イレコミ!ドラゴンズ

黄金期の軌跡を形に残しときたくて削除せず放置してます
[中日ドラゴンズ] [スポーツ]






初回を川井が実に簡単に、わずか5球で片づけた直後だった。
その裏、打線のブレーキとなっていた先頭の荒木が…、アクセルを踏んだ!






エンジン・オン!



昨日までの拙攻が嘘のように、初回から繋がった打線は一挙一巡で4点を先取した。

きっかけは、やはり荒木である。
今日もダメなら呪文を唱えてでも金縛りを解かねばとの冗談を昨日の記事で書いたが、
キレイなセンター返しが青木の前にポトンと落ちた瞬間、その必要がないのを確信した。
3試合も打線をがんじがらめにしていた金縛りは遂に解かれ、本当の意味で選手たちが「動き出した」のだ。


かつてに比べれば盗塁力にこそ陰りは見えるものの、落合中日の1番打者は8年間ずっと荒木だった。
打線を生かすも殺すも荒木次第。そんな重圧下でひたすら安定した結果を残してきた男はそうそうへこたれない。
昨日は二度の満塁機で凡退し、相当悔しい思いをしただろうが、さすがはベテラン。しっかり切り替えてくれた。
「号砲」というには迫力に欠ける荒木らしい単打。だが、ナインには何よりも力強いエンジン・オンの合図だ。

こうなると不思議なもので、昨日までできなかったことがいとも簡単にできてしまう。
最初のチャンスでは待望のタイムリーが飛び出し、当たる気配もなかった平田のバットも火を噴く。
大島も快足を飛ばして内野安打を放ち、効果的な追加点も4番が一振りで叩きだす。
6回以降は12球団最強のリリーフ陣を贅沢に1イニングずつ刻み、追加点を与えずの文句ない勝利である。








これで真の連覇に王手。絶対に取りたかった王手を先にかけた意味はあまりにも大きい。
もうブレーキなんかいらない。このままアクセルベタ踏みで福岡へ突っ走れ!


明日…、決めるんダ!がね。




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今の中日打線の状態を一言で表すなら、金縛りである。
あれだけ調子のよかった打線が、あろうことかここに来てピキーンと金縛りに掛かってしまった。
幾度となく訪れる四球絡みのチャンスにも、どうしてもあと一打が出ない、点が入らない。


おそらく「一死満塁で山井を代えなかった」場面を采配ミスと捉える方が多いのだろうが、
金縛り状態にある今、仮に代打を出していても結果は同じだったと私は思っている。
もちろんみすみすアウトを献上したことと併せて直後に勝ち越しを許したことで怒りが増幅するのは分かるが。

とは言っても短期決戦。
シーズン中なら泰然自若として金縛りが解けるのを待つという選択肢もあるが、
あと2つ負けたら終了のこの期に及んで悠長に待っていられないのも、また事実である。
解けないのなら、解けないなりに采配ややり繰りで何とか凌ぐのが監督の仕事。
豊臣秀吉じゃないが、「鳴かぬなら鳴かせてみせる」のが、まさに今であろう。

昨日、今日とスタメンの変更もなくそれと言った采配もなかったのは多分落合なりの「敢えて」で、
五分に並ばれたことで明日はいよいよ鞭を入れてくる可能性が高いと思う。
どう見ても確変が終わった谷繁の打順を下げるとか、バットに当たる気配すらない平田を一旦下げるとか。



だがいくら打線を組み替えようが、そもそも安打が出ないんじゃ何も始まらないわけで。
やはりキーマンを挙げるなら、荒木だ。昨年のCSのときも書いたが、このチームは荒木次第なのだ。
荒木が初回にポンと出塁すれば、おそらく一気に金縛りも解けて道が拓けるに違いないし、
今夜のように荒木がブレーキをかけると打線全体が急停車してしまう。これはシーズン中でも同じ。
まさしく荒木は中日打線のアクセルであり、エンジンなのである。

幸いにも試合の中身を見てみると、ヤクルトも調子いいどころか大概酷いのでいくらでも隙はある。
中日に負けず劣らずの貧打っぷりに加え、出てくる投手がことごとく四球、四球のオンパレード。
極めてレベルが低いにも関わらず、金縛りの中日がさらに上を行く悲惨さなので結果的に勝っているだけだ。


もうこれはキッカケひとつで、具体的にいえば荒木の出塁ひとつで劇的に全てが変わるに違いない。
金縛りの原因が荒木なら、解くのも荒木。明日の第一打席の荒木の打席は要注目である。

