イレコミ!ドラゴンズ

黄金期の軌跡を形に残しときたくて削除せず放置してます
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[中日ドラゴンズ] [スポーツ]


高橋周平に覚醒の兆しが見え始めたとにわかに沸き立っている。今朝の中日スポーツも平昌五輪を差し置いて一面に据えるなど練習試合でたった一本ホームランを打っただけでこれだけ話題になるのだから、高橋へのロマンはまだまだ健在という事だろう。

「ロマン」。中日ファンにとって、高橋周平はまさしくロマンそのものだ。
2012年ドラフト会議、高木守道監督の唯一の功績と言われるあのくじ引きから6年の歳月を経て、残念ながら高橋は未だにめぼしい実績を残せずにいる。

高卒とは言え入団6年目ともなれば年齢的には大卒2年目とイコールであり、そろそろ夢見る少女じゃいられない、もとい夢見る若手じゃいられない立場にもなってくる。
それでも毎年毎年「今年こそが勝負の年」とロマンを抱き続けてしまうのは、年に何度か、たまにではあるが才能の片鱗を垣間見せてしまうからではないだろうか。
例えば2016年の4月、あの時期の高橋は確かに竜の未来を背負っていたし、輝いていた。あれを見てしまうとそう簡単に見放せなくなるのも仕方ない。


同じく打力を買われて鳴り物入りで入団し、いつのまにか守備型に転向していた堂上直倫とは異なり、高橋はあくまでも打力特化、打力でレギュラーを掴むしかないタイプである。
ところが定位置の三塁は苦節10年福田永将が開幕から4番として座る事が確定しており、一塁となると毎年のように助っ人大砲との争いが避けて通れない。

そこで高橋が選んだ道は二塁手転向。おおよそ向いているとは思えない道を歩まざるを得ない段階まで追い込まれたとも言えよう。確かに二塁のライバルは亀澤、溝脇など他のポジションに比べて格段にハードルは低く、ある程度守備に目をつむっても打撃で結果を出せばレギュラーを掴み取れそうだ。
半ば強引ではあるが、現状高橋にとってレギュラーへの最短距離である事は間違いない。

昨秋からは森野将彦コーチのもと、野球に取り組む姿勢から見直し始めたとも聞く。
インタビューの受け答えなどを聞く限り、高橋の渉外能力は下の下。言葉は悪いが田舎の学校に通う頭の悪い不貞腐れた高校生のような口調と態度は、かつての星野仙一監督なら鉄拳制裁をもって矯正されていただろう。

だがここにきて、興味深い兆候が見え始めた。今まで末っ子感が抜けなかった高橋にも続々と後輩が入り、エラそうに振る舞える機会が増えてきたのだ。
俗に言う「イキがる」というやつで、例えば京田陽太はこう証言する。






高橋も後輩に恐れられるような年齢になったのかと思うと感慨深い。
そういえば入団3年目くらいの頃、高橋がパチンコを打っている画像が出回った事がある。さすがに煙草は吸っていないかもしれないが、本来の高橋は不良キャラなのかもしれない。

今までは過度の期待と周りの目もあり大人しい末っ子を演じてきたが、真の姿が清原和博、中田翔に連なるオラオラ系だとすれば、抑圧から解放されつつある今季、一気に覚醒する可能性はあり得ると思う。

ロマンがロマンのまま萎んでいくのを見たくない。
いい子ちゃんの殻を破り、高橋周平の6年目が始まる。
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[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

過度な期待はしたくないので、敢えて高橋周平については何も書いてこなかったのだが、
今日の楽天戦での打席を見て噂に違わぬ大物っぷりを実感した。
5回裏二死1,2塁。代打で登場した周平は、OP戦とは思えぬほどの沢山の地元ファンを大いに魅了した。

相手の加藤は、近年不調とは言えかつてオリックスで抑えを務めた実績ある投手だ。
球そのものの威力は衰えても、新人を捻るくらいの技術は優に持っている。
その投手に簡単に追い込まれた周平は、しかしここから驚異の能力を見せつけた。


「たぶん落ちる球に釣られて空振り三振だろう」

なまじ野球を知っているファンの多くは、追い込まれた段階でこう思っただろう。
昔も今も、若手と外人を料理するには鉄板の攻めである。
ましてや先月まで制服を着ていた18歳。結果は火を見るより明らかだ。

だが3球団競合のスーパールーキーは違った。
まず追い込まれたからの初球。
逆方向へ流した打球はぐんぐん伸びてファール線わずか数十センチ左のフェンスに直撃。
三振どころかあと少しで逆転HRという打球に観客、そしてベンチが息を飲んだ。

仕切り直しの2球目。三振前のまぐれ当たりという格言もあるように大抵は期待外れに終わるのだが、
ここでも空振りを狙った執拗な変化球に柔軟に対応してふたたびファール。
さらに3球目も泳ぎながらもなんとか食らいつき、並外れた対応力に客席からは拍手が贈られた。

