イレコミ!ドラゴンズ

黄金期の軌跡を形に残しときたくて削除せず放置してます
[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

「あ、グスマンいいじゃん」
昨日のロッテ戦、結果はもちろんのこと、内容的にもそう感じた人は多いと思う。

逃げる変化球はきちんと見極め、打てる球を確実に待って打つというそのスタイルは
昨年来、ブランコに対して感じ続けていたストレスを一気に払拭するかのように、
まるで重く暗い雨雲の隙間から射した一筋の光のごとくファンの心を鷲掴みにした。

その後のブランコの打席があからさまにグスマンを意識し過ぎて空回りしためちゃくちゃな
内容だっただけに、グスマンの落ち着いた打席が余計に頼もしく思えた。


そしてこの試合をもって一ヶ月のキャンプを打ち上げたわけだが、感想を聞かれたグスマンの言葉が印象的だった。







こういう場合、外人選手というのは概ね調子のいいことを言うものなのだが、グスマンは違った。
「きつかったです」。メジャーで将来を嘱望された期待の星が、遠い島国のキャンプでこんな感想を口にするとは。
真面目な性格とは聞いていたが、この真摯さは間違いなく日本向きであろう。

そんなこんなでグスマンの評価が上がれば上がるだけ立場がキツくなるのがブランコなのだが、
ブランコも実に真面目で紳士的な外人なだけに、焦らず本来のポテンシャルを見せてほしいものである。



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[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

●3-8楽天





各球団、一斉にOP戦が始まりいよいよ気分は球春到来。
連覇を狙う落合竜は、何かと関係の深い星野楽天との初戦を迎えた。


OP戦というと、つい粋の良い若手や新人の活躍に目が向けられがちだが、
本来の趣旨は主力の調整ならびに若手や新人の「ふるい落とし」の場であると私は考えている。
今日でいえば吉川のマルチ、中田亮のタイムリー、武藤の好投などは確かに見ていて楽しいし、
おそらく明日の中スポもその辺りを中心に記事が書かれるのだろう。

しかし今日の試合、最大のポイントは言うと、私が見た限りはブランコの三振だったように思うのだ。
落ちる球に空振り、直球をファール、また落ちる球に空振りで三球三振。
一見、なんの変哲もない「あー、やっぱブランコだな」とため息が出るだけの空振り三振。
されども問題は、昨年嫌になるほど見せられたのと"同じパターン"で料理されてしまっていた点にある。


今季はブランコと同タイプのグスマンと、謎の多いカラスコという2人の外人野手が新加入したわけだが、
ブランコが一昨年のように期待に応える可能性が高ければ、この2人を獲る必要など一切なかったはずだ。
にも関わらず2人も獲得したのは、それだけブランコのウィークポイント、つまりは落ちる球を空振りする、
あのおなじみの光景が改善される余地が少ないことの表れでもある。

言いかえれば実績がある分、そこさえ治れば優先的にスタメンで起用されるのだろうが、
あの空振りを見る分には、なんも変わっちゃねえなと言わざるを得ず、現時点ではグスマンが一歩リード。
昨年ならそれでもブランコを使い続けなければ仕方なかったのだが、今季は代わりにグスマンがいる、
カラスコがいる、さらには中田亮も平田も控えており、いくらでも対処できる状況が整った。


今日の最大のポイントがブランコの三振であるというのは、まさにその部分であり、あの三振を見ても心配になるどころか、
代役の選手たちが多く見られることへの期待の方を強く感じたのは層の薄かった昨年では考えられなかったことである。
その点において、確実に昨年より中日は強くなった。
それが確かめられただけでも、今日の試合は充分に意義のあるものになった。


ブランコに中田亮のような柔らかい打撃が備われば最強なのだが、それは無いものねだりってやつか。



[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

「この惑星の住人は、なぜか上を向くだけで元気になる」


缶コーヒーのCMでそんなフレーズがあったが、高度成長期の真っただ中に発表された坂本九の
「上を向いて歩こう」という曲は、戦後日本人のマインドの象徴であったと言えよう。

基本、ネガティブかつ自虐的な国民の多い日本があれよあれよと世界有数の経済大国へ成長したのは、
悲観的でありながらいざとなると「上を向いてれば大丈夫!」という根拠なき楽観を併せ持っていたからだと思う。


その時代に比べ、最近の日本は随分元気がなくなったといわれる。
長引く不景気や、山積する社会問題に解決の目処が立たなかったりと、色々問題を孕んでいるのは確かだ。
しかしそんな今だからこそ、我々はかつての右肩上がりの時代のマインドを取り戻すべきではなかろうか。

辛いこと、受け入れたくない現実を目の当たりにしたときこそ、空を見上げて口ずさむのだ。
さぁ、諸君もいつまでも暗い顔をしてないで、共に顔を上げようではないか!






今こそ…上を向いて歩こう!





ボキッ!!




あーあ、反り返りすぎて鎖骨折れた。


[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

痛い、痛いなぁ~!

