イレコミ!ドラゴンズ

黄金期の軌跡を形に残しときたくて削除せず放置してます
[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

宝の持ち腐れ

●中日3-7ヤクルト

「宝の持ち腐れ」とは、優れた才能がありながらそれを発揮しない事を意味する慣用句である。
実は今、ドラゴンズにも一ヶ月という長きに渡って、自慢の「お宝」を見せられずに苦しんでいる選手がいる。




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タイロンウッズである。



完全な振り遅れであっても、かすりさえすればスタンドに持っていける長打力が自慢のウッズ。
だがそのウッズが、なんと一ヶ月以上も一発から遠ざかっているのだ。
最後に打ったのが5月31日の楽天戦。つまり6月は月間アーチ0本。
これはもちろん、来日5年目にして初の屈辱。
腰痛で5試合を欠場したとは言え、あまりにウッズらしくない成績である。

当の本人は、「ASまでに(残り16試合)28本から30本は打ちたい」と気丈に振舞うものの、
先日のSB戦や今日の打席内容を見る限り、復調にはまだまだ時間がかかりそうだ。

もっとも、それまでの貯金が凄かったため、一ヶ月音無しでも二冠王を守っているあたりはさすが。
だが今のままでは巨人の新四番・阿部に逆転されるのも時間の問題だろう。

報道を見る限り、NASAのマットを遠征先に持参したりとか、ボンズ手袋でバッティングに臨んだりとか、
必死で現状を打開しようとする姿勢はよく伝わってくる。

7月を迎えてゲーム差は4。もう気長に待っている余裕はない。
年俸6億円相応の働きを見せなければ、来季の契約は無いだろう。


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[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

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アイスラッガー山井


今ひとつ乗り切れない一軍先発陣に、頼もしい男が帰ってくるかもしれない。
04年優勝の立役者・山井大介(29)である。

山井は29日に行われたファームの阪神戦で先発登板。
7回を投げ3安打無四球無失点、球数もわずか91と見事な省エネピッチを見せた。
前回19日の阪神戦でも完封勝利を飾った山井は、これで16イニング連続無失点を続け、
ファームながら6勝1敗防御率1.57と抜群の安定感を誇っている。

さて2004年を除けば大した実績を挙げていないにも関わらず、
ファンの間での山井の人気は非常に高いものがある。
それはなぜか?このブログをご覧になるようなコアなファンの方々は当然ご存知だろう。

そう、何を隠そうこの男、




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ウルトラセブンにクリソツなのだ。



とは言っても、似ているのは顔立ちでなく、サングラスを着用した風貌だ。
なんでも「(メジャーの大投手)ガニエを真似る」という意味で着用を始めたらしい。
ちなみに、ウルトラセブンというあだ名については、
登場テーマ曲に同番組の主題歌を使っている事から、本人も気に入っている様子である。


ではここで、簡単に山井の経歴をおさらいしておこう。
山井は01年に河合楽器から6巡目で入団。
ルーキーイヤーにいきなり6勝を挙げて将来を期待されたのち、
「試合前にジャンケンに勝って登板が決まった」という2004年9月12日の広島戦でプロ初完封し一挙にブレイク。
その年の日本シリーズでは西武を無失点に抑える快投をみせ、一躍その名を知らしめた。
だが更なる飛躍が期待された2005年は開幕からローテに入るも、ピリッとした活躍はできず、
遂に昨年は右肩痛の影響もあり一軍登板なしでシーズンを終えてしまった。

そして迎えた2007年。今季の結果次第ではトレードか解雇通告が確実なだけに、
まさに背水の陣で挑むシーズンというわけだ。


今のところ一軍からのお呼びはまだかかっていないが、過去にローテ投手を務めていたことや、
二軍でこれだけの成績を残していることを考えれば、招集されるのも時間の問題だろう。
ウルトラセブンの必殺技から名付けられた「アイスラッガー」と呼ばれるスライダーを武器に、
マウンドでピョンピョン躍動する山井の勇姿を早く見たいものだ。


何にせよ、選手が一軍に昇格するか否かは、すべて監督の判断次第。
「ウルトラセブン」のオープニングっぽくクレジットすると・・・、




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そういや最近、パチンコウルトラセブンで1万円すったばっかだわ。


[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

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ヒロミツ・オチアイの電話相談室


この番組は、子供から寄せられる素朴な疑問・質問に対し、
中日監督のヒロミツさんが優しく丁寧に答えるというものである。

今日はどんな相談が寄せられるのか。
おやおや、さっそく電話が鳴っているようだ。


(トゥルルルルル)


20070628112227.jpg 「はい、もしもし」


setsuko.jpg 「もしもし」


20070628112227.jpg 「お名前は?」


setsuko.jpg 「うち、節子」


20070628112227.jpg 「・・・で、要件は?」


setsuko.jpg 「えーっと、あの、質問なんですが・・・」


20070628112227.jpg 「分かったから、早く言え」


setsuko.jpg 「なんで今週、全然野球無いん?」


20070628112227.jpg 「ルールなんだから仕方ない。我々はそれに則って野球をやるだけ。以上」


setsuko.jpg 「よぉ分かったような、分からんような答えやなぁ」


20070628112227.jpg 「要件はそれだけか?」


setsuko.jpg 「まだあるで。なぁ、なんで・・・」




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setsuko.jpg 「斉藤隆が159㌔も出せたん?スピードガン壊れてんちゃうん?」


20070628112227.jpg 「何年もやってればそういう事もあるってこと。オレなら目を瞑ってでも打てる


setsuko.jpg 「さ、さすが三冠王は違うわ・・・、じゃあ今度は中日について質問させてもらうで」


20070628112227.jpg 「手短に頼むぞ」


setsuko.jpg 「なぁ、なんでロッテや西武には勝てるのに、楽天には弱いん?」
        「うち、不思議でしゃーないわぁ」



20070628112227.jpg 「ベンチで野球見てりゃ理由が分かる。お前には分からなくて結構


setsuko.jpg 「こ、答えになってないやん。じゃあ、交流戦を一言で総括してみてや」


20070628112227.jpg 「試合数が減って観客が増えた。パは強い。収穫はウッズの三振


setsuko.jpg 「意味不明やな。じゃあ、なんで苦戦してしもうたん?」


20070628112227.jpg 「ベンチのミス。選手は悪くない。オレが余計な事したせいでこうなった」


setsuko.jpg 「じゃあセリーグ再開に向けて意気込みを頼むわ」


20070628112227.jpg 「何もないよ。まだこの時期はな」


setsuko.jpg 「勝負どころはやっぱ夏休みあたりに来そう?」


20070628112227.jpg 「分からん。こればっかりはな。相手のあることだし」


setsuko.jpg 「せやけど、なんで今年の巨人、あんなに強いん?」


20070628112227.jpg 「去年と大差ねぇよ。谷と小笠原だけだろ。そう騒ぐことないんじゃないか」


setsuko.jpg 「そうか、じゃあ余裕でひっくり返せそうやな」


20070628112227.jpg 「おい、お前何ナメてんだ


setsuko.jpg 「何って、巨人や」


20070628112227.jpg 「アホ。内海のドロップはナメたら痛い目に遭うぞ」


setsuko.jpg 「・・・無理やりネタ作ったな」


20070628112227.jpg 「・・・」


setsuko.jpg 「・・・」


setsuko.jpg 「なぁ、ところで、何でさっきからヒロミツさん、泣いてん」
         「まさか"火垂の墓"見て泣いてるんちゃうやろな」


namidaochiai.jpg すいません、涙もろいもんで・・・


setsuko.jpg 名セリフきたーーーっ



以上、拍手10オーバーにより実現した夢のビッグ電話対談でした。

※映画「火垂の墓」に特別な思い入れのある方には不愉快な部分もあるかと思いますが、ご容赦ください。


[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

恐怖のみなとみらい


昨夜、巨人は楽天打線の猛攻を喰らい大敗。
中日は試合が無かったため、自動的にゲーム差は3.5に縮まった。

0.5くらい縮まったからと言って大した変化はないのだが、4と3.5じゃ感覚面での違いが随分大きい。
4というとやや絶望的な数字に思えるが、3.5というと途端に射程圏内に感じるのは私だけだろうか。
ましてや、もし昨夜巨人が勝っていたら差は更に絶望的な4.5に広がっていたのだから、
楽天さんには感謝してもし切れないくらいだ。この際、組織表も許す。