結局4球目でセンターへのフライに打ち取られたが、これだけの内容をみせてくれれば満足。
簡単に空振りに倒れる諸先輩たちとは一味違うことが分かっただけでも充分な収穫である。







野本なんかは何百回やらせても落ちる球に手を出すわけで、
実績無いのにちゃんとカットなり見逃しなりできる周平はやはりセンスが違うのだろう。




[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

ドラフトから一日が経ち、想像以上に菅野問題が波紋を呼んでいて驚いた。


中でも原貢氏の「人権蹂躙」発言は言葉のインパクトも強く、賛否を巻き起こしているが、
私個人としては今回の件については日ハムの英断に拍手!という大方の野球ファンの意見に同調したい。
まず菅野の巨人入りを推す関係者に問いたいのは、「なぜ菅野だけ特別扱いしなきゃいけないのか」ということ。

ドラフト会議が戦力均衡を図るための制度である以上は、その意義を損ねるような真似は絶対にしてはならない。
にも関わらず巨人及び東海大が圧力ともいえる空気を作り出して他球団を牽制した行為は明らかに不当である。
指名した日ハムは挨拶なども無く誠意がないと東海大の関係者が球団を批判しているのもおかしな話だ。
事前に指名することを伝えたら、報知スポーツ等の媒体を使い「巨人以外ならNO」などと発信させるのは目に見えている。
この場合、巨人以外の球団が指名するなら特攻しかあり得なかったのだ。

そして菅野の巨人入団を周囲が異常にまで推す最大の理由ともいえる「血縁」。
確かに原監督の甥が巨人に入団すれば話題性は高いだろうが…「で?」の一言で一蹴されるレベル。
ドラフトの規則書に血縁関係者は優遇すべしなんて文言は隅から隅まで読んでも、逆さにしても書いちゃいない。
あるいは巨人に配られた規則書にだけそのような誤記が記載されていたのだろうか?んなわけない。


今回の件では巨人が非常に哀れな醜態を曝したわけだが、それを演出したのが長年に渡ってライバル関係にあたる
阪神や中日ではなく、一昔前まで東京ドームを「貸してあげてた」日ハムというのが面白い。
つい最近までは不人気球団の代表だった日ハムも、今や指折りの人気球団。一方の巨人はジリ貧傾向。
その巨人が相も変わらず球界を私物化しようとしたところ、新興勢力に等しい日ハムに一石を投じられた。

以前なら考えられない構図だが、時代の変化に伴って球界も大きく変貌を遂げているのだ。
それに気付かず昭和時代の感覚そのままに球界を牛耳ろうとする巨人の時代錯誤さが哀れで仕方ない。
昔は巨人が吠えれば他球団は怯むしかなかった。だが今はパ球団でも平気で吠え返す。
巨人独裁がいよいよ通用しなくなったのだと強烈に実感した、今回の菅野問題であった。




さて、中日が引き当てた高橋周平がドラフト後に学校にて会見を開いた。
くじ引きの際の表情はあまり芳しくなく、まさかの入団拒否かとも一瞬心配したのだが、杞憂だった。
会見では早くも憧れの先輩の名を挙げて抱負を語ってくれた。








あの人、今ならめちゃくちゃ楽勝で超えられるよ!




[中日ドラゴンズ] [スポーツ]


悪は…







滅びる!







正義は…







……







……







勝つ!



その「間」はなんだ!?と誰もが突っ込んだ高木次期監督の当たりくじ。

前回監督時代には当たりくじを引いたことのなかった高木氏がいきなり大仕事をやってくれた。
残り物を引き、なおかつ妙な「間」で周囲を撹乱しつつちゃっかり当てた一連の流れには
意外と高木氏も落合監督に負けず劣らずの曲者じゃないかとニヤリとしてしまった。
とりあえず平田以来の高校生大物打者を獲れたのは非常に喜ばしいことである。


そしてその数分後、巨人が菅野を外したことも中日にとって意義が大きい。
もちろん来季以降の巨人の戦力ダウンも然ることながら、この「菅野外し」は来週のCSでも中日にはプラスになるだろう。
短期決戦において流れを左右するのは、戦力云々以上にメンタル面の好不調だと思うのだが、
ここで予定通りに菅野を獲得していたら、巨人にとっては最高の追い風となって土曜からのCSを迎えていただろう。

しかし先日の中日3タテから長野サヨナラ満弾と立て続けに乗りまくっていた巨人のツキは、これで一旦離れた。
逆に高橋周平を1/3で当てた中日は、なんとなく追い風に背を押された気分で決戦に挑める。
もしCSを中日が勝ち抜けば、その一因としてこのドラフトの明暗も大いに影響したと言えるのではなかろうか。

二重の意味で大きな高橋周平獲得、そして菅野外しであった。




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