イレコミ!ドラゴンズ

黄金期の軌跡を形に残しときたくて削除せず放置してます
[中日ドラゴンズ] [スポーツ]




●中日5-x6ソフトバンク




ラミレスは凄い。
あれだけ毎年ハイレベルな成績を残す外人は見たことがない。
相手側からすれば得点圏でラミレスが回って来ればほぼ終了といった感じで、
十中八九、お決まりのパフォーマンスを見ることを覚悟しなければならない。


そのラミレスがヤクルトに入団したのが2001年のこと。
今季でちょうど来日10年目を迎えるラミレスは、衰えるどころかますます磨きがかかり打ちまくっており、
ラミレスがいるうちは巨人の天下が続くのではとさえ思わせるほどの脅威的な打棒を振るっている。


だがヤクルトに入団してからしばらくの間、ラミレスは4番に座ることがなかった。
それは打順の兼ね合い的なことではなく、単にもっと凄い打者がどっかり座っていたからだ。









男の名は、ロベルト・ペタジーニ。
かつて毎年のように松井秀喜とホームラン王を争うなど、球界を代表するスラッガーとして君臨した助っ人である。

中日にとっては99年9月30日、優勝試合の最後の打者として立ちはだかった選手としても有名で、
ペタジーニを直接は知らない10代の若い読者の諸君も、VTRでチラっと見たことは必ずあるはずだ。
(つーか、ペタジーニ知らない世代が中学生くらいになってることが衝撃的だ)


あるいは90年代以降のプロ野球での最強助っ人にラミレスを推す声も多いと思うが、
私は声を大にして言いたい。ペタジーニの方がヤバかった、と。

日本に在籍した6年間で6度の出塁率4割超、5度のホームラン30本以上(2度は40本超え)、
OPSは最終シーズンを除いて5年連続で1.000を超え、99年は1.146を記録。

また成績もさることながら、ペタジーニは4番としての風格が半端なかった。
あまり感情を表に出さないプレイスタイル、どっしり構える独特のフォーム・・・。
そのすべてが4番の条件を充分に満たしており、我々は足を震わせながら一打席、一打席の勝負を見守ったものだ。



んで、あのとき中学生~高校生を駆け抜けた私も気付けば社会人になっていて、
ペタジーニという名前も久しく忘却に沈んでいたのだが、
今回のソフトバンク戦を見ていて、あまりの驚きにグリーンコーラを吹きだした。








なんか復帰してるー!

久々に懐メロ番組で往年の歌手を見かけたときのような、微妙な気持ちになった。




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[中日ドラゴンズ] [スポーツ]





●中日2-4ソフトバンク






その昔、ディンゴという選手がおりまして。


バリバリのメジャーリーガーとの触れ込みで段違いの注目を浴びて入団したディンゴは、しかし、
あからさまに肥えた身体で日本野球をなめてかかり、結局.180の成績を残し8月をもって退団。
今なお「ダメ外人」の代表格としてドラファン同士で飲んだときなどに必ず出てくる名前である。


この2000年、ゴメスと並ぶ大砲候補として獲得したディンゴの失敗によりチームは連覇を逃したが、
それでもなんとか2位に食い込めたのは、とにかくディンゴを早急に諦めたことが幸いしたのだと思う。

ここまで鳴り物入りの大物となると監督の一存では安易に下げることはなかなか難しいように思えるが、
当時の星野監督の「ダメな奴はいらん」という分かりやすい性格が有効に働き、
ディンゴは結局18試合61打席の機会をもって二度と一軍のグラウンドに姿を現すことはなかった。

ではもしこのときの監督が落合博満であったなら、果たして18試合で見切りをつけていただろうか―。
というのが今日の本題。







悩みのセサルは今日も4タコで打率は1割5分台にまで下がった。
これで32試合121打席を与えられたわけだが、落合が動く気配はまだない。
それどころか周囲が疑念を抱けば抱くほど、意地でも起用し続けるという反骨心が強まっているようにさえ感じる。

そもそも常識的に考えれば、全く打てないセサルが使われ続けることは明らかにおかしいわけで。
素人が考えたって分かるようなおかしな采配を、なぜ落合監督はとり続けるのか?という謎は、
たとえば薄らとでも何らかの思惑やビジョンが見えているのであれば納得もできるのだが、
どうやら落合はそれといった考えもなく、ただ意地だけで采配しているようだということに大勢の人たちは気付いており、
気付いていながらどうにもできない歯痒さのようなものが「落合解任」という過激な主張に繋がっているのは言うまでもない。
高田監督や昨季の大矢監督的な「どうにもできないから辞めろ」ではなく、
「どうにでもできるのにそれをやらないなら辞めろ」という見解でバッシングされる監督は割と珍しいと思う。



さて話をディンゴに戻そう。
2000年に中日が優勝できなかった要因は間違いなくディンゴの失敗であって、
またそれでも2位になれたのはディンゴを早めに諦めたからというのは前述のとおり。

見切りをつけた分、この年のV逸を星野監督のせいにする向きはほとんど無かったし、
「まぁ、ディンゴがダメだったから仕方ないよね」と同情を寄せる声の方が多かったくらいだ。

ではこのときの監督が落合だったら、ディンゴはどうなっていただろうか。
これはあくまで推測にすぎないが、おそらく激しい批判を浴びながら最後まで起用していただろうと思う。
その結果V逸をすれば、批難の矛先がディンゴを使い続けた落合に向けられるのは当然のこと。


要は、同じ結果に終わってもその内容が理解できるものであれば、そこまでファンはイライラしないものなのだ。
だからそろそろ常識的に考えておかしな采配は、いくら超一流の落合監督だってどうにか対処すべきで、
このままセサルをずっと使い続け、覚醒もせずチームも低迷したとすれば、ファンがマジギレするのは至極当然。

我々が見たいのは「勝利」であり、落合監督の主義主張の具現などでは決してないのだ。


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●中日5-9日本ハム


とりあえず、酷いだけの試合にならなくて良かったじゃん!と、
地元の方々並びにはるばる遠征へ行かれた方々には心より申し上げたい。

せっかくの年に一度の地方シリーズ、8点差のまま負けたらあまりに救いがない。
及ばずも、ああいう形でお祭りムードが生まれたのは本当によかったと思う。



嬉しいのは3戦連発となるブランコの一発。
昨年もちょうどこの時期に大爆発が始まったため、否が応にも期待は高まるばかりだ。
これで12号。トップを走るラミレスには4本差に迫った。

今季の中日は勝利の方程式(意地でもゼロレンジャーとは呼ばぬ)がしっかりしているので、
これでブランコが打ちはじめればいよいよ・・・という気運は高まっていくだろう。

よく負け試合の土壇場での反撃を「明日につながる攻撃」と言ったりするが、
今夜の9回裏は「明日」どころか「今後」につながる大きな収穫であった。





・・・・と、おそろしくつまらない事しか書けなくてすんません。
書けないってより、書きようがないのである。

なぜなら中日がやんややんやと反撃に勤しんでいたのと同じ頃・・・








裏のドラマ見とったもん。




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ヤクルトの高田繁監督が正式に辞任を発表した。

昨季は借金1ながらCSに出場するなど着実に躍進を遂げているかのように思えたが、
今季はデントナ・ガイエルの不振、若手の伸び悩みが響き4月下旬頃から低迷。
ここ最近は勝率3割を切る泥沼に嵌り、今日の敗戦で連敗を9に伸ばしたところでの辞任となった。


