イレコミ!ドラゴンズ

黄金期の軌跡を形に残しときたくて削除せず放置してます
[中日ドラゴンズ] [スポーツ]





「ふむふむ、後藤光尊はFA濃厚か。でも内野手なんだよなぁ」


「直倫と井端がいる中日には必要ない選手やね」


「でもあのバッティングは魅力だしなぁ~。悩むなぁ」


「外野コンバートというわけにはいかへんの?後藤を」


「それが条件じゃ来てくれないでしょ」


「確かに。内野手には内野手のプライドがあるやろからな」


「無理やり内野で使うなら後藤セカンド、直倫サードで森野ファースト、ブランコ外野か」


「・・・」


「・・・」


「ないね」


「うん、ないね」


「かつての大豊・パウエルを彷彿とさせる恐怖外野になりますね」


「あの時まともに守備できたのって僕と鳥越くらいやからね」


「(出たーっ、自画自賛)」


「ともかく、後藤は今の中日には必要ない選手ってことやな」


「テレビの仕事が忙しいからね、僕はそろそろ失礼させてもらうわ、それじゃ」


「えーっと、なになに・・・後藤の奥さんは元グラドル・・・」


ピクリ







「うわーっ、98cmGカップすげえ~!」



「後藤には何億叩いてでも中日に来てもらわなあかんね(ニヤリ)」


「さっさとテレビの仕事行けよ」




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[中日ドラゴンズ] [スポーツ]





 「阪神また勝ったかぁ~。こりゃCSは阪神かな」


 「危ないところやったね。村田にはお礼を言っておかないと」


 「ほんとですね・・・ってあんたいつの間に!」


 「細かいことは気にしない。時にフクシくん、君は阪神と巨人、どちらと戦いたいのかな?」


 「どっちもどっちだけど、ナゴヤドームで戦いやすいのは阪神・・・かな」


 「でも能見と久保が出てきたら、果たして中日打線は打てるかな?」


 「そこなんですよね。その点、巨人にはこれと言った先発Pがいないから有利っちゃ有利ですね」


 「だけど、なんとなく巨人打線とは戦いたくない」


 「さすが立浪さんです。その通りです」


 「そこで、僕に妙案があるんやけど・・・」


 「妙案?」


 「どちらかといえば大人しい中日ナインには人参作戦がええと思うんよね」


 「なるほど、たとえば活躍した選手にボーナスあげるとか」


 「そうそう、ホームラン一本につき100万円とかね」


 「だったらタイムリー一本につき30万円くらいですね」


 「そうやね、あとオプションでスキャンダル一個もみ消しとかね(笑)」


 「・・・」


 「・・・」


 「笑えねえよ」



でもよく考えればヤクルトが出てくるよりは巨人と阪神のが100倍マシである。



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瞬刻に懸ける想い


日本中が歓喜した韓国戦後の真夜中(2日)、CBCで良質なドキュメントが、ひっそりと放送された。
番組の題名は「"瞬刻"~一打に懸けたミスタードラゴンズ・立浪和義」。
開幕前から独占で追い続けたスタッフによる、立浪の完全密着ドキュメントである。

番組の概要は、不動のレギュラーから代打の切り札へと転身を遂げ立浪のリアルな胸中や心境を、本人のコメントを交えながら紹介するというもの。
精神統一のために毎朝漢字ドリルに取り組む姿や、打席毎の反省点をノートに記すマメさ、
さらにシーズン中何度も足を怪我していた事実や、メンタル面で折れそうになっていた事など、
普段の情報だけでは決して知ることのできない"素顔"の立浪を垣間見れて、とても興味深かった。


さて番組中に登場した立浪語録の中で、とりわけ印象に残ったコメントがあった。
それは、シーズンも佳境に入った夏場、思うようなパフォーマンスができない事を嘆き、立浪がこぼした一言だった。











「情けない、恥ずかしい」―。

ヒーロー・立浪和義がみせた、人間らしい弱い一面。
それは格好良い立浪しか知らない我々ファンにとって、とても新鮮に聞こえた。



あるかどうかも分からない「機会」を、常に緊張感をもって待ち続ける代打屋稼業は、
想像を絶するほどのストレスとプレッシャーを要するに違いない。
だが立浪は、そんな役目にも一切の妥協を許さず常にベストが尽くせるよう努力を怠らない。

試合の終盤、コールと同時に起こる割れんばかりの大歓声。
今回の番組を見て、なぜ人々がこんなにも立浪という男に惹かれるのかが、よく分かった気がした。
そしてかく言う私も、そんな立浪和義を、またひとつ惚れ直した者の一人だ。