ともかく、今朝私は3.5差という数字見たさに朝一でネットの順位表を開いたのだった。




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「よしよし、じゅうぶん射程圏内だぜ」



よくよく見れば勝率も.561と高水準をキープしているし、29日からは中村紀や山本昌も復帰するという。
そこにクルスが加入すれば、巨人なんて今すぐにでもひっくり返せるじゃないか!
そんな逆転Vの青写真を思い浮かべながら朝の美味しいコーヒーを淹れていた・・・、
まさにその時、私はとんでもない事に気付いてしまった!



「こ、これは!?」




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「よ、横浜が2差で迫ってきてるだとぉ!?」



なんと、「上」ばかり見ていたら、むしろ「下」になる可能性のが高くなっていたのだ。これはマズい。
つい最近まで「1,2位は中日と巨人で堅い。3位争いが楽しみ」などと余裕をかましていたのがウソみたいだ。

これが本当の、





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「ふりむけばヨコハマ」ってか。



大鶴義丹もビックリの驚異的な追い上げに要注意だ。

そんで気付いたら「追いかけてヨコハマ」(桜田淳子)になってた、などというつまらん冗談は、ごめんこうむりたい。

[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

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秘密兵器・クルス!


2007年竜の秘密兵器・クルスが遂にベールを脱ぐ日が来た!?

クルスと言えば育成選手として入団するも、キャンプを通して評価が急上昇し、
一時は中村紀ではなくクルスが支配下登録されるのではと噂されたほどの逸材だ。
結局、半ばデキレースのような形で支配下登録枠を掴み損ねてしまったが、
2軍戦では主にクローザーとして起用され21試合登板1勝9S、防御率0.78の驚異的な成績を残している。

「二軍じゃもったいない」と言われ続けて三ヶ月。
同じく新外人のバレンタインが早い段階で解雇されたため、70個目の登録枠が再び空席となり、
満を持してクルスが支配下登録される事になったというわけだ。
186センチ109キロという巨体で常時150キロ台の直球を投げ込むというクルス。
年俸600万円の格安契約で、どこまで活躍するか見どころだ。



さて一軍昇格するのも時間の問題と言われているが、
クルスの加入はこれ以上ないほどチームに好影響を与えるだろう。
まず、①岡本・平井の負担を減らせるのが大きい。
現在、中継ぎ陣で頼りになるのはこの二人だけというのが現状。
点差に関わらず終盤になればどちらかが出てくるといった感じだが、
Sラミレスよりも頼りになりそうなクルスの加入によって、
二人を温存することが可能になるのだ。

次に、②チームを上昇させる起爆剤にもなり得るだろう。
やはり優勝を狙うにおいて、彗星のごとく現れるラッキーマンの存在は必須。
1988年の山本昌然り、2004年の高橋光然り、昨年の佐藤充然り。
とくに外人のクルスには、1996年途中から抑えとして巨人に加入し、
フォークを武器に大車輪の働きをみせたマリオのような活躍を期待したい。

そして最後に




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③中スポのダジャレレパートリーが増える。


「クルスが来るっす!」。
実力派の渋谷記者がドラ番のキャップを務める今、
100人中99人が思いつくであろうベタなダジャレを中スポが載せるかどうか。

いや、その前にサンドラの若狭が使いそうか。


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     特撮ヒーロー理論


交流戦を終えて、現在中日は貯金8個、首位の巨人とは4ゲーム差の2位につけている。
故障者続出で、しかも主力が一向に不調というチーム状況を考えれば「よくやっている」と評価できるのかもしれないが、
前評判の高さと比べると、若干の物足りなさを感じるところである。
実際、ほとんどの中日ファンが、ここまでの戦いっぷりに満足はしていないだろう。

それだけ落合の就任以来、中日ドラゴンズというチームが強くなった証拠でもあるが、
せっかく応援しているからには、やはり沢山の勝ち試合を見たいのは当然のこと。

しかし、最近の中日ファンは勝ちに慣れすぎてしまい、少々贅沢になってはいないだろうか。
各サイト等でのファンの発言を見ていると、どうも勝ちを急ぎすぎているような印象を受けるのだ。

そこで私は、「もう少しドッシリ構えて観戦しようぜ」という意思をもって、
特撮ヒーロー理論というものをここに提唱したいと思う。




【特撮ヒーロー理論とは】


一言でいえば、「ペナントレースと特撮番組の流れはよく似ている」という考え方である。

まず、ウルトラマンや仮面ライダー、戦隊ヒーローといった子供向け特撮番組を見ていて、
誰もが一度は考えたことがあるであろう疑問に、
「なぜ、ヒーローは最初から必殺技を使わないのか?」というものがある。
そりゃそうだ。最初っから必殺技を繰り出せば、怪獣なんか5秒で倒せるのに。
ヒーローが、いつもピンチに陥るまで必殺技を温存するのは何故なのか。

夢のない大人は、きっとこう答えるに違いない。
「それじゃ番組が成立しないからだよ」と。確かにそれも一理あるだろう。
約30分という時間の中で一話を完結させることを考えると、
戦闘シーンがたった5秒で終わったんじゃバランスが悪すぎる。
さらに主な視聴者である子供は、どう考えたってエヴァンゲリオンのような複雑な人間ドラマより、
ウルトラマンのようなヒーローvs.怪獣という単純な構図が好きに決まっている。

だが純粋無垢な私には、それだけが理由だとはどうしても考えられない。
子供の頃、人形や超合金を使った一人二役ヒーローごっこという遊びがあった。
これは片手でヒーロー人形を、もう片方の手で怪獣人形を操り、
一人二役でストーリーを作ってヒーローごっこを行うという、最強の自己満足遊びである。

だがそういった遊びを行う際も、私は必ず一旦、ヒーローをピンチに陥らせ、
そこから形勢逆転で怪獣を倒すという、番組と同じ展開を作って楽しんでいた記憶がある。
もちろん時間的拘束はないし、その気になれば1秒で終わらせる事が出来るにも関わらずだ。
この経験から私は、「ヒトはピンチ→逆転のパターンが本能的に好きなのでは」と考えるようになったのだ。



話を野球のペナントレースに戻そう。
最近、ちょっと負けるたびにアレやコレやと戦犯探しと原因追及に躍起になるファンが多いようだが、
特撮的に言えば、今はちょうどピンチに陥り始めたくらいの段階である。

そろそろ子供達が「ドラゴンズ、負けちゃうの?」と不安を抱き始める頃だが、安心したまえ。
ドラゴンズは、「ピンチ→逆転」のパターンでストーリーを盛り上げるため、
わざとピンチのフリをしているだけなのだ!


あと二ヶ月、我慢して試合を見続けていて欲しい。
夏休みの終盤、物語のクライマックスあたりになれば、きっと





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必殺技で怪獣をやっつけるに違いない!