なんというか、あまりに中途半端な時期なので「お疲れ様」と言うべきなのかどうか。
個人的に高田繁という野球人に対する思い入れがほぼ皆無なもので何とも言い難いのだが、
決定打になったというファンの小学生の野次、



「高田、辞めちまえ!」



は、失礼ながらなかなか強烈で面白いなと思った。

私が小学生の時分なんかは大きなホームランや鮮烈な奪三振をみられればそれで満足で、
勝敗はあまり気にせず大豊、パウエルの豪打や山本昌、今中の力投を本当に純粋に楽しんでいたものだ。
少なくとも「守道、辞めちまえ!」「星野調子乗んな!」とか思ったことは一度もなかったはずだ。


それに対し、件の小学生の、チーム事情をよくみていること。
本人に向かって直接言うとは、よほど腹が煮えくりかえっていたのだろう。
口汚い野次はモラル的、教育的によろしくないと眉をひそめる人も中にはいるのだろうけど、
今のヤクルトがいかにモラルも教育も通用しないほど酷い状況にあるかを示していると言えよう。


もっとも試合前に必ずサインに時間を割くファン思いの高田監督だからこそ響いたのであって、
どこぞの某落合監督なら気にも留めず、いやむしろこんなこと言われたら意地でもしがみつこうとするにちがいない。

もし落合監督が素直で正直で人の意見をすんなり取り入れるような人なら、
私はそこらじゅうの小学生を買収しまくり、こう言わせるだろう。




「セサルと荒木い~らない!」



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日本人というのは遺伝子レベルで「浪速節」を好むようで。
いかに社会の成果主義化が進もうと、根っこの部分では「努力」や「根性」といった泥臭さを信奉しており、
成績をバシバシ残すドライな人間よりも多少欠点のあっても人柄のよい人間が評価される、そんなお国柄だ。


だから日本にいるときは典型的な個人主義者とのイメージからアンチも多かったイチローが、
例のWBCをめぐる熱い言動をきっかけに一気にこちら側へ「歩み寄り」、
一躍CMなどでもひょうきんな一面をみせる国民的スターになったのもこの精神によるところが大きいと思う。







ところで・・・、
「一試合や二試合で判断できない」(落合監督談)のは確かながら、ブランコが復調気配なのは頼もしい限りだ。

開幕からここまで、ブランコは一貫して70点くらいの成績を維持し続けてきた。
打率、本塁打、打点、すべてにおいて及第点はクリアしているもの、期待度からするとイマイチ、という感じ。
もちろんオープン戦があまりにアレだったので当時の不安を考えればまずまずやっている方なのだろうが、
昨年の爆発的な活躍を知っているだけに、まだまだこんなもんじゃないだろ、と思ってしまうのはやむを得ない。

特に今季のブランコは割とどうでもいい場面での帳尻弾、それもソロが多い印象で、
序盤での「ここで打てば主導権を握れる」といった打席ではことごとく三振に倒れている気がする。
額面上は70点でも、やや辛めに本音で評価するなら50点にも達していないのが現状だと思う。

その悩めるブランコが、楽天戦で2試合連発ホームランを放ったわけだ。
森野と和田の急降下と反比例するかのような昇り調子に「うまくいかないものだ」とお思いの方もおられるだろうが、
打順的にこの3人の中で最も影響力の大きいのは間違いなく4番・ブランコであり、
森野と和田がいくら打ちまくっても貯金4個を作るに留まることが分かった今、
やはりこのチームが本気で首位巨人を追走するつもりならブランコの復調は絶対にして最低条件なのである。


なんでも23日の試合後、2時間にも及ぶ居残り特打で感覚を呼び戻そうとひたすらバットを振り込んだそうではないか。
かねてより評判の高いブランコの真面目さ、ストイックな姿勢が垣間見えるエピソードで、
典型的な日本人気質をもつ私などはこれだけでブランコへの愛情が80ポイントくらい上昇してしまった。

努力は自分を裏切らない、だけじゃ通用しないのがプロの世界の厳しさ。
が、充分通用している選手がさらなる高みを目指し行う努力は必ず成果に表れると思う。
ブランコには努力ができる才能が備わっている。昨季のような大爆発も、そう遠くはないと見た。



セサルは・・・知らん。





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○中日3-1西武



こないだ、ちょっくら商談に行ったときの話。

先方とは電話で話したことはあるものの実際に会うのはその日が初めてで、
気の弱い私は前日の夜から「ヤクザみたいなのだったらどうしよう」「バリバリ体育会系だったら嫌だな」などと、
あれこやこれやと風貌を妄想しては無駄な不安に苛まれ、胃腸をキリキリと痛めていたのだ。

で、当日。
腹を括って得意先へ向かうと、待っていたのはひょろくてメガネをかけたマスオさんのような男性。
低姿勢で物腰も柔らかくいかにも押しに弱そうなマスオさんを前に、私は内心「これならイケるんじゃね?」と、
相手の人柄によって自信が左右される情けない性格を発動させ、商談の成功を確信したのだった。


・・・が、事態はそうそう甘くはいかなかった。
このマスオさん、仕事の話に移った途端、目の色を変えて厳しい言葉をバシバシと口にし、
それどころか足を組んで眉間に皺なんか寄せて、すっかり風格あるビジネスマンの姿に変貌しおったのである。

経験薄の私はたじろぎを隠せず、半分涙目になりながら浴びせられる鋭い質問に必死で答え、
もはや最初に感じた自信など完全に失った状態でなんとかかんとか"戦い"を終えたのだ。




この体験から得た教訓は、人は見た目じゃ分かんないもんだなぁということ。
まさかマスオさんに打ち負かされるとは思ってもみず、自分の甘さをひしひしと痛感した出来事だった。




見た目とのギャップといえば。







浅尾のそれも相当なもので、1死1,2塁で中村という重圧の半端ない場面を平然とゲッツーで切り抜けるあたり、
坊やのようなベビーフェイスからは到底信じられないほどの鋼の心臓ぶりを窺うことができる。

今日だけじゃなく、今季の浅尾は異常なほどの安定感を維持しており、
終盤のヤバそうな場面はとりあえず浅尾に任せとけば大丈夫、的な印象がすっかり定着した。
同じく大活躍中の高橋聡をして「浅尾は神」と言わしめる信頼感は今やチームでも抜きん出ている。



それとは逆に、







清水昭は一見すれば神経なんてどこにもなさそうな骨太な風貌をしているのだが、
いざピンチとなるとノミの心臓を露わにし、四死球のオンパレードで自滅パターンがお決まりに。