で、やっぱり荒木がダメなようなら、ここはひとつ呪文を唱えてファンの力で金縛りを解こうではないか。
ググってみると、どうやら呪文にも色々あるようだが、よく分からないから皆知ってて簡単なやつでいこう。
もし明日、荒木が自力で金縛りを解くのに失敗した場合は、強く念じながらこう唱えるべし。






「バルス!」



やっべ、打線破滅させちゃったよ。




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我らが中日スポーツの今朝の一面である。

荒木が最近盗塁を量産しており、遂にはトップの藤村との差を1個にまで詰めた。
たなぼた感は拭えないとは言え、08年以来のタイトル獲得者ゼロは免れることができるかもしれない。

なおかつチーム内での規定打席到達者中、最高の2割6分台という恐るべき高打率を維持する荒木が
今夜からの巨人3連戦では起爆剤になるだろ、と。記事の要旨はそんなところだ。
が、今朝この一面を見た刹那、私はイヤな予感にとらわれた。「中スポ」の呪いとでも言おうか。


移動日明けの一面にはその日からのカードのキーマンとなり得る選手が一面を飾るのが通例だが、
私の記憶する限り、今季期待どおりにそのカードでその選手が活躍して勝ったケースは一度もない。
解説者が選手を褒めると、打たれたり三振して、気まずい空気が放送席に流れるのは頻繁に見かけるシーンだが、
中スポが仰々しく期待を煽るとコケる、というのもあるあるネタとして立派に定着しつつある。







そして今夜も案の定、「起爆剤」荒木は9回の一番おもしろい場面であっさりポップフライを上げてしまった。
余計なこと書くから……。もう毎日ドアラのことばっかり書いてればいいや。



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荒木は真面目な男である。見るからに真面目な印象そのままに、実際に真面目である。
だからおそらく野球に対しても人一倍真摯に取り組んでいるに違いない。


その真摯な姿勢こそが球界最強セカンドへと導いた要因なのは疑いようがないが、
一年に一度のASのときくらいは、パーッと気を緩めて野球をやってもらいたいと思う。
特に今年は3試合の後に中一日で後半戦開始と過酷な日程が組まれており、ぶっちゃけこんなところで
真面目に野球をやって調子を崩しました、じゃ洒落にならないので、ぜひ楽しんでプレイして頂きたい次第である。


キーワードは、 「楽しむ」 ! 難しいことは考えないで、とにかく楽しんで荒木がバットを振ってみた!






ブルンッ




ポトッ




「デヘヘ、楽しんで振ったら入っちゃった☆」




荒木は真面目な男だが、実は何にも考えない方がうまくいくタイプらしい。



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どんな打者でも終わってみれば2割以上4割未満の範囲内に収まるのは、野球の七不思議のひとつである。
月間打率ではとんでもない数字を残す選手もいるのに、なぜ年間となるときっちりこの範囲内で落ち着くのか。
(2割の方は、単にそれ以下しか打たないようなザコは年間通して使われないだけだと思うが)

「トイストーリー3」「マルモのおきて」を立て続けに見て思いっきりファンタジーに浸っている今の私は、
「野球の神様が不公平にならないように調整してるんだ!」と真顔で言っちゃいそうな勢いである。


この、なぜか平均値に近付く現象を「調整力」と言うとしたら、荒木雅博はかなり極端な「調整力」の持ち主だ。
何を隠そうシーズン4安打以上の日本記録の保持者である荒木は、典型的な固め打ちバッターである。

固め打ちは言うまでもなく素晴らしい長所なのだが、荒木の場合はそこで「調整力」が働き、
翌日には平気でタコをかまし、その後もせいぜい1安打ペースできっちり2割6,7分に収まってしまうのだ。
極端ささえ無くなれば常時3割前後を狙える超安定したトップバッターになれるというのに、実にもったいない。


その荒木が今まさに革変モードの真っただ中にいる。
今日、昨日の活躍を含めたこの2カード6試合の打率は、なんと23打数9安打で3割9分1厘
一つ負け越しで終えたチームの不振など物ともせず、荒木だけはノリまくっているのだ。


だが、浮かれてもいられない。そもそも荒木がこんなに打つわけがない。
こうなってくると、そろそろ案ずるべきは荒木のおそるべき「調整力」。







10日からのヤクルト戦、「調整力」の作動でタコに倒れる荒木の姿がはっきりと見えてしまった。