列島震撼の「チェン離脱」というニュースは、投手陣しか自慢することのない中日にとって、とてつもない痛手である。
吉見とチェンのいない中日なんて他球団からすれば怖くもなんともないわけで、
貧打とザル外野ばかりが目立つただの雑魚チームと言っても過言ではない。俗にいう非常事態である。


とは言え、起きてしまった事態を嘆いても仕方がなく、とりあえずは残りのメンバーで穴を埋めるしか
ないのだが、当たり前だがチェン並の穴を埋めることなどそう容易なことではない。

そのため2.3人でなんとかかんとかやりくりをしていくことになると思うのだが、中でも同じサウスポーで
そこそこの実績もあるこの投手への期待が、おのずと高まっていくものと思われる。








川井雄太。
彗星のごとく現れたのも早2年前、昨季は怪我などもあり期待を裏切る形になってしまった7年目の左腕。
だが基本的には川井は、怪我さえなければ充分開幕からローテに数えてもいい投手だと思っている。
昨季の結果にも関わらず若い背番号を剥奪されなかったのは、首脳陣もその能力を認めているからであろう。


その川井、今日の練習試合ではカーブの制球が定まらず2回2安打1失点とやや渋い結果に終わったが、
この時期に先発で起用するあたり、たぶん森コーチは川井を開幕ローテに入れる気満々である。

そういえば昨季はキャンプを順調に終えながら、3月2日のOP戦で打球を左足すねに当て二ヶ月以上の
出遅れを余議なくされたことを思い出す。
お願いだから今年は、どうかそのような不運に見舞われませんように。



[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

中日4-16SC



なんでもかんでも「努力すれば報われる」という格言を信奉すりゃいいってもんじゃないわけで。














時には諦めも肝心



今日のブランコを見ていてつくづくそう感じた。



[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

 13日午後5時5分ごろ、沖縄県中頭郡北谷町大字美浜2の北谷公園野球場から、「若者が倒れている」と
110番通報があった。北谷署員が駆けつけたところ、練習していた中日ドラゴンズの吉川大幾さん(18)が泥まみれで
横たわっており、その表情はプロの厳しさをまざまざと思い知らされた様子だったという。
同署は殺人未遂の疑いで、その場にいたノッカー、辻発彦容疑者(52)から事情聴取。

同署は殺人未遂容疑に切り替え、動機や詳しい状況を調べている。
なお吉川さんはぶっ倒れたあとすぐに起き上がり、ギャラリーと握手を交わして引き揚げるなど命に別条はない模様。








こりゃ強いわけだわ、落合中日。




[中日ドラゴンズ] [スポーツ]




今シーズンを占う要素のひとつとして、統一球の問題は避けて通れないだろう。


既に今キャンプから全球団で使用が開始されており、
報道を聞く限りではやはり打者がその「飛ばなさ」に困惑しているようだ。
球界を代表する打者・阿部慎之介曰く「芯に当たれば問題ない。芯を外れると失速する」のだそうだ。

これについてよく言われるのが、狭い東京ドームを本拠地にする重量打線の巨人にとっては不利で、
広いナゴヤドームで投手力重視の野球を得意とする中日には有利なルール改正だという点である。

確かにそうだろう。坂本や亀井あたりがよく打つ、東京ドームの最前列にポトンと落とすような当たり、
あるいはかつて清水隆行が打っていたような低い弾道で最前列に突き刺さる当たり、
あれらの割合がほんの少し減るだけでも、長いスパンで考えればバカにならないダメージになり得るのだ。


だが注目したいのは、むしろ投手目線での統一球の効果。
すなわち変化球の曲がりに関する部分である。

従来品より縫い目の幅が広く、曲がりすぎる、逆に曲がらない等の弊害が投手によって表れるそうだが、
概ね言われているのはスライダーのキレが抜群に良くなるということ。
もちろんキレがよすぎて打者が見極めやすくなってしまえば元も子もないのだが、
衰えによりかつてほどのキレ味が無くなってしまったスライダー投手には復活の手がかりになることは間違いないだろう。


もう一度言おう。



「衰えにより・かつてほどのキレ味が無くなってしまった・スライダー投手」







いたいた。今や9回2アウトからの守護神。
復権なるか。


[中日ドラゴンズ] [スポーツ]




吉川大幾の初キャンプも一週間が経過し、早くも滲み出てきた貫禄にただ驚かされるばかりだ。

立浪以外の選手が背番号「3」を背負うのは実に24年振りのこと。
少なくとも私が物ごころついた頃には「3」は立浪の番号として定着しており、
それ以外の選手がこの番号を背負っている姿など想像もしたことがなかった。
巨人のそれが長嶋茂雄だけの物であるように、中日の「3」はイコール立浪和義の象徴だった。


そんな重い番号をまだ18歳のルーキーが背負っているというだけでも凄まじい重圧のはずなのに、
このルーキーは特に気にする様子もなく、ましてや重圧に押しつぶされることもなく北谷で練習をこなしているから凄い。
この番号を吉川という高校生が引き継ぐという話を最初に聞いたときは正直栄光の番号に傷が付くのではと、
今思えば恥ずかしいばかりの心配をしていたのだが、何度か吉川の姿を見るうちにそんな心配は吹き飛んでいった。

特筆すべきは、そのしっかりした受け答えだ。
並の高校生ならメディアの取材に対してあからさまに緊張した素振りをみせるものだが、
吉川の堂々たる受け答えはまるでベテラン選手のように貫禄に満ち溢れており、物怖じする様子など微塵もないのである。

ドラフト指名後の「サンドラ」で共演した大先輩・立浪氏に「将来中日を背負って立つ選手になる。見れば分かる」と
太鼓判を押された逸材だけあって、その風格たるや並のルーキーとは一味も二味も違う凄みを感じさせてくれる。


今日、初めてフリー打撃に臨み、中田賢一と対戦した吉川は見逃し三振を喫しプロの厳しさを見せつけられた。
その後のインタビューでも普通なら「凄かったです」とか月並みなコメントを残しそうなものだが、吉川は違う。







なんと、「まだ遠慮しがち」だと自