やはり見た目と実際とは必ずしも合致しないもののようである。



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●中日1-3ロッテ




  「ビジターに弱いドラゴンズ御一行を励ましに行こう」



そう思いつき、連敗したドラゴンズのロッカールームを訪ねたフクシ君。
そこでフクシ君が見たものは・・・






どよ~ん





 「う、うわ!なんか 暗っ!なんだこれ!」



 「だって・・・」


 「僕たち・・・」


 「お外が・・・」


 「とっても・・・」





「苦手だから・・・」



 「特に・・・」


 「千葉は・・・」


 「風が強くて・・・」


 「寒いから・・・」





「嫌い・・・」



 「冷暖房が効いてて・・・」


 「キレイで・・・」


 「家が近くて・・・」


 「すぐに帰れる・・・」





「ナゴヤに早く帰りたい・・・」





  「おめぇら、虚弱体質の引きこもりか!」



ナゴヤを離れた途端、強烈なホームシックに襲われあっさり連敗を喫した御一行だった。




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●中日1-4ロッテ






ビートたけし、美川憲一、坂東英二・・・。


世の中にはモノマネされやすい芸能人というのが少なからずいるわけだが、
中でも俳優の田中邦衛はド定番中のド定番、日本人なら誰でも一回はマネしたことがあると思われるほど、
世代を越えて愛される「キング・オブ・モノマネ」的な芸能人である。

ヘタすれば「北の国から」を見たことがなくてもこのモノマネだけは知っているという若者もいるのではないか。
それくらい田中邦衛はモノマネレパートリーの定番としての認知度が群を抜いて高いのだ。


それもそのはず、田中邦衛のモノマネはそれといったスキルがなくても誰にだってできちゃう。
やり方は至極簡単で、口をひん曲げながらダラーっとした口調で「じゅ~ん」と言えばいいだけ。
そのレベルは鼻声で「ほんば、ゆでたばぼが」と言ってればいいだけの坂東英二に匹敵する簡単さだ。




今日も日本中の盛り場で、酔った学生が、サラリーマンが、口を曲げながらこうつぶやいているに違いない。








 「じゅ~ん」 
(ノーアウト二塁で見逃し三振に倒れた場面)




笑えない、笑えない!



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【ロッテとの戦い方】

明日から交流戦のひとつの山場ともいえるロッテ、西武とのビジター対決が始まる。
まずは巨人に撃破された鬱憤をホーム千葉で晴らす気満々のロッテとの戦い方について書こう。



壮絶な打ち合いに敗れ、非常にストレスフルかつハイな状態で13日振りのホームに戻ってくるロッテ。
ロッテといえば熱烈なファンが象徴するようにホームでの強さが際立つチームであり、
ビジターで散々な目に遭った中日がナゴヤに帰ってきた途端息を吹き返したのと同じで、
久々にホームで伸び伸びと野球をやるロッテに「内弁慶」中日が完膚なきまでにやられる恐れは、限りなく高い。


ではその逆境を跳ね返すにあたって、とくに注意すべき選手は誰だろうか。
一般的に今季のロッテの強さは4番の金泰均が予想以上に打ちまくっていることだと考えられているが、
これに関してはオーティズ、カブレラのいるソフトバンク、オリックスに勝てたことからさほど気にしなくてもいいだろう。

今年の中日が苦手としているのは、長距離打者よりもむしろ機動力のある選手だ。
俊足野手が出塁し、足でかき回されるのをもう今年、何度見てきたことだろうか。
松本然り、梵然り、谷繁の肩の抑止力が弱まっている現状、走られたらほぼフリーパス状態なのは否めない。

そこへきて、ロッテにはすさまじいまでの俊足選手がいるというではないか。









荻野貴司。
ルーキーながら現時点で驚異の23盗塁をマークし、打っても3割2分1厘という恐るべき数字を誇るスプリンターである。
散々やられた梵ですら13盗塁なので、いかに荻野が突出しているかがよく分かる。

もちろんロッテサイドも今季の中日の「盗塁アレルギー」はよく知っているわけで、
西岡、荻野なんかは出塁したらまず間違いなく走ってくるものと考えられる。
そしておそらくそれは、かなりの高確率で成功してしまうと思われる。

となると、うちにできる対抗手段としては、先日のSB戦でやったのと同じ戦法、
すなわち相手のお株を奪う盗塁!盗塁!盗塁!がたぶん一番効果的なのだと思う。


そのためには英智の存在が欠かせないのだが、幸いパリーグのホームではDH制が適用されるため、
怪我に不安のある和田をDHに回し、大島、英智、セサル(←これはどうかと思うが)で外野を固めることができる。
まあおそらく蓋をあけてみれば野本が出場することにはなると思うが、
いずれにしてもロッテの返り討ちを回避するためには相手の機動力を警戒しつつ、
それ以上の機動力をこっちが使っていくことくらいでしか突破口は開けませんよ、って話。

やはり今回もキーマンは、チャンスに強くて足も使える大島になりそうだ。


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○中日4-1オリックス



何をやってもうまくいく日というのがあるもので。
そういう日はできるだけ外出し、普段やらないようなことにたくさんチャレンジするのが良いと思う。
きっとパチンコをやれば当たりが止まらないだろうし、ぶらりと入ったラーメン屋で芸能人に会えるかもしれない。

とにかくこういう最高な一日は、常識じゃ考えられないようなことが平気で起きてしまう。
人はこうした気まぐれに訪れる幸運を「流れ」と讃えて少しでもそれを呼び込めるよう占いやら風水やらに凝るわけだが、
どんなに偉い学者や教授にも「流れ」の科学的な解明はできておらず、その正体はおそらく永久に謎のままだろう。

だが、科学がいかに否定しようと確かに「流れ」は存在する。
大切なのは、程度の差はあれ誰しもに不定期にやってくる「流れ」を逃さず、掴むこと。
たとえばせっかくの「流れDAY」も、放っておいたら気付かないまま去ってしまう。

今日は、年にそう何度もない絶好の「流れDAY」をしっかり物にした幸運な野球選手の話。




山内壮馬は、今日とてもツイていた。
プロ初先発以来、安定した投球を続けて信頼を得つつあった山内は、しかし、今日あまり調子がよくなかった。
というより、今までとは少し投球スタイルの良さというか、がむしゃらさみたいなものが欠けているように感じた。

もし相手が投手の僅かな隙をついて畳みかけてくるような打線なら、序盤に捕まっていたのかもしれない。
だが幸い、オリックスの打線はいつグダグダになってもおかしくない山内を見事に打ちあぐね、
要所々々できちんと三振と併殺で攻撃を終えるという拙攻のお約束を連発し、山内を助けてくれた。

この辺りはもはや山内に運が付いてきているとしか思えぬ展開で、
中日自体が好調なことからも「あ、今日勝ったな」とゼロゼロのスコアでありながら確信したほどだった。

そのような「流れ」みたいなものを何万人の中日ファンが感じた時点で、
山内は今日、自分の身に付いている凄まじいまでの運気を掴んだも同然だったのだろう。

こうなれば、もう何をやったってうまくいく。







ワンバウンドがたまたま止めたバットに当たっても、





今日の山内なら野手の頭上を越えていく。





バットを振れば何かが起こる、のは当たり前のこと。
ラッキーを身に纏っている日は、もはや振らなくたって何かが起きちゃうのだ。

「流れ」という名の非科学的な事象がもたらした幸運を見事に掴んだラッキーボーイ・山内壮馬。
願わくは、その代償たる「逆の流れ」に呑みこまれ、暗黒面でさ迷いつづける佐藤充、川井の跡を追いませんように。