ちなみに私は未だかつて、ガチでヒーローが負ける番組を見たことがない。
仮面ライダーBLACKも恐竜戦隊ジュウレンジャーも、最後はちゃんと敵を倒していた。
今年のペナントレースが、初めて見る「悪夢のシナリオ」にならない事を祈る。


[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

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        恐怖症


●中日2-9ソフトバンク

恐怖症とは特定のある一つのものに対して、
心理学的、および生理学的に異常な反応を起こす症状で、精神疾患の一種である。

例えば幼少期に噛まれたり驚かされた経験から犬などに触れるのが怖くなる動物恐怖症、
安全な場所であっても、下に落ちてしまうのではないかという不安がつきまとう高所恐怖症など、
誰もがひとつは何らかの恐怖症を持っているのではないだろうか。

だが普通は日常生活や仕事を行う上では支障をきたさない程度のものが大半なので、
恐怖症を抱えているからと言って周囲からの評価が下がるようなことは、まず無い。


しかし例外的に、恐怖症が自身の仕事成績に直結する職業がある。
そう、スポーツ選手、とくに野球選手である。

野球は他のチームスポーツとは違い、チームスポーツでありながら、
投手vs.野手という個人戦を中心に進行するという特徴を持つ。
そのため当然、何度も対戦していれば相性という概念が生まれ始め、
それが極端になるとやがて恐怖症へと変わって行ってしまうのだ。

今日の先発・中田賢一も、まさにその恐怖症に苦しめられノックアウトされてしまった。

中田の患う恐怖症、それは



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小久保恐怖症である。


前回登板した6月3日には決勝グランドスラムを浴び、
今日もまた二打席連続のホームランを浴びた中田。

中田と小久保(巨人時代含む)の通算対戦成績は、今日の結果を含めて11打数8安打となった。
そのうち5本が本塁打というのだから、中田が恐怖心を抱くのも止む無しといった感じだ。

もはやここまでくると苦手意識なんて生易しいものではなく、
マウンド上で膝を震わせるほどの恐怖症へと症状が悪化しているに違いない。


ちなみに恐怖症とは反対の平気症という精神疾患も存在するらしい。
なんでも幼少期から高層ビルでの生活に慣れた子供が高所に対する恐怖心を極端に失くすといった類のもので、
これも一種の精神疾患に数えられるのだという。

中田が小久保に対して恐怖症を抱いているのに対して、
小久保は中田に対して平気症を抱いているのかもしれない。


兎にも角にも、もし本当にこの相性が精神疾患なのだとすれば、練習で克服するのは困難だろう。
中田君は、一度心療内科でセラピーを受けた方が良いかもしれない。



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           成りあがり


●中日4-6ソフトバンク

入団2年目の25歳・柳田が嬉しいプロ初本塁打を放った。

チームが敗れたため結果的には「空砲」になってしまったが、
この一発は多くの野球人に夢と勇気を与えるホームランであろう。


柳田といえば、枕詞のように付き回るのが「苦労人」という言葉である。
それもそのはず、2003年に野茂が主催するNOMOクラブに入団し、
平日と日中は建築のアルバイト、そして休日と仕事後に野球を練習するという、
常軌を逸した猛努力の末にプロ指名を受けた選手だからだ。

高校時代からスカウトに頭を下げさせるような才能の塊でもなければ、
大学野球で黄色い声援を受けるような人気者でもない。

しかし柳田は、「野球がやりたい!」という夢を無骨に抱き続け、
ヘトヘトになりながらプロ入団の栄誉を手に入れたのだ。

「苦労人」であるのは確かだが、それ以上に「努力人」である事が、
こういったエピソードから窺い知ることができる。



さて二軍でどんな好成績を収めても、
一軍へ上がった途端にまるでダメになる選手は沢山いる。
それは技術的な面は然ることながら、
やはりメンタルの部分が大きく作用するからなのだろう。

実際、この一週間で中村公と堂上剛という二人の若者が、
本来の実力を見せることなく再び降格していった。
二人とも、メンタルの甘さと弱さが指摘された。

この二人の降格によりチャンスが巡ってきた柳田。
しかも、いきなりスタメンという大役だ。

そして打った、まさかのホームラン・・・。

中村公と堂上剛が欲しくても掴めなかった「結果」を、
柳田は一発で掴んでしまった。

二人になくて、柳田にはあったもの。
それはやはり「メンタルの強さ」だろう。

プロ初スタメン、超満員のナゴヤドーム・・・。
数々の苦境を乗り越えた柳田にとっては、そんなもの何ら脅威ではない。

仕事終わりの夜、月に向かってバットを振っていたこの男は、
思う存分野球ができる今という時間を、誰よりも楽しんでいるに違いない。

[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

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守道おじさんの電話相談室


この番組は、子供から寄せられる素朴な疑問・質問に対し、
中日OBの守道おじさんが優しく丁寧に答えるというものである。

今日はどんな相談が寄せられるのか。
おやおや、さっそく電話が鳴っているようだ。


(トゥルルルルル)


morimiti.jpg 「(ガチャ)はい、もしもし、こども電話相談室です」


marone.jpg 「も、もしもし」


morimiti.jpg 「はい、こんにちは。お名前と年齢言えるかな?」


marone.jpg 「クリリンと18号の娘・マーロンです。多分3歳です」


morimiti.jpg 「はい。じゃあさっそく、今日はどんな相談かな?」


marone.jpg 「えーっと、2つ質問があるんですけど・・・」


morimiti.jpg 「うん、じゃあ一つずつ答えてあげるよ」


marone.jpg 「あの、まず、去年までいたアレックス選手についてなんですけど・・・」


morimiti.jpg 「うん、彼はナイスガイだったよ。まぁ守備は普通だったけどね」


marone.jpg 「どうしてあのアレックス選手が・・・」



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marone.jpg 「赤い服着て練習してるんですか?」


morimiti.jpg 「うぅん、いきなり難しい質問だねぇ」


marone.jpg 「・・・」


morimiti.jpg 「そうだなぁ、マロンちゃんは、アリアスという選手を知っているかい?」


marone.jpg 「はい、右打ちで、2003年に阪神の主軸を務めた優良助っ人ですよね」


morimiti.jpg 「そう。じゃあ、あの選手が去年、巨人にいたのは知ってるかい?」


marone.jpg 「!!??・・・マ、マジっすか!?」


morimiti.jpg 「それがマジなんだよ。もうほとんどの人が忘れてるけどね」


marone.jpg 「じゃあアレックスも・・・」


morimiti.jpg 「そう、カープに呼ばれて来たんだ。しかも1800万円の格安で」


marone.jpg 「せ、1800万ですか。さすが鬼査定の鈴木本部長・・・」


morimiti.jpg 「でもね、残念ながらアレックスは活躍しないと思うんだ」


marone.jpg 「それはまた、どうしてですか?」


morimiti.jpg 「桜の木を夏に植えても、花は咲かないからだよ」


marone.jpg 「よ、よく分からないけど・・・、なんか深いですね」


morimiti.jpg 「ははは。じゃあ次の質問いってみようか」


marone.jpg 「えーっと、今度はイビョンギュ選手についてなんですけど・・・」


morimiti.jpg 「あぁ、彼は打撃と足と守備と肩さえ良ければ使えるんだけどねぇ」


marone.jpg 「そ、そのビョンさんが・・・」



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marone.jpg 「どうして早くも一軍合流なんですか?」


morimiti.jpg 「いやぁ、こりゃまた難しい質問だね!」


marone.jpg 「だって、全然守備力改善されてないじゃないですか」


morimiti.jpg 「そうだねぇ。マロンちゃんは、世の中に疑問を持った事はあるかな?」


marone.jpg 「もちろん、子供とは言え、疑問抱えまくりです」


morimiti.jpg 「だよね。例えばKinki kidsのCDが絶対にミスチル、B'zあたりとは同日発売にならないのも、疑問だよね」


marone.jpg 「・・・」


morimiti.jpg 「でも、それは仕方ないことなんだよ」


marone.jpg 「どうして?」


morimiti.jpg 「まぁ一言で言えば、大人の事情だからだよ」


marone.jpg 「じゃあこの一軍合流も・・・?」


morimiti.jpg 「そう、大人の事情」


marone.jpg 「いまいち納得いかないですけど、要するに受け入れるしかない、と」


morimiti.jpg 「ははは。そうだね。そういう事になるよね」


marone.jpg 「わかりました・・・、今日はどうもありがとうございました!」


morimiti.jpg 「いえいえ、こちらこそ。このくらい普通ですから。じゃあさようなら」


marone.jpg 「(ガチャ、ツーツーツー)」



※当初、この企画は「火垂の墓」の節子が「なんで~なん?」という口調で質問をし、それに対して守道さんが回答するという趣旨でしたが、あのような重いテーマの作品をパロディにするのはあまり好ましくないと判断し、急遽マロンちゃんが代役を務めたという裏事情があります。

