固めざるを得ないのは傍目から見ていてあまり格好良いものじゃない。
2006年頃の川上-山本昌-中田-朝倉で組んでいたローテが懐かしくもあり、羨ましくもある。


さてそんな緊急時に急遽、先発に刈りだされたのがイタリアからやってきた秘密兵器・ソトであった。
リリーフ登板時は目立たなかったが、この男、「外人版・川上」とも言えるほど気合いに満ちた性格で、
前回巨人戦では喜びのあまりマウンド上でTERUの物まねを披露するなど意外におもしろい面を持つことが分かった。


2度目の先発登板となる今回は、そろそろ逆転優勝を本気で狙い始めてそうな阪神が相手。
場所も場所だけに、いけいけドンドンの虎打線につかまることを半ば覚悟していたのだが―。





 

ソトは思ってる以上に強かった



なんと、同じスライダー使いにして2年間1点も取れなかった天敵・岩田に投げ勝つ大金星を挙げてしまった。
阪神としては、連勝で迎えた3試合目に岩田で落とすことは想定外だっただろう。
それも、吉見でもチェンでもなくソトという無名の助っ人を前に沈黙するなんて。これぞ番狂わせ。

天使なんかじゃない。天使どころじゃない。対戦相手を地の底へ落とす堕天使がナゴヤに舞い降りた。




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吉見が何かしらのトラブルで登録抹消され、今日の先発予想は困難を極めた。


誰であってもスクランブル登板には変わりない状況でマウンドに立ったのは、
つい3日前にリリーフ登板したばかりのソトだった。エンジェルベルト・ソト。
キャンプ中にテストを受けて入団、超安値ながら生活のためにフル回転する28歳のサウスポーだ。

リリーフではかなり安定した投球を見せているものの、まだ未知数な部分が多い。
とりわけ巨人からすれば「謎の外人」という印象だろう。
こちらとしてもまだ信頼するには至っておらず、今日も率直なところ「大丈夫かよ」と思ったものだ。


だがいい具合にバラけた制球が奏功し、5回まで失点は高橋のソロによる1点のみに抑え込む好投。
いいじゃん、いいじゃん、ソト!もっと見たいぜ!と思ったところで降板したのはちょっと残念だったが、
裏ローテがほぼ壊滅している中でのソトの先発成功は今後のチームにとっても非常に意義深い。


ところで意外だったのは、ソトが事あるごとに派手にガッツポーズをみせたことだった。
燃えたぎる闘志。中でも5回裏を抑え先発としての仕事を全うした瞬間に飛び出した快心のポーズが凄い。






「うわぁー!」


まるでそんな雄たけびが聞こえてきそうなガッツポーズ。
だがこれは本当にガッツポーズなのだろうか?私は別のところでこのポーズを見たことがあった。
両腕を翼のように広げ、叫ぶ……いや、歌う!そうだ、思いだした!






GLAYだ!



あなたを想うほど、ウーウー。




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4番目の外人枠に名乗りを挙げたのは無名のテスト生だった。

エンジェルベルト・ソト。ベネズエラからやってきた28歳の左腕はキャンプ初日から完成度の
高さと練習熱心な勤勉さで首脳陣のハートをがっちり掴み、異国での契約を手にした。


とかなんとかそれっぽく書いてるけど、恥ずかしながら完全にノーマークだった。
ヘススは知っていたが、ソトなんて投手が参加していたとは。
しかも経歴を見るに、即戦力で使えそうなタイプではないか。
吉見が出遅れ、山本昌も一時離脱、伊藤や山井、小笠原も不透明な中で頭数は一人でも多い方がいい。
どのくらいやってくれるかは未知数ながら楽しみな逸材が出てきたものである。


…と、小躍りしてみたのも束の間、外人枠(野手・投手各3以内/合計4枠)の制限を考えてみると、
ソトが一軍の切符を掴むには、現時点ではなかなか高いハードルが待ち構えていると言わざるを得ない。
殊に開幕一軍となるとチェン、ネルソン、ブランコ、グスマンの4人で埋まるのはまず間違いなく、
ソトの一軍登録はこのうち誰かひとりが不調あるいは怪我で抹消されるのを待つほかないわけだ。

だがこの4人のうち誰かが抹消されるような事態はチームにとってあまりよろしくないことであり、
一概に「ソトが見れる!」と喜べないのも事実。
それでもベネズエラ出身の左腕とやらを見てみたいという好奇心もあり…。


どうやら今季の外人枠はチェンを除く4人で残り3枠を争う超ハイレベルな競争が見られそうだ。
一昨年二冠王のブランコでさえ安泰とは言えないなんて、傍からみてる分には実に面白い。


いやぁ、今季の外人は5人共に粒ぞろいで何よりだ。
この5人が皆活躍してくれれば優勝待ったなしだろう。
頼もしいなぁ、助っ人5人衆!





あ、そこの外人さん、勝手にグラウンド入っちゃダメだって!