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○中日5x-4オリックス



「どんだけ~」でお馴染み、IKKO主催のメイクアップ公演が毎回大盛況でチケット入手が困難らしい。
そういえばここ数年、かづきれいこ、藤原美智子、佐伯チズなど美容関係のカリスマ的存在が急増した気がする。
化粧やアンチエイジングだけでなく、昔に比べて整形手術がずいぶん手近なものになったりと、
老若問わず女性の美容に対する意識がだいぶ変わってきたのかもしれない。

男性としては素敵な女性が増えるのであればそんなに嬉しいことはないわけで、
よほどのナチュラルメイク好きでもない限り、(整形の是非は置いといて)このような意識の高まりは歓迎するばかりだ。

ちなみに近年のトレンドは一昔前のガングロとは打って変わって「色白」がキーワードとなっており、
世の女性は日々、北川景子や柴咲コウに少しでも近付こうと彼女らを手本にメイクを施すのである。



さて今日はそんな美容ブームに乗っかって、ナゴヤドームでも谷繁先生によるメイクアップ講座が行われた。
30000人の観衆の前で壇上に立ったメイクモデルは小池正晃さん(30)。

偶然にも今日が30回目のバースデイだという小池さんに、谷繁先生はさっそくメイクを施した。
テーマは「色白」。小麦色の肌が健康的な小池さんを、どう美白に変身させるのか。
30000人のオーディエンスの注目の視線が、壇上の小池さんに集中する。


その驚きのメイクアアップ術とは―。







Before








After



谷繁先生による劇的メイクにより、ドラファンの小池さんへの好感度が急上昇したのは言うまでもない。



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○中日3-1ソフトバンク



「悩みは多少ある。悩んでないとおかしい。原因が全く分からない」。
前回5月5日、大勢の子供達の前で醜態を晒したチェンは、試合後に元気なくつぶやいた。


「逃がさないよ。いいじゃん、ボロボロになれば。だれが助け舟なんか出すかよ」。
悩むチェンを尻目に、落合監督は突き放すかのようなコメントをした。

あれから8日が経ち、チェンは再び先発のマウンドに立った。




チェンは野球がヘタクソな投手だ。
野球選手なのに野球がヘタというのは絵がヘタな画家のようで違和感があるが、ともかくチェンは野球がヘタだ。
具体的にいえば、フィールディングだったり、無駄な四死球だったり、打席に立ったときの犠打だったり。
結果的には自分を助けることになるプレイをことごとく外し、自分の首を自分でしめて苦しくなる。
だから1.54なんていう信じられない防御率を記録した昨季も、勝ち星は異様なくらい少なかった(8勝)。

要はチェンという投手は、ゲームの空気を読む能力が致命的に欠けているのだ。
極端にいえば10人中9人は完璧に抑えても、絶対に打たれてはならない場面で残りの1人に打たれたりとか。
なんでここまで踏ん張ったのに、よりによってここで打たれちゃうんだ。そういうケースがチェンはものすごく多い。
(一方で吉見はそこそこに点を取られながらも要所を締めるから勝ち星がついてくる)

これはやはり、前回登板時の記事にも書いたようにメンタルの弱さ、すなわち子供っぽさが要因なのだろう。
自分の思いどおりにいかないと苛々が募って不貞腐れるのは、まさに子供そのもの。
小学生のころ、普段は調子いいのに機嫌が悪くなると急にぶうたれる面倒な奴がクラスに一人はいたものだが、
チェンはまさにその「普段は調子いいのに」「機嫌が悪くなると」「急にぶうたれる」「面倒な」投手なのである。

だが、これはもう性格の問題なので周りがああだこうだと指摘して改善されるようなものでもなく、
まして小学校じゃないのだから24歳の社会人に今さら情操教育を叩きこむほど首脳陣も暇ではない。
野球はヘタでもボールを投げる能力ならずば抜けているこの若者をチームの勝利のために生かすとすれば、
「できるだけ機嫌が悪くならないように」「おだてて持ち上げて」「気持ちよく投げさせる」こと、これに尽きる。



さて、チェンの性格を説明したところで話を今日の試合に移そう。
中田賢一が予想されたこの試合、先発をコールされたのはチェン。捕手は小山。

前回、谷繁に対してあからさまに機嫌を損ねたため、チェンの「ご機嫌をとるために」小山を選択したのだろう。
その小山は初回からズバズバと、セオリーへの遠慮も配慮も一切なくストレートを投げさせまくった。
すると超一級品のストレートを前に、ソフトバンク打線は凡打を重ねる。チェンの機嫌がだんだんよくなる。
悦に入ったチェンは手も足も出ないという去年の投球を思い出したように快速球を投げ込み、
わずか3安打1失点に抑えて待望の2勝目を手にした、というわけだ。

なんのこっちゃない、気分よく思い切ってストレートを投げさせすれば、チェンはちゃんと抑えるのだ。
配球だのなんだのとややこしいことをチェンに求めてはいけない。







究極の「オレ様イズム」チェンの投げる試合についてはチーム一丸となって勝利をつかみにいく必要はなく、
ナインはただひとつ、「チェン様のために」一丸となれば、自ずと勝利もついてくる・・・はずだ。




[中日ドラゴンズ] [スポーツ]



○中日5-1ソフトバンク







この数字、ピンと来る方は、多分けっこう多いと思う。

そう、今日の試合前時点でのホークスと中日のチーム盗塁数である。
その差、52個。倍率にして8.4倍という圧倒的な大差。
単純計算、ホークスのスタメン野手は一人平均6~7個の盗塁を決めていることになる。対する中日は・・・0.8個。

ホームランほどの華はないけれど、単打が二塁打に変わるのだから、その重要性はとてつもなく大きい。
まして接戦ともなればひとつの塁を奪うことでチームにもたらすプラス作用は計り知れない。
現在セ首位をひた走る巨人、そしてパの3強の盗塁数がいずれも30個を上回っているのは偶然ではないだろう。


そんな機動力野球全盛のプロ野球界にあって、今季の中日は完全に躓いてしまった。
走れる選手の絶対数が少ない上に荒木が怪我でどうにもならないというのも確かにあるのだが、
それにしたって39試合を消化した時点で7個というのは、ちょっと淋しすぎやしないか。

盗塁は結果の如何のみならず相手バッテリーの集中力を消耗させるという効果も持つわけで、
その点では今年の中日は相手バッテリーに余分なプレッシャーを感じさせない、実に優しいチームになってしまっているのだ。
森野と和田が鬼のように打ちまくっている一方でなかなかチーム状態が上向いてこないのは、
攻撃面でのいやらしさ、すなわち盗塁など足を絡めた野球が全くできていないことにあるのは間違いない。



で、今日の試合。

当然ながらドラゴンズ陣営は「足に気をつけろ!」との認識をもって試合に臨んだことだと思う。
現に初回、安打で出塁した本多はいきなり盗塁を成功させた。やはり来たか!という感じだ。

対するソフトバンク陣営は「足は使ってこないぞ!」との号令をかけたものと推測される。
足はいいから、森野と和田さえ何とかすれば勝てるぞ、と。

近年の傾向として、重量打線が機動力打線と相対した場合、往々にして後者が勝ることが多いように思える。
重量打線とは名ばかりの木偶の坊打線は、キーマンになる主軸が抑えられると成す術もなくなってしまうからである。
一方で機動力打線はどこからでも、どんな風にでも攻撃の術を繰り出すことができ、捉えどころがないところに強みを持つ。

だから戦前、多くの中日ファンはひいき目に見たってホークスの優位を感じたことだと思う。
言いかえれば、足を使われるのはそれだけ相手にとって嫌なのだ。

では、中日がホークスを負かすにはどうすればいいのか。
答えは実に明快だった。








走る、走る、走る、走る、走る!