ただどう考えても節子版の方がネタとしての完成度が高くなるのは明らかなので、もし「拍手」を10以上頂けたら、いずれ節子版も作成・公開したいと思います。

「節子版の方が読みてぇよ」という方は、下の「拍手」ボタンを是非とも押してください。


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夏は巨人を潰す季節


なんだか知らんが、巨人が調子ぶっこき始めている。
現在、巨人は中日を3ゲーム離しての首位。

高橋由、谷、小笠原、阿部、ホリ、スン、二岡らが並ぶ強力打線に加え、
内海、木佐貫、高橋尚、福田、金刃といった先発の頑張り、
更には泣き所だった抑えに上原を回すというウルトラCが機能し、
ここまで3連敗以上を一度も喫していないなど安定した戦いをみせている。

まさに、やることなすこと吉と出る今年の巨人軍。
昨年、急失速した交流戦でも好調を維持したことで、
巷じゃ「今年の巨人は本物だ!」との声が続々と挙がっているようだ。

当然中日としてはこの快進撃を黙って見過ごすわけにはいかず、
なるべく早いうちにボコっておきたいのは山々なのだが、
どうにもこうにも他力本願に頼らざるを得ない現実がある。

ご存知の方も多いかとは思うが、




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次の直接対決は8月10日まで無し!



という、何とも歯がゆい日程が組まれているのだ。

ちなみに8,9月にはそれぞれ6試合の計12試合が組まれているため、
今年のペナントの勝負どころは夏場以降となるのがほぼ確実だろう。

とは言え、優勝を狙えるゲーム差のリミットは「5」までだと私は考えている。
1~3ゲーム差は大きな連勝でもあればすぐに引っくり返せるし、
4ゲーム差も相手の調子次第では不可能な差ではない。

だが「5」となると、途端に相手に余裕が生まれ、
追いかける側は圧倒的な劣勢に立たされる。

「4」と「5」の間に立ちはだかる壁は、
選手の精神、そしてファンの感覚にとてつもなく大きな影響をもたらすのだ。


もはや中日の運命は、8月までにゲーム差を少しでも縮めておくか、
もしくは途中で首位を奪取して夏を迎えるかの2つに1つ。

もし8月10日までにゲーム差を5以上離されていたとしたら、
残念ながら「かなり厳しい情勢」と言わざるを得ないだろう。

とりあえず、取りこぼしだけには気をつけよう。

[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

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これが切り札


○中日5-2阪急

先制、勝ち越し、ダメ押し、と理想的な展開で阪急を下し、
2年連続の交流戦勝ち越し決定、更には貯金を10に乗せた。

開幕メンバー4人が欠場という緊急事態が続いているが、
「勝ち方」を知っている中日は、そう簡単には崩れない。

特に今夜は、落合監督の采配がモノを言った試合であった。

ハイライトは同点で迎えた6回裏、1アウト2塁のチャンス。
バッターは昨日登録されたばかりの堂上剛という場面だ。

ここで打てば堂上剛は一躍ヒーローになれるが、
昨夜から無安打という状態を考えれば、代打も止む無し。

だが立浪という切り札を使うには、
まだイニングが微妙に浅い気がしてならない。

まさに采配次第でどうにでも転ぶ場面。
この時の落合監督は、きっとこんな心境だったに違いない。



                     





どーすんの?どーすんの!?オレ!



堂上剛にそのまま行かせるのか、それとも代打を出すか、
はたまた「代打オレ」で本人以外全員の度肝を抜かせるか。

熟考の末に勝負師・落合が選んだカードは・・・。



              





やっぱり切り札、引いたぁぁ!!!!!!




では最後に、辞書で調べた「切り札」の意味を紹介しよう。


きり‐ふだ【切(り)札】

1 トランプで、他のすべての札を負かす力を与えられた札。

2 とっておきの最も有力な手段。「最後の―を出す」「―となる証拠」



・・・まさしく、立浪のためにあるような言葉である。

[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

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0を守りきれ!


○中日1-0オリックス

打てない、とにかく打てない。

ウッズ、荒木、中村紀、李炳圭と開幕メンバー4人を欠いた打線は、
今夜も谷繁のタイムリーで挙げた1得点のみとお寒い内容。

普通なら負けてもおかしくない展開を、
この男が無失点で守りきって何とか勝利を掴んだ。

そう、男の名は




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大空パパこと朝倉健太!



長男の大空(そら)君が生まれたのが一ヶ月前の5月18日のこと。
それ以来、朝倉は勝ち星に見離され続けてきた。

それも4度のうち2度は打線の援護なく敗れた試合で、
「朝倉が投げると打線が打たない」などという、嫌な法則まで生まれてしまった。

そして今夜もまた、その法則は発動した。

投げども投げども、打線が機能しない。
4回裏には一死1,3塁の場面で自らが併殺に倒れるなど、
勝利の女神は明らかに朝倉を嫌っている様子。

するとその直後の5回表には連打を含む3安打を浴び1死満塁のピンチに。

「また今夜も、勝利に見放されるのか・・・」

そんな空気が球場全体を覆い包み始めたものの、
朝倉は気負うことなく丁寧な投球を心がけた。

低目を丁寧に突く投球で、日高・アレンを抑えピンチを脱すると、
その後は8回までわずか1安打に封じる好投。

最終回こそ岩瀬にマウンドを譲り完封勝利は逃したが、
点数にすれば限りなく満点に近い内容だったのではなかろうか。


生まれてきた大空君の顔を見た時、
「せめてこの子が物心つくまでは、野球を続けよう」
と心に誓ったのだという。

一家の大黒柱となった朝倉健太は、
いつか必ずチームの大黒柱へと成長するだろう。

お父さんとしての記念すべき1勝目を挙げた2007年6月19日。
ここから朝倉の新たなプロ人生が始まる。

[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

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       不遇の兄貴


同じように才能に恵まれた兄弟がいた場合は、
概して世間的には弟の方が格上になるケースが多い。

この事に関して科学的根拠が存在するのかどうかは不明だが、
かなりの高確率で弟の方が優れている場合が多いと私は考えている。

では実際にはどのような例があるのか、
思いついた分だけまとめてみたので、ご覧頂こう。


【実際の例】

上杉和也/達也(タッチ)→主人公は弟の達也

戸愚呂兄/弟(幽遊白書)→弟の方がはるかに強い

星馬烈/豪(爆走兄弟Let's&Go)→弟の方が目立ってた

ケンシロウ/ラオウ(北斗の拳)→末弟のケンシロウが一番強い

仁村薫/徹(元中日)→弟の方が実績が上


このように、漫画の世界では弟が優遇されるのはもはや常識、
また現実社会でも仁村兄弟のように弟の方が実績を残したという実例があるのだ。


そして今、中日にもあからさまな「兄弟格差」に見舞われている選手がいる。
もはや言うまでもなくお分かりだと思うが、




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堂上さん家の剛裕くんの事である。



入団当初から「兄は弟を呼ぶための道具」なんて言われ方をし、
実力的にも弟の方がはるかに上だと思われ続けてきた。
まさに「不遇」という言葉がピッタリの引立て役お兄さんである。