最後に、来季への意気込みを問われた立浪は、いつもの自然体で、こう答えてくれた。





瞬刻の美に、全ての想いを懸ける男・立浪和義。
燃える決意を胸に秘め、ヒーローは21年目の戦場へと向かう。


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勝利を決定づけた一球


中日8-1日本ハム

今夜のヒーローは間違いなく中田だが、影の功労者として立浪の存在があると思う。


昨日に続き5番DHで出場した神様・立浪和義。
しかし第一戦はダルビッシュの前に3三振に抑え込まれ、
今日も3打席ヒットが無く、仕事を果たせずナゴヤへ戻る事となった。

結果だけみれば期待外れに終わった二日間だったが、
今日の二打席目で、立浪は試合の流れを引き寄せる大きな働きをみせていた。



振り返ってみよう。

4回表。森野、ウッズの連続四球で一死一、二塁という場面。
やや乱れてきたグリンを一気に攻めて優勢に立ちたいところで、打席には立浪が入る。

ここでベストなのは、もちろん安打で走者を返すことに決まっているが、
そうでなくてもとりあえず併殺だけは避けなければならない場面である。
逆に言えば、併殺でさえなければOKということ。

しかしグリンは変化球を引っ掛けさせることがうまい投手だ。
さすがの立浪といえども、少々難しい打席だったのではないだろうか。


さて勝負は、ボール-見逃し-ボール-ファールで簡単に2ストライクとなる。

カウント的には、ややグリンの方が有利と言える。
何しろ立浪は、ゴロを打ってはいけないという制限のもとで追い込まれてしまったのだ。

続く5球目は低めに外れて、カウントは2-3。
いよいよ、次が勝負の6球目だ。

四球が許されない状況なだけに、間違いなく勝負してくることは分かっている。
問題は、それが直球なのか、変化球なのか。

立浪といえば、読み打ちの巧さで名球界入りを果たした達人。
その証拠に、今シーズンは2-3からの打率が.385と抜群の数字を残している。

一方のグリンも、三振は少ないながら防御率2.20と安定した数字を残した好投手である。

まさに技術vs.技術のぶつかり合いとなったこの勝負。


そして投じられた6球目―。






外角やや高目へのストレートを・・・




カットした!



腰の引け具合から見るに、おそらく立浪が待っていたのは内角の変化球だろう。
だがそこで、バッテリーが選んだのは外角の直球だった。

普通なら、空振り三振でもおかしくはないところで、
立浪は経験と技術を生かし、これをカットで逃げたのだ。

もしこの球を無理してフェアゾーンに打ち返したとしても、
おそらく結果は(よほどうまく三塁の頭を越えない限り)最悪のゲッツーになっていた可能性が高い。

かと言って、見逃していれば三振を取られるコースである。
つまり立浪は、このカウント、この球に対して、考えうる最高のパフォーマンスを発揮したのである。

この後、明らかに動揺したグリンは結局、四球を出すことになるが、
勝負球をカットされたことがバッテリーの頭脳を微妙に混乱させたのは間違いない。






もし「江川の人」が続いていれば、多分ここが正解だったと思う。
渋いながらも、立浪の巧さが光った場面であった。


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神の一閃


それは一瞬のできごとだった。

6回表、繋ぎの野球で寺原を攻め立て、一死満塁。
ここで監督は、英智に代えて早くも切り札を投入する。

"バッターは、立浪"

ウグイス嬢がそう名を告げると、青く染まったスタンドは一杯の歓声に包まれる。
昨年から何度も見てきた、英雄を迎えるための「儀式」である。


一本出ればたちまち相手を引き離せる絶好のシーン。
だがもし凡退に終われば、流れは一気に相手へと渡る。
まさに打席の結果次第で試合展開が大きく変わるターニングポイント。

並の選手ならプレッシャーにやられて満足なスイングが出来ないものだが、
18歳から第一線でプレイし続けてきた男にとっては、これも「オイシイ場面」でしかなかったようだ。


寺原の投じた初球。














放たれた閃光は、瞬く間にライトスタンドへ突き刺さった。


立浪にとって実に一年四ヶ月半振りとなるホームランは、
CSマジック27点灯を呼び込む貴重な代打満塁アーチとなった。

夏の終わり、ハマの夜空を彩った現御神の打ち上げ花火。
その弾道の先に、53年振りのハッピーエンドが見えた・・・気がした。