走りも走ったり5盗塁。
相手のお株を奪う盗塁攻勢で「足のホークス」を手玉、いや足玉に取った中日。


動きだした車輪の中心にいるのは・・・、 間違いなく英智だ。



[中日ドラゴンズ] [スポーツ]




明日から6年目の交流戦が始まる。
初年度に酷い目に遭ったトラウマが抜けきれず「中日=交流戦が苦手」という印象が定着しているが、
その後は負け越しはなく、通算でも.518と安定した結果を残せていることが分かる。(下グラフ参照)







ちなみに明日からのソフトバンク戦での相手先発はホールトン、大隣が予想されており、
初っ端から杉内が登板して出ばなをズッタズタに挫かれる恐れがないのはとてもラッキーである。
特にこちらの先発は仮エース吉見が予想されているため、なんとしても初戦を飾りたいところだ。

というか、正直なところ、ダルビッシュやら杉内やらにはムリに勝とうとしなくても良いと思う。
大した投手のいないセリーグですら余裕のある展開をつくれないチームが、
球史に名を残すような錚々たるパリーグの面子相手にまともに戦おうという方が無茶なのだ。
非常に悲観的な意見だが、それが今のドラゴンズの現実であることを認めるべきであろう。

なのでそのような試合は語弊を招く言い方をすれば「ダメ元」でぶつかっていくくらいが丁度よくて、
そうじゃない試合、つまりホールトンの投げる明日のような試合を全力で取りにいった方が効率的なのである。
エース級の登板が予想される試合にエース級をぶつけて返り討ちに遭う様は昨季来の巨人戦で散々見てきているが、
交流戦では逆の戦法、すなわちエース級以外の試合にエース級をぶつけて確実に星を拾うのもアリだろう。

となるとエース級の投手がどれだけ揃っているかがとても重要になってくる。
その点、今年のドラゴンズは頼りになるのが実質吉見だけという状況で、やはり苦戦は避けられないとみる。


やはり、どうしたって枚数が足らない。
吉見の他にもう一人、投げれば7割方は勝ってくれるようなそんな先発投手が欲しくてたまらない。

そういえば最近、アトランタの方で開幕6連敗を喫したメジャーリーガーがいると聞いたのだが・・・、







テレビでちらりと見た限り、この投手はかなり日本向きな気がしたのだが、獲得できないものだろうか。




閑話休題。







松井佑介は久しくドラゴンズにいなかったフルスイングタイプの好打者だ。
現状、大島が怒涛の活躍をしているため一歩出遅れたような錯覚に襲われるが、
下位指名のルーキーとしては何年かに一人とも言えるような御の字の成績を挙げている。
肩も強く守備もそこそこできることが分かったので、
今後は本格的に英智、野本らとライトのポジション争いに参戦することになるだろう。





ところで今日は技術やポテンシャルといった野球的な話はちょっと置いておいて、
松井佑の魅力である素朴な人柄にスポットライトを当ててみたい。

松井佑は、今どき風のチャラけたルックスの選手が増加傾向の野球界において、
極めて真面目で、朴訥で、球道師然とした面構えをした好感を持てる選手だ。
インタビューなどでも決して自分からウケを狙いにいくようなことはせず、
サンドラスタッフが「大根踊りして」と悪ノリすれば、素直にそれに応じる、そういう心優しい子なのだ。


そんな松井佑を見ていて、私はあることが気になった。
あれ?松井佑って、誰かに似ているな・・・と。

それも、野球とは全然関係ない業界の人に、とてもよく似ている気がしてきたのだ。
そうして記憶を辿っていき、ようやく私はその答えに気付いた。

松井佑は・・・







平泉成のものまねで有名な末吉くんに似てる




なおかつ、




も似てる。


[中日ドラゴンズ] [スポーツ]




●中日0-9ヤクルト



デントナ、ガイエル二者連続弾で完敗!


昨日「お花畑コンビ」とか言って散々バカにした途端にこの仕打ち。
余計なフラグを立ててしまったことを心よりお詫び申し上げます。


さて交流戦前のセリーグとの試合はひとまず今日でおしまいで、
二日間の休日の後にソフトバンク戦@ナゴヤから交流戦がスタートとなる。

ソフトバンクといえばパリーグで首位争いをしている真っただ中なわけで、
杉内が出てこないとはいえ、正直不安はかなり強い。
まぁ間違いなく正面っからぶつかって行ったらダメだろうなと。
残念ながらここまでの中日の戦いっぷりを見る限り、ポジティブになれという方がムリな話である。

何せパリーグはセリーグではありえないような好投手が各球団に二人ずつくらいいるイメージだ。
ダル、涌井、岸、帆足、金子、杉内、成瀬、唐川、渡辺俊、岩隈、田中・・・。

はっきり言うと、現状のドラゴンズがこれらの投手を打ち砕くのはかなり厳しいと思う。
絶不調のヤクルトから3試合で3点しか取れないチームが奇跡を起こすのはそう容易くはない。

では依然森野と和田が打ちまくっている中、なぜドラゴンズはここまで貧打なのかを考えると、
どうしたって荒木の実力不足という問題に行きあたるのである。







今年の荒木の不調は、各所でいわれているようにコンバートの失敗にあるとみて間違いない。
井端の延命措置として行われたこのコンバート、当初より疑問の声は挙がっていたが、
まさかここまで荒木のショート適正がないとは、さすがに落合監督も想定外だったのではなかろうか。

内野の要たるショートが機能してはじめて「守り勝つ野球」というのは成り立つのであって、
落合野球の象徴でもある鉄壁の二遊間が、崩壊の要因になるとはなんとも皮肉なことだ。

今日の試合で明るみなったが、やはり荒木は「捕るまで」がファンタジスタであり、
捕ってから「投げる」動作に移ると、途端に平均以下のクオリティに落ちてしまう。

送球動作に移るまでが遅い、投げる球も遅い、おまけに制球力がない。
これでは失策を連発するのも無理はないし、荒木自身のためにもセカンド復帰がベストだとは思う。

打撃面をみても大島という積極性のある粋のいい若手が登場した今、足を負傷中の荒木が1番を打つメリットはほぼ無く、、
森野と和田が絶好調を維持しているからこそ1番荒木の淡白な凡打が実に不甲斐なく映ってしまうのだ。



・・・とかなんとか御託を並べて荒木の問題点を指摘したところで、
他の若手内野手をお試しで使ってもさして変わり映えのある結果を残すとは思えない。

だが、それでも、どうせ同じ実力の持ち主なら、若い方が良いに決まっている。
大抵の男性はそう考えると思うのだが・・・。


 信子夫人9歳年上


落合監督はそうじゃないのかもしれない。



[中日ドラゴンズ] [スポーツ]