だがその堂上剛の評価が、ここにきて急上昇している。
5月上旬から打出の小槌の如くヒットを量産し、
18日夜の時点で打率.393という絶好調っぷり。

いくら二軍とはいえマグレで4割前後が打てるわけもなく、
一軍の再昇格も時間の問題と囁かれているほどだ。

元々打撃には定評がある上に貴重な左打者ということで、
うまくいけば一軍定着も夢ではないだろう。

この世界で生きるのに大切なものは、
期待度や人気の高さでなく、あくまで己の実力。

弟の影に隠れ続けてきた不遇の男が、
「漫画の常識」を覆しても、何ら不思議ではない。

ちなみに国民的ヒーロー・マリオは、
弟のルイージより人気・実力共に上である。

マリオに続け!堂上剛!

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「これさえなければ完璧なのに・・・」


●中日0-1日本ハム

世の中には、「これさえなければ…」と思わせる事物が多々ある。

全体の9割が完璧にも関わらず、残り1割の欠点があまりに目立つため、
完璧なはずの9割まで霞んで見えてしまうという実に惜しい現象だ。

具体的な例としては、





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①シティハンター冴羽獠のエロ癖


作品中で頻発する「モッコリ」ってやつ。
この癖さえ無けりゃ、最高に格好良い男なのにな。





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②ドラゴンボールの魔神ブウ編


セル編で終わっとけば完璧な漫画だったのに。
最後の方は、鳥山明が嫌々ながら無理やり書かされてる感が痛いほど伝わってくる。





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③沢尻エリカの性格


性格さえまともなら、100万人単位でファンが増えてたに違いない。





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④中田賢一の四死球


「これさえなければ」の極み、ここにあり。
四死球を6つも与えながら9回1失点に抑える投手なんて、
野球界全体を見渡しても中田しかいないのではないか。

一時期この悪癖が治りかけた時期もあったが、
ここ2登板くらいは、再び制球に苦しみ、負けている。

この悪癖が完治しない限り、中田は永久に勝ち頭にはなれないだろう。
惜しい、惜しすぎるが、幸いなのはまだ年齢が若いということ。

成長は誰もが認めるところなだけに、
一日も早く制球難を克服し、
新世代のエースへとステップアップして欲しいものである。


[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

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ヒヤヒヤ!綱渡り野球


○中日3-2日本ハム

「あ~、怖かった!」
今夜の試合は、そう叫びたくなるような場面の連続であった。
特に6~8回の流れは寿命が3年は縮まったと思う。

たぶん平井と岡本の調子が少しでも良くなかったら、
終盤に逆転打を食らってあっさり負けてた事だろう。


それもこれも全部、


1 遊 井端
2 中 英智
3 三 森野
4 右 福留
5 DH 井上
6 左 中村公
7 捕 谷繁
8 二 澤井
9 一 渡邉


↑この貧弱過ぎる打線のせいだ。

何、この10月の消化ゲームみたいな打線。
ウッズが一人いないだけでこうも見劣りするものか。

こんなんでも好調の日ハムに勝てちゃうってのが、
野球の面白いところである。



ところで今日の試合をフルで見て分かったのだが、
中村公、沢井はどう考えても一軍レベルとしては物足りない。

両者とも守備は無難にこなしているように見えたが、
如何せん打撃が淡白すぎるのだ。

とくに2ストライクから簡単に見逃すのはやめて欲しい。
「狙いと違う球が来たらカットする」という技術を習得しなければ、
とてもじゃないが一軍でやっていくには無理があるだろう。

とは言えこれまで通り二軍で修行させても急成長するとは思えないので、
痛みを伴う覚悟で積極起用するのも止むを得ないのかもしれない。

確かにノリと李炳圭が戻ってくればこの二人よりは打つとは思うが、
果たしてどちらが見ていて楽しいか。

ぶっちゃけ、李炳圭やノリや渡邊の打席を100打席見るより、
中村公や沢井の打席を1打席見る方が楽しいという方も多いのではないか。

先のないベテランよりも、未来ある若手を見たいのは当然のこと。
なんだかんだ言って若い方が魅力的なのは間違いない。

だが私の父親は、昔から


「20代なんかまだ子供。30代は脂が乗ってて最高」


って口癖のように言ってた。

でも多分これは、野球の話じゃないと思う。


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あるぞ!明日4番出場・堂上直!


あくまで憶測だが、明日堂上直が一軍スタメン4番で出場するかもしれない。

ここまでファームの全試合で4番先発出場していた堂上直だが、
なぜか今日の試合ではベンチ入りもせず欠場。

これがファンの間で「札幌に向かったからではないか」と噂され、
一気に明日4番出場の期待が大きくなったというわけだ。

ここのところ不調で、一時期は三割あった打率も.225まで下落。
また守備・走塁共に目立った特徴はなく、
正直言ってとても一軍に呼べるレベルじゃないというのが現状だが、
落合ならサプライズを起こしても何らおかしくはない。

実際昨日4番を張った中村公だって、
決して状態が良くて呼ばれたわけではない(二試合連続無安打で召集)。

ウッズの腰の状態が思わしくなく、
なおかつ代役を張れる存在が見当たらないとなれば、
チームの雰囲気を良くするためにも充分あり得る話である。

まぁ、おそらく出場したとしても、せいぜい4-1が良いところ。
下手すれば4打席連続三振なんて事もありえるが、
立浪・渡邊・上田あたりが並ぶ打線より100倍魅力的なのは確か。

明日の夕方、「公示」に堂上直の登録があれば、
スタメン出場はほぼ間違いないと言えるだろう。
なんかもう、めちゃくちゃ楽しみだ。

宮崎あおいの結婚でボロボロになったこの心を癒してくれるのは、
もはや日本中に堂上直しかいない。


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初めての・・・。


中日-楽天

人生には、幾つもの大きな「初めて」がある。

初めてのハイハイから始まり、初めてのおつかい、
初めての野球観戦、初めてのCD購入、
初めての恋、初めてのチュウ、そして初めての夜・・・。

そのどれもが強烈な体験として深く心に刻み込まれ、
一生忘れない思い出として胸に残るものだ(ハイハイは除く)。


そして今日もまた、強烈な「初めて」を体験した男が一人・・・。




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初めての4番・中村公治!



腰痛で欠場のウッズに代わって4番に座ったのは、
福留でも森野でもなく、なんと中村公であった。

これまで一軍にいる事自体が少なかった中村公が、
よりによって今季初スタメンでいきなり4番抜擢。

本人は喜びよりも驚きを強く感じたのではなかろうか。
入団当時からの中村公ファンである私も、
オーダーを目にしたときは驚きの方が大きかった。

しかも初回に幸先よく先制タイムリーを放ち、
9回には犠打をきっちり一球で決めるなど、
初めての4番としては合格点を与えられるべき結果を残した。

そう、確かに結果は残したのだが・・・、
如何せん、10回表の見逃し三振が悔しすぎる。

せめて一球でも振って、アウトになって欲しかった。
あの場面で萎縮していては永久にレギュラーは掴めないぞ。

そんなこんなで中村公・初体験物語は、
喜びと悔しさの入り混じった複雑な感情のまま幕を閉じた。

次こそは、歓喜のエンドロールを見せてくれ!