○中日1x-0ヤクルト



山内と中澤。
同じ1985年生の若者の投げ合いは、内容的にみれば中澤の方がやや勝っていたように思える。

もちろん終盤のピンチをことごとく自力で乗り切った山内の快投も見事だったのだが、
中澤は立ちあがりを除いてそもそもピンチさえ作らない圧巻の投球でドラゴンズ打線を封じ込めた。
何しろあの12球団最強と恐れられるクリーンアップ・BMW砲がいとも簡単に打ち取られるのだ。
今季は二度ほど零封を喫した試合があるが、ここまで成す術のない相手は初めてではなかろうか。


それでも今日の試合、一貫して「負ける気」がしなかったのは、偏にチーム状態の差によるものだろう。
昨日、今日と感じたのだが、とにかくヤクルトの放つ暗黒オーラのようなものが半端ないのだ。
だてにGW9連戦を1勝7敗1雨という悲惨な戦績で終えたわけじゃねえな、と思わず唸ってしまうほどだ。


何が凄いかって、とにかく打線の迫力のなさがケタ外れなのだ。
例えば巨人や阪神と対戦しているときは1番から8番まで怖い選手がズラリと揃っており、
その緊張感ときたら試合終了後はドッと疲れに襲われるほど重いものがあるし、
横浜と広島にしたって中日の投手陣はなぜかこの辺の球団にもポカスカ打たれるので気が抜けないのだが、
今のヤクルトに関してはもう、打たれないこと前提で見ていられるから非常に気が楽だ。

気をつけるのは青木と宮本くらいのものか。
特に4,5番に座るデントナとガイエルというチーム不振の要因ともいわれる両外人は予想以上に酷く、
もはや開幕直後に打ちまくっていた頃の面影はまるでなくなっている。


デントナとガイエルが出てくると感じる癒しと安心感。
「あぁ、これでこの回も2アウトは自動で取れるな」と。
それはまるでお花畑で深呼吸をしたときのように、心をスーっと駆け抜けるのだ。







ヤクルトの主軸を担う驚異の癒し系・お花畑コンビ。
どこ投げても空振りしてくれるこの二人に、心より感謝を申し上げたい。



[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

○中日2-1ヤクルト



中田賢一がマウンドに帰ってきた。

その輝かしい才能と苦難の道のりについて、今さらここで振り返るつもりはない。
今はただ、中田賢一がナゴヤに帰ってきたという、そのことがとにかく嬉しくてたまらない。


中田が最後に表舞台で投げたのは昨年CS第2ステージの4戦目、巨人の優勝を目に焼き付けたあの屈辱の夜だ。
あの夜、中田は先発としてマウンドに立っていた。しかし、2回0/3、7失点で降板。
かつて誰もが近い将来、エースになることを確信した中田賢一の姿は、そこにはもうなかった。

前々から指摘されているように、中田は極端に制球力に欠ける投手である。
落合監督が「暴れ馬」と評する通り、1試合に平均3~4個の死四球は覚悟しておかなければならない。
それでもそんな短所を補って余りあるほどの威力を誇る直球を中田は持っているから、
多くのファンは川上憲伸が君臨したエースの座は中田に譲渡されるものだと考えていたのだ。

ところが現実、エースの座はすっかり後輩の吉見が腰を据え、
それどころかチェンや伊藤準など若手の台頭が目覚ましい現状、中田の存在はすっかり風前の灯になった。
もう中田がかつての輝きを取り戻すことはないのか―。ファンは寂しさに暮れた。


だがドラゴンズのエースナンバー「20」を背負う男の野球人生はまだ終わってなんていなかった。
怪我と短所に泣かされ続けた元エース候補が、どんな悲愴な決意で今日のマウンドに立ったか。
悲壮感の中に漂うわずかな希望、それを手繰り寄せようと、必死で一球一球、魂を込めて投げているように見えた。

丁寧に、丁寧に。
持ち味である快速球は常時140キロ後半をマークし、短所だったノーコン病もこの日は鳴りを潜めていた。
暴れ馬返上、と褒めるにはまだ早すぎるが、
今日の中田は間違いなく今季登板した中日の全先発投手の中で最高の出来だったと思う。




中田のいない一ヶ月間、ドラゴンズの先発投手陣はほぼ完全に壊滅した。
今、このチームが一番欲しているのは、言うまでもなくまともに試合を作れる先発投手だ。







そんなチーム事情に、100%の結果をもって回答してみせた中田。
もう若くない。エースにだってなれないかもしれない。
それでもまだまだ、中田の力はドラゴンズに必要だということをはっきりと痛感させられた。



[中日ドラゴンズ] [スポーツ]


大島洋平の快進撃がとまらない。

ここまで69打席63打数18安打.316という好成績。
数字だけではなく、大島は例え凡退でも内容のある凡退をみせてくれる稀有な新人だ。

たとえば和田や井端はカットにカットを重ねて相手に球数を放らしたり、
たまたま正面をついてもはっきりと意図のうかがえるアウトだったりということが多いが、
ふつうはこの領域に達するまでは相当な経験を要すもので、到底新人なんかにこれを期待するのは無理である。

ところが、である。大島には、早くもこれができてしまっているのだ。
新人にありがちな速球で追い込まれて落ちる球を空振りというパターンもなければ、
がむしゃらに当てに行ってポップフライを打ち上げるということもない。
極端にいうと、大島の打席は100%何かしらおもしろいものをみせてくれる。そういっても過言ではない。


では、何年もファームで燻る若手選手がなかなか突破できない壁を、
なぜ大島は入団した瞬間から突き破ることができたのか?



というお話を、実は開幕直前のこの記事でも書いたのだけど、
実際プレイする姿を何十試合もみて、だんだん大島洋平という選手の特異性が判ってきた。








それは、大島のこの表情がものがたっている。


・・・そう、大島はとても楽しそうに野球をやっているのだ。
多くの若手は抜擢の緊張感とプレッシャーからガチガチに堅くなって悲愴な表情になるものだが、
大島はまるで一軍で野球ができている幸せを心から楽しむかのように、のびのびとした表情を浮かべるのだ。
いい意味での余裕とでもいうべきか。
この特異性は、大島のメンタリティが非常にプロ向きであることを証明している。


多くの方が言っているように、大島ほどのインパクトを新人野手がいきなりみせてくれる例というのは、
遡って1999年の福留孝介以来10年以上振りのとんでもない快挙だと思う。

福留は球界を代表する大打者へと成長を遂げた。では大島は?
テン年代の初年度に現れた彗星のごとき天才打者はこの先どこまで我々を楽しませてくれるのか。
一挙手一投足から目が離せない。



[中日ドラゴンズ] [スポーツ]



●中日1-9阪神



5月5日、子供の日。
満員のナゴヤドームにはたくさんの子供たちが足を運び、
目を輝かせながら選手のワンプレイ、ワンプレイを追いかけた。

願わくば、ドラゴンズの勝利という最高のプレゼントを贈りたかったのだが・・・、
試合は残念ながら一方的な阪神ペースとなり、特に見せ場もなく敗れてしまった。

しかし子供たちにとって、球場でみるホンモノのプロ野球はきっと心の中に深く刻み込まれただろうし、
どんなに時間が経っても色褪せることのないすばらしい思い出になったことだろう。
(私も小学生のとき、はじめて行ったナゴヤ球場の試合ははっきりと憶えている)



ところで一般的な話になるが、子供と大人の違いって、一体なんだろうか。

20歳になっても成人式に凄い格好で出席したり、人の迷惑になることを平気でする人達もいれば、
小学生なのに物事をきちんと論理立てて把握し適切な対応のできる子もいたりと、
世の中の実際の子供と大人とを比べると、その定義はだんだん曖昧になっていく。

小学校を卒業すること、18歳になること、のように一定の年齢に応じて移行するものなのか、
あるいは感情のままの行動、ロジックに基づいた行動、のような精神的な発達に応じるものなのか。
こういう問題を突き詰めていくと人文科学的な分野に入っていき訳が分からなくなるのだが、
私が思う子供と大人の違いとは、端的にいえば「感情を押し殺し平静を装えるか否か」である。


子供は人前でもよく泣く。公共の場で大声で騒ぐ。怒って物に当たったりする。
ああいった行動が平静を装う術を知らないから発生するのだと仮定すると、
大人はそれを知っているから、少なくとも公の場では平静を装うとする、あるいは装えるのだといえよう。

例えば何か不慮の事故で予期せぬ事態が降りかかったとき、
子供はまずパニックに陥って大声で喚き立てて大人を呼ぼうとするだろう。
一方で大人が同じ状況に立ったら、深呼吸でもして冷静になることを第一に心がけるのではなかろうか。

この「意識の差」こそが子供と大人の最大の違いなのだ。たぶん。
だから私はすぐにヒステリックに騒ぐ人をみると「あぁ、子供だな」と感じてしまう。

そういう意味では今日のチェンは、ひどく子供の投球をしてしまったな、とつくづく思う。








初回、無死一塁、大和の犠打で二塁封殺を狙おうとした谷繁が、握りそこねてオールセーフとしてしまう。
うまくいえばゲッツーで流れを一気に引き寄せられるシーンだっただけに、痛いといえば確かに痛かった。

だが試合の中では当然このような不慮の事故が起きるのも投手は想定しておくべきであって、
そのような状況になったとき、いかに感情的にならず危機を脱するか、ということに意識を移さねばならない。
山本昌は味方がエラーした際に必ず微笑んで「いいよ、いいよ」と小さく手を挙げるが、あれこそ大人の心遣いなのだ。

ところがチェンは、あからさまに谷繁に対して苛立ちをみせた。
テレビ越しにも分かるほど不貞腐れて、半ばヤケクソで投げはじめたのだ。

「おまえがエラーしなきゃ、俺はスイスイ投げることができたのに。おまえのせいでリズム崩れたよ」
まるでそう言わんばかりに構えたところを大きく外れるボール球を連発し、四球を出し、ドカン。

これじゃどうにもならない。
いくら凄い速球を持っていたとこで、こんな子供の投球じゃ大人の打者は倒せない。
技術的、体力的な不調ならファームで再調整すればなんとかなるが、
このような性格的な未熟さは短期間でどうにかなるものではないだけに、チェンの不調は厄介だ。

せめて嘘でもいいから微笑んで、野手を労わる寛容さをチェンには覚えてもらいたい。
と偉そうに言ってる私も、すぐに不貞腐れて態度に出てしまう"子供"側の人間なのだが。




[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

昨日の阪神戦、どうしても書いておかねばならないプレイがあった。


7回1/3の場面、一死一塁で打者はここまで凡退におわっている新井。
浅尾は外角に直球を投げ込むも、新井は狙っていたかのように「一番ヤバいコース」の右中間へ打ち返した。
抜ければ1点差、さらに二塁に走者が残って城島、ブラゼルという窮地に陥るところだ。

だがそこで「らしさ」を見せたのが、この回から守備固めに入った英智だった。
英智は素早い打球判断で追いつき、膝をクシャっと曲げるように座り込んで捕球。
さらにすぐに体勢を立て直し、慌てて帰塁する走者を刺そうと一塁へ送球までした。













おそらく野本であっても捕球まではできていたと思う。
それも、もっと派手にジャンピングキャッチでもして、喝采を浴びていただろう。

だがこの一連の動作の凄みは、敢えて一旦腰を地面につけた英智の判断力にある。
普通に追いついていたのに、英智はなぜわざわざ座るような体勢をとったのか。

英智には見えていたのだ。
捕球後、体勢を整えて一塁へ送球すれば、あるいはゲッツーを狙えるということを。
それを読んでいたからこそ、最短時間で送球動作に入ることのできる体勢をわざわざ選んだのだ。

もしジャンピングキャッチしていれば、当然送球はすることができない。
もし走りながらキャッチしていれば、助走のついた体勢から一塁方向に向き直すまでにロスが生じる。

となると、捕球から送球へ動作を移すのに最も効率のいい手段は「その場で身体の動きを止めること」、
すなわち座り込むことだという判断を、英智はあの一瞬の間に見極め、実践してみせたのだ。



かつて落合竜が「守り勝つ野球」を掲げていた頃、アライバと並ぶ象徴だった英智。
近年は以前に比べれば活躍の機会が減ってしまったのは残念だが、
ゲーム終盤、英智が守備固めについた途端、試合が引き締まるのは何も変わっちゃいない。

監督が「今季一番いい勝ち方」と評したこのゲーム、
久々に英智ここにありを感じた最高に痺れるワンプレイだった。




[中日ドラゴンズ] [スポーツ]




○中日6-2阪神



森野将彦・4打数4安打(すべて右前安打)




 「よっ!鬼の森野!」



そう合いの手を入れたくなるほど森野が打ちに打ちまくっている。
4月一杯は4割台を維持する選手は毎年1,2人はいるが、5月に入っても全く勢いのとまらない打者はそうはいない。
それどころか、森野はますますその安打製造機ぶりを加速させているから凄まじい。
打率はついに.409まで上昇。
怪我で離脱中の首位打者・松本の名がそろそろ消えるため、首位打者・森野誕生はもう時間の問題だ。


パッと見、去年と何かが変わったということは無さそうに見えるその打棒の秘密は、
森野曰く「本能とデータの割合9:1」がうまくハマっているかららしい。

要はデータや配球を読んで打つ、のではなく、打てると思った球を振る。そういう感覚である。
そうなると、当然バッテリーはより厳しいコースへ攻めてくるようになる。
本能で打ってくる森野を抑えるには逆説的に考えて「打てると思われないコース」を突くしか術はないからだ。


今日の城島は森野の弱点をなんとか探ろうと、内角、外角、高め、低めと様々なパターンで配球を工夫してきた。


しかし・・・















残念ながら今の森野には、どこへ投げても打率上昇の助けにしかならないようだ。

このペースでいけば220安打、あのイチローが94年に打ちたてた金字塔210本を上回るペースだという。
それにしてもあの森野君が、ドラゴンズの顔ともいえるスター選手になるとは。
なにか嬉しさと半分、遠い存在になってしまったような淋しさも感じるのは私だけだろうか。



ところで試合終了後のヒーローインタビュー・・・。



インタビュアー「吉見さんに選手会長から何か一言!」



 「えぇ~、まだだらしないんで、もうちょっとピリッとして欲しいですね」


お前が言うか!エラー王!やっぱり森野は森野だった。




[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

○中日5-0阪神



「出遅れた男」朝倉健太が安定感のある投球で2勝目を挙げた。
開幕当初のローテのうち吉見、チェン以外の先発陣が全壊という緊急事態において、
経験のある朝倉あたりが出てきてくれたのはかなりプラス材料だと思う。

昨日はファームの対外試合で中田賢が好投、今日は同じく川井も好投したとの情報も聞こえてきている。
徐々にではあるが、ようやく反攻の準備ができてきたと考えていいだろう。



ところで朝倉といえばミスター地方の異名を持つほどの地方球場好きとして有名だ。
プロ11年間での地方球場での通算成績は18戦11勝。
通算勝利数が60勝のため、実に5.4勝に1勝を地方球場で挙げていることになる。

曰く「整備の悪さや球場の狭さ等、どれだけでも言い訳のできる状況でいかに頑張れるか」が面白いそうで、
快適とはいえない環境をかえって好むあたりが他投手とは異なりワイルドな朝倉らしい意見だと感じた。

ちなみに先週の「サンドラ」では各選手に聞く「好きな球場・嫌いな球場」という企画が放送され、
地方球場好きな朝倉は、嫌いな球場としてまさかのあの球場を挙げた。










さすがチャラ男。本拠地批判もお構いなし。
これを聞いた落合英二氏がすかさずツッコミを入れる。







今夜は大嫌いなナゴヤドームでもめげずに頑張った健太君。
下旬の北陸2連戦ではさぞかし素晴らしいピッチングをみせてくれるに違いない。




[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

●中日3-4x広島


荒木雅博は基本的に打撃に期待してはいけない選手だ。

アライバでセットになっているせいか不動の1番打者のようなイメージが定着しているが、
打者としての能力は12球団の先頭打者でもあきらかにブービーを競うレベルである。
だから中継で解説者が「怖い1,2番」と言っていると、おいおいと突っ込みを入れたくなる。


その荒木がかれこれ8年以上もレギュラーを張っていられるのは、
ご存じのとおりゴールデングラブ6度受賞を誇る守備、そして盗塁王にも輝いた走力があるからこそだ。
確かに守備と足の両方を併せ持つ内野手というのは貴重なため、重宝されるのもむりはない。

要は「打たないし小技もできないけど、守備と盗塁はすごい」。
荒木とは、一芸に秀でたスペシャリストタイプの選手なのである。



では、そういうタイプの選手から「一芸」をまるっと抜いてみたらどうなるのか・・・












守れない、走れない荒木は、ただの荒木




もはや「アライバ」の荒木じゃない。今の荒木はただの荒木になってしまっている。
このままの荒木では、今後もエラーの連発は予想されチーム状態も上向かないだろう。

かつての黄金期メンバーに陰りが見える落合竜、果たしてこの危機をどう乗り越えるのか!?




[中日ドラゴンズ] [スポーツ]



○中日12-6広島


大味な試合の中でトピックスは幾つかあったが、
冷静に振り返れば流れを決したのは4回表、岩崎のタイムリーだったと思う。

序盤から4点のビハインドを背負う重苦しい展開に光を射したのが和田の追撃2点弾なら、
岩崎のタイムリーはその勢いを「いける!」という確信に変える貴重な一打だった。
結果論だが、これがなければ今日の試合、ズルズルと行っていた可能性は高いと思う。

終わってみれば和田の二打席連発や幻の三連発ばかりがニュースで取り上げられているが、
井端の負傷退場で突然得たチャンスを見事に生かした岩崎こそがこのゲームの隠れたヒーローである。



さて岩崎達郎、実はこのタイムリーがプロ入り56打席目にしてメモリアルな初打点なのだという。
前々から打席に立つことはしばしばあったので少し意外な感じである。

守備の巧さが買われてちょくちょく一軍でも見るようになったのが一昨年のこと。
なにしろポジションが二塁と遊撃ということで滅多なことでもなければ試合には出られないのだが、
かねてから落合竜はアライバの後継を早めに育成しておくことが課題といわれていたこともあり、
岩崎は多くない出場機会で貴重な補欠としての存在感を淡々と高めてきた。


キャンプ中には落合監督から名指しで







と評されるなど、目下、岩崎は若手の中でもレギュラーに最も近いところにいる選手なのである。
そうなると、年々衰えのすすむアライバを脅かすには打力の向上が必須となる。

こればかりは一軍の投手の球を見るためにひたすらゲームに出続けるしかなく、
出場機会の限られている岩崎は少ないチャンスを死に物狂いでものにしなければならない。

そんな中で巡ってきた、主力の負傷と言う千載一遇の大チャンス。














プロ初打点を大事な場面で挙げ、見事にそれをものにした。
終盤には犠打も決めた。岩崎は、日進月歩の進化を遂げている。

明日、井端が大事をとって休養となれば、おそらく岩崎は先発で出ることになる。
レギュラーとの差を詰めるには願ってもいないビッグチャンス。

生かすか、殺すかは、その小さくも夢と希望の詰まった体躯に掛かっている。
[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

ファンの応援スタンスについての話。

SNSや掲示板なんかを見ていると、負けた日は暴言や野次がとても増える。
チームの改善案をまじめに書いたものもあれば、過激な文言を用いたトイレの落書きのようなものまで様々。
ところがそういう書き込みが増えると、必ずこんな意見が登場し、批判している連中を上から目線でたしなめる。

「負けているときこそ応援するのがファン。選手は一生懸命やってるんだから、ファンも頑張って応援しよう!」



個人的な意見を書かせてもらうと、こういうのはもの凄く薄ら寒い。
いつも優しい笑みを浮かべて慈悲の大切さを語るカルト宗教の信者と同じくらい薄ら寒い。

なんだろう、いつからファンの定義は「負けているときこそ応援する」ことになったというのか。
時間とお金をかけて観戦しに来たファンが「選手は一生懸命なのだから、僕らも頑張ろう」なんてあっさり言えちゃうもんだろうか。
こんなもん、負けた鬱憤を晴らしたくて多少過激になるくらいがむしろ自然だと思うのは、私が偏屈だからだろうか。


プロ野球の応援というのは勝てばもちろん嬉しいが、だからと言って報酬や名声が得られるわけではなく、
負ければやり場のない苛立ちとストレスが一方的にたまるという非情に救われない立場であって、
負けたときの選手批判や暴言というのはやり場の無さをぶつけるための唯一の自己救済方法であると言える。

それを清く正しく、紳士に応援しようなんて言い出したらもはやプロ野球の応援などは苦行でしかなくなってしまう。
普段、上司や先輩にぶつけたい言葉をぐっと抑えている分、こういうやり方で発散するのはとても健全だと思うのだが…。



それに多分、正直に暴言を吐いちゃったりする人というのはほんとはとてもピュアな心の持ち主で、
あまりに中日のことが好きすぎるからこそついついキツく当たったりしてしまうのだろう。

この感情に名をつけるのなら、

それは、ずばり

愛しい、愛しい、とにかく愛しい。
JE T'AIME!Ti amo!我愛ニィ!Ich liebe dich!

あー、もう好き超好き。










●中日0-9広島



8番キャッチャーに満塁ホームランぶち込まれる小笠原がたまらなく愛しい!
同一カード4連敗、ボロ負けする中日も、これまたたまらなく愛しい!

勝っても好き、負けても好き、中日大好き!
「負けているときこそ応援する」のじゃなくて、「負けてる中日も好き」。
好きだからこそ、ふがいない姿見せられるとちょっと厳しく文句も言いたくなる。

ファンって、そういうものではないでしょうか。