・・・あーぁ、あそこで打ってたら取っておきの下ネタで落としてたのに。


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                18歳の喧嘩屋


●中日0-4楽天

なるほど、田中将大はやっぱり凄かった。

「打ってみろや!」と言わんばかりに投げ込む躍動感溢れるフォーム。
決してマウンドでは笑顔を見せぬ鬼のごとき威圧感。

前回にも増して気合の入ったその姿は、
とても18歳には思えぬ、まさに喧嘩屋のそれであった。

この末恐ろしい青年に喧嘩を売られた中日打線は、
気迫に押されまくったのか序盤から淡白な攻撃とミスの連続。

「この間まで高校生だった投手にビビるとは、情けない・・・」

そんな中日ファンの嘆きが聞こえてきそうな試合展開にも、
ただ一人ビビらず「攻め」の姿勢を貫き続けた男がいる。

そう、その名も



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岐阜の凶器こと朝倉健太だ。



東邦高から外れ1位で中日に入団して早8年。
かつて"喧嘩屋"として名を馳せた朝倉も、
今や妻子を養う26歳の立派な大黒柱である。

そのためか昔のような喧嘩投法はすっかり影を潜め、
最近は技ありの投球を武器とするクレバーな投手へと変貌を遂げていた。

だが18歳の生意気な若者を前にして、
本能ともいうべき荒々しさを隠し通すことはできなかったのだろう。

今夜の朝倉健太は、まるで「あの頃」を思わせるような、
思いっきりの良い豪腕投手へと戻っているように見えた。


結局8回に一挙4点を失い、負けてしまったのは残念だが、
それまでの田中との投げあいは見事の一言。

asakura.jpg 「売られた喧嘩は買う」

球界の将来を背負って立つであろう新たな喧嘩屋と、
近いうちにエースを襲名するであろう元・喧嘩屋とのタイマン勝負。

プロ野球界に、また一つ面白い対決が生まれた。

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呪いの告知ポスター


名古屋にお住まいの方なら、一度くらい見かけた事があるだろう。
上の画像は中日球団による「ナゴヤドーム観戦」の告知ポスターである。

2004年頃から名古屋市営地下鉄を中心に貼られ始めたこのポスターは、
毎月違う選手のものに差し替えられるシリーズ性が受け、
今では月初めを楽しみにしているファンもいるほどだという。

こういった営業部・広報部の努力も実り、
今季は早くもナゴヤドームの動員数が100万人を突破。
これは好調だった昨年のペースをも上回る、過去5年間での最速ペースである。


まさに強いだけじゃなく人気も備わった球団へと進化したドラゴンズ。
一見すれば順風満帆、何の心配も無いかのように思われる球団の未来だが、
最近になって「ある噂」が名古屋を中心に広まっているという。

その「ある噂」とは、






"この告知ポスターは呪われている!"




という、実に馬鹿げたもの。

どうせ近所の鼻タレ小学生が作った都市伝説だろと、
最初は相手にする気にもならなかったのだが、ちょっと気になって調べてみると、
どうやら、本当に呪われてるっぽい事が分かってきたのだ。

まず今月の告知ポスターは画像の通り井端がモデルとなっているが、
せっかくモデルとして扱われてるにも関わらず、
井端は今月ここまで打率.156と絶不調に陥っている。

だがこの程度で「呪い」と言ってしまっては、
世の中どこもかしこも呪いだらけになってしまう。

ところが先月先々月も、
このポスターのモデルとなった選手が悉く不振に陥っているというのだ。

証拠は以下の通り。







5月・福留(31打席無安打含む絶不調)







3,4月・井上(悪夢の二軍生活)



そして今月も井端が大不振・・・。
間違いない、これは呪いだ。

来月あたり、モデルが中田にでもなったら大変な事になるぞ。
今、私に考えられる呪いを解く方法は、ただひとつ・・・。






毎月ビョンをモデルにする。


こうすることで、色々な問題が一挙に解決の予感。


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スカイフォーク、破れたり!


○中日7-2ロッテ

今夜のロッテの先発は、リアル里中こと渡辺俊介。

今季の俊介はここまで防御率1.77と抜群の安定感を誇っており、
せいぜい2点までが許容失点だと私は戦前に踏んでいた。

ところが先発の浅尾がいきなりロッテ打線に捕まり、
防御率1点台の投手相手にいきなり2点のビハインドを背負う展開に。

正直、私は「あ、終わったな」と開始早々諦めムードに突入した。
いや、私だけではなく、大多数の中日ファンが同じ事を思ったはずだ。

だって、9回投げて平均1点しか取られない投手が相手だぜ。
しかもうちの打線は澤井やら英智やら谷繁やら、
4~5回に1回ヒット打てば上出来みたいな貧打者ばかり。

まぁ2イニングで5点取っちゃうような離れ業をしない限り、
普通に考えりゃ十中八九負けでしょ!




・・・。




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2回、五者連続出塁などで一挙5得点




・・・あ、なんか知らんけどリアル里中を引きずりおろしやがったぞ。
こいつら、やればできるじゃん。

宇宙一低い位置から投げ込まれる遅球を攻略した中日打線が、
順調に連勝を4に伸ばして1.5差をキープ。

よし、この勢いでサチ子もついでに強奪しちゃおうぜ。

[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

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遅れすぎた男


○中日4-2ロッテ

今年の1月に「Mr.Lateの憂鬱」という記事を書いたのを覚えているだろうか。

昨年12月13日、パスポートの紛失で優勝旅行に遅刻で参加して以来、
井上一樹はことごとく遅刻に見舞われてきた。

年明けの1月5日に事故渋滞に巻き込まれ病院慰問に遅刻
そのすぐ後の1月17日にはまたも渋滞により必勝祈願に遅刻…。

すべて本人の無用心が原因とは言え、
ここまで続くと何か不吉なものを感じざるを得ず、
私はこの時の記事を「プレイでは遅れを取るな」的なオチで締めたのだった。

そしてそれから一ヵ月半後、




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不吉な予感は的中してしまった。



他のメンバーに大きく遅れをとったばかりか、開幕一軍にも入り損ねた井上は、
その後屈辱とも言うべきナゴヤ球場生活を送ることになる。

不本意な二軍落ちであることは誰の目にも明らかだったが、
悔しさを晴らすには結果を残すしかないのがこの世界の掟。

そんな厳しい世界でも井上は腐らず、日に焼けながらバットを振り続け、
遂に不振の李炳圭に代わって一軍に呼ばれたのが、
開幕から二ヶ月以上が過ぎた5月23日のこと。

まさに史上空前の大遅刻で一軍に合流した男は、
今日を終わって打率.360と好調をキープしている。

現在、中日は1.5ゲーム差で巨人を追う2位。
まだまだ充分、射程圏内だ。



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「そこに、井上がいる」。


それこそが安心感と結束力の証。
ディフェンディングチャンピオン中日の逆襲が、今始まった。

[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

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仕事人・強竜編


○中日3-2西武

一掛け二掛け三掛けて 仕掛けて殺して日が暮れて
橋の欄干腰おろし 遥か向こうを眺むれば
この世はつらいことばかり 
片手に線香 華を持ち おっさんおっさんどこ行くの
私は必殺仕事人 中村主水と申します
「それで今日は、どこのどいつを殺ってくれとおっしゃるんで」



・主水、3ラン打ちの名人に出会う


「巨人を倒して、日本一を見せて欲しい」

匿名の中日ファンからこの依頼が飛び込んだのは、つい先日の事だった。

過去3年で2度もリーグを制しながら、
どうしてもあと一歩が届かず苦渋をなめてきた中日。

今年こそはと意気込んだは良いが、
クライマックスシリーズという悪しき制度の導入や、
弱体化の一途を辿っていた巨人の復活など、
中日にとって厄介な状況が次々とあらわれている。

「このままじゃ日本一はおろか、リーグ制覇も難しいぞ!」

そんな世間の声に恐怖を感じたどこかの中日ファンが、
主水に「巨人殺し」を依頼してきたというわけだ。


だが、仕事人・中村主水は途方に暮れていた。
何しろ今回の相手は小笠原・谷の加入により、
かつてない程の強力軍団へと進化した大巨人軍である。

いくらこれまで何百・何千という悪を斬ってきた仕事人とは言え、
そう簡単に遂行できる依頼じゃないのは明らか。

おまけに組紐屋の竜や三味線屋の勇次といった、
かつて共に仕事をした仲間達も今はそれぞれの場所へと旅立ち、
中村主水は一人で江戸の治安を守っているのだった。



fujitamakoto.jpg 「このままじゃ巨人には勝てない。まずは仲間を探さなけりゃな…」
        「とりあえず、ナゴヤドームにでも行ってみるか」


さっそく主水は尾張名古屋へ一泊二日で向かい、
ナゴヤドームにて中日-西武を観戦することになった。


fujitamakoto.jpg 「こ、これが文明の利器ナゴヤドームか!確かに凄い!」
        「…でも飯の値段が高い上に、外野フライが死角で見えないぞ、こら」


色々と愚痴をこぼしながら、試合は中日がなかなか西口を捉える事ができず、
また川上もいまいちピリっとせず2点ビハインドのまま5回に突入した。


fujitamakoto.jpg 「やはりこの戦力じゃ巨人には勝てないか…。残念だがこの依頼は…、」




主水がそう言い掛けた、まさにその時だった!




20070609204111.jpg

ドカーン!!!!




まるで二週間前のVTRを見ているかのような、
西口の変化球を捉えた森野の9号3ランが飛び出し、逆転。

結果的にこれが決勝点となり、中日は西武戦を見事全勝で飾った。


fujitamakoto.jpg 「森野将彦…、あの男、使えるぞ」



・・・試合後



morinomasjdf.jpg 「あー、今日も打った打った」


fujitamakoto.jpg 「森野殿!」


morinomasjdf.jpg 「!?だ、誰!?はぐれ刑事の人!?」


fujitamakoto.jpg 「いかにも。拙者の名は安浦…ではなく中村主水」。
        「今日はお主に話があって参った」。


~そして主水は森野に事の経緯を話し始めた。


morinomasjdf.jpg 「…なるほど、そういう事なら協力するぜ」


fujitamakoto.jpg 「おぉ、さすがは森野殿!話の分かるお人だ!」



その後、主水は手応え充分で江戸に帰った。



fujitamakoto.jpg 「帰った、帰った、帰りましたよー」


mukodono.jpg 「ムコ殿!」


fujitamakoto.jpg 「な、なんですか、いきなり」


mukodono.jpg 「この二日間、どこに行ってらしたんですか!まさか浮気…」


fujitamakoto.jpg 「違いますよ、仕事ですよ、仕事」


mukodono.jpg 「・・・、怪しい」


とにもかくにも、こうして打倒・巨人を目的とした仕事人集団に、
「3ランの将彦」が加入したのだった。

そしてまた主水は、新たな仕事人探しへと旅立った。

次回へつづく。

[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

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ベースボールスタイル


○中日8-7西武

ミスチルもびっくりのシーソーゲームに終止符を打ったのは、
やはりサヨナラスター・英智だった。

英智という選手は「根拠はないけど期待させる力」を持っている。
それは英智が登場した際の大歓声を聞けば明らかだろう。

実績も確実性も無いが、何故か英智には期待してしまう。
これこそが、いわゆる「スター性」というやつなのだろう。

いくら打率が高くても、ここぞで打てない選手はスターにはなれないし、
どんなに打ちまくってもスターになり切れない選手もいる。

そういった意味で現在、中日で最もスター性を持つ選手は、
福留でも川上でもなく、むしろ英智なのではないか。


またサヨナラの場面にムチャクチャ強いのも英智の特徴だ。
だいぶ前に体感打率の理論について書いたことがあったが、
英智のサヨナラ場面での体感打率は、それこそ9割くらいである。

例えるならば、サヨナラ場面の英智の凄さは、




mariosutar.jpg


マリオがスター取った時くらい凄い。



ちなみにヒーローインタビューが終わると同時に、
スターの効力は無くなるらしい。

それもまた、英智'sベースボールスタイルなり。

[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

bantsippaidh.jpg


謎の男・イニシャルMK


「MK」を名乗る謎の男が話題となっている。

昨夜の試合の敗因は、どう考えても渡邊と谷繁の犠打失敗であった。
あれがキッチリ決まっていれば、2,3塁と場面は変わり、
おそらく最悪でも同点、ともすれば逆転もありえたかもしれない。

だが、だからと言って渡邊と谷繁を戦犯扱いするのはあまりに安易だし、
「采配ミス」の一言で片付けるのもナンセンス極まりない。

例え心の中で「ナベ、てめぇ何のためのスタメンなんだよ!」とか、
「ナベはともかくシゲまでバントかよ!」とか思っていたとしても、
やはりファンはそういった悔しい気持ちを押し殺して、
選手、監督を許してあげる気持ちを持つ事が大切だろう。


ところで今朝の大本営・中日スポーツに、
この「許す気持ち」を端から無視したラディカルなコラムが掲載された事が、
ファンの間でちょっとした話題となっている(多分)。

以下はその全文である。


「えっ、一死からバント?」
・珍しいものでも見たような気分になった。7回無死一、二塁。渡辺が送りバントを失敗すると、谷繁にも送りバントのサインが出た。えっ、打者が投手でもないのに1死からバント!?▼暗い顔をした谷繁が2球バントをファウルし、結局、遊直併殺。ほら、だからバントさせられたんだよ、と思う人がいるだろうし、最初から期待されてなきゃ打てるわけがないと思う人もいるだろう。▼でもね、気持ちが暗くなる野球は見たくないっつーの。(M.K)



このコラムを読んでどういう印象を受けるかは人それぞれだが、
不特定多数の読者の目につく新聞という媒体に寄稿しておきながら、
年齢・職業はおろか「M・K」などというイニシャルで名前を伏せ、
好き勝手な事を書く執筆者に私は憤りを感じた。

また「見たくないっつーの」なんて軽い言葉を使い、
采配を頭ごなしに否定する内容も読んでて気に食わない。

では大手スポーツ紙にイニシャルで寄稿することができ、
なおかつ今回のような過激な意見を載せることもできるMKとは、
一体どこのどいつなのだろうか。

ちなみにMKが中スポにコラムを寄稿するのは今回が初めてではなく、
「竜の独り言」というコーナーに不定期で連載を持っているようだ。

中日球団と関係の深い大物で、なおかつ落合に否定的な人物…。

近藤真彦と菊池桃子が中日ファンなんて話は聞いたことがないし、
野球関係者でMKと言えば掛布雅之と桑田真澄が思いつくが、
両者共にイニシャルで中スポに連載を持つ義理などないはずだ。

ではMKの正体とは一体・・・?

中日関係者で、発言が奔放で、割と偉そうなやつ・・・。

・・・あ、こんなのあの人しかいないじゃん。





kunomako.jpg

MAKOTO・KUNO



あ、なんか久野さんが書いた文章だと思って読み返してみたら、
余計に腹立ってきたのはなんでだろう。

[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

【本題の前に・・・】

いやぁ、驚いた。
何がって、李炳圭の登録抹消である。

これまで散々叩かれながらもスタメンで起用され続けた李炳圭が、
何の前触れもなくいきなり登録抹消とは。

これを機に期待の生え抜き・堂上兄と森岡が登録されたとあり、
たくさんのファンが大喜びしているようだ。

ちなみにビョン応援宣言をしたばかりの私も、
はっきり言ってめちゃくちゃ嬉しいぜ。





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便利屋スーさん、大阪でクネる。


●中日2-3阪急

鈴木義広は、現在チーム内で最も「便利な男」である。

勝ちパターン限定の岩瀬や僅差限定の平井・岡本と違い、
ビハインドであろうと大量リードであろうと投入することができ、
その上3イニング程度のロングリリーフを難なくこなしてしまうのだ。

ベンチとしてはこれほどありがたいリリーフはいないのではないか。
野手の便利屋が渡邊なら、投手の便利屋は鈴木と言っても過言ではないだろう。



さてそんな「便利屋」スーさんだが、
ルーキーイヤーから2年連続で45試合以上に登板し、
通算防御率が2.74という立派な実績があるにも関わらず、
あまり人気と知名度が高くないのが可哀想で仕方がない。

確かに「便利屋」という職業柄、
印象に残る活躍をしたり勝ち星をバシバシ挙げることが難しいため、
いまいち目立たないという事はあるかもしれない。

しかし個性的な変則フォームは一度見れば忘れないし、
移動の新幹線車内で中田とマリオカートで対戦するなど、
意外なおもしろエピソードも多々持っているようである。

はっきり言って顔が地味なのは認めざるを得ないが、
せめてもう少しコール時に拍手と歓声を送ってあげて欲しいと思う。

それに、ここまで色んな仕事をしてくれる「便利屋」、
今どき日本中探してもなかなかいないのではないか。

言うなれば、




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ミツグ、アッシー、メッシーを兼ね備えてるようなもの。


先発できて勝利継投できて敗戦処理できて、
おまけにクネクネしてて割と抑える投手、鈴木義広。

だがあくまで「本命」ではなく「便利な男」どまり。

岡本やら岩瀬やらにキャーキャー言ってるファン共を、
いつの日かリリーフエースとなって見返してやれ!

[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

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    打倒・阪急坊や


福岡での二連戦を五分で乗り切った中日は、
明日から京セラドームで、オリバとの連戦を迎える。

こんな事を書くと日頃の不勉強がバレるので恥ずかしいのだが、
正直言って私はオリバの選手やデータをほとんど知らない。

そのため野球ニュースで仕入れる限りの情報しか分からないのだが、
4月下旬~5月中旬にかけて酷い連敗を喫したため、
なんとなく「オリバは弱い」というイメージをお持ちの方が多いのではないか。

ところがどっこい、実は意外と強いらしいのだ。
実際、連敗後は9勝3敗とかなりの勢いで白星を先行させてるし、
ローズとラロッカを擁している時点で相当厄介なのは明らかだ。

しかも噂によると、清原がいない事がかえって奏功し、
中日が苦手な「やらしい野球」をやってくるという情報もある。

ちなみにこちらの予想先発は中5日の朝倉と小笠原。
一方、オリバはカーターとデイビーが投げる予定らしい(自信なし)。

だが先ほども言ったようにオリバの戦力情報に関しては全くの無知のため、
試合展開の予想や勝敗の確率などは一切想像もつかない。

ただよく分からんけど、古巣相手に燃える中村紀がポイントになる気がする。
ノリさん、ここで打たなきゃ男じゃないよ。



ところで創設から早3年の月日が経とうとしているにも関わらず、
私はいまだに「オリックスバファローズ」の名称に馴染めていない。

それは前身のブルウェーブとバファローズがどちらも割と好きな球団だったので、
心のどこかで「認めたくない」という気持ちが強いからなのかもしれない。

そんなわけで、私はオリックスバファローズの事を、
勝手に「阪急ブレーブス」と変換して考えることにしている。

ほら、なんか「オリックスバファローズ」って言うといまいち魅力を感じないのに、
「阪急ブレーブス」って考えると急にワクワクしてこない?

明日から我らが中日が阪急と対戦するって考えただけで、
なんか眠れないくらい楽しみになってくるから不思議だ。

そういえば4日のSB戦後のヒーローインタビューで、
川上が思いっきり「ダイエー」って言ってたのが笑えた。

あと3年くらい前に巨人戦の中継の中で、
実況アナが横浜の事を「大洋」って言い間違えてたのも笑えた。

まぁとにかく、明日からの阪急戦を楽しみに待とうではないか。


[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

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また一歩、憲伸に近づいた賢一。


○中日1-4ソフトバンク

野球には、幾つもの「セオリー」がある。

相手が左投手に代えてきたら、こっちは右の代打を出すとか、
手堅く一点を狙いにいく際は犠打を有効的に使うとか、
いわゆる正統的手法というやつだ。

セオリーは、主に過去の統計と実績から導き出されることが多い。
例えば大振りの外人打者には落ちる球を投げれば振ってくれるというのは、
過去にそうした打者が実際に沢山いたため生まれたセオリーである。


では今日の小久保の場面で、バッテリーはセオリー通りの攻め方ができていたか。
まずはその場面を振り返ってみよう。

二本の安打と四球により一死満塁のピンチを招いた中田。
そして迎える打者は、リーグ屈指の強打者・小久保。

ネクストがやや小物の柴原であることを考えると、
小久保さえ抑えれば無失点に抑えられる可能性が非常に高い。
なんとしても抑えたい場面である。

ここで中田は落ち着いて直球を投げ込み、
簡単にカウント2-0をつくった。

「勝負あったか!」

小久保といえば長打が怖い代わりに三振も多い打者。
追い込んでしまえば、割合安心して見ていられるのだ。

セオリーに従うなら、ここで遊び球として変化球を投げ、
4球目に勝負球の直球で詰まらせるか、あわよくば空振りを取りたいところである。

だがここから、バッテリーはセオリー無視の凄まじい配球を組んだ。




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③ストレート 146km/h 内角中央 ファール

④ストレート 147km/h 内角中央 ファール

⑤ストレート 146km/h 内角高目 本塁打





これは中田の失投ではなく、谷繁の配球ミスである。
だが小久保のカウント2-0からの打率が.000(11-0)というデータを考えれば、
ボール球を挟まずに直球勝負に賭けた気持ちも分からんでもない。


試合後、中田は

nakataosidhd.jpg 「打たれたことは悔しいけれど、内角で勝負にいったことは後悔していません」

という天晴れなコメントを残した。

四球病が完治しかかってる上に、
今日のような反省すべき投球も数多く経験している今季の中田。

こうやって一歩ずつ、憲伸への道を歩んでいくのだろう。


[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

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ギリギリでいつも生きていたいから


○中日4-3ソフトバンク

中日はSBの猛攻を振り切り、なんとか勝利を手にした。
川上は幾度のピントを乗り越え先発3連勝と、いよいよ乗ってきた。


基本的に中日ファンにはMが多いと思う。
というより、Mじゃないと胃がもたないと言うべきか。

今夜の相手は両リーグ屈指のS軍団・ソフトバック。
試合前からかなり厳しい試合になることは予想できていたが、
正直言って想像以上の攻められ具合であった。

特に八回のメリーゴーランドの場面では、
ブッシャーの吸血試合以来のショック死をされた方も少なくはないと思う。

とにかく、多村・松中・小久保が並ぶ打線は、
史上最強とも言うべき破壊力である。

この強烈な相手と明日も対戦すると考えただけで、
胃薬なしには安眠できないほどだ。

だが攻められれば攻められるほど、
勝った時の悦びが増すのも事実。




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我らがSMドラゴンズ。



もう、ビシバシ攻めちゃって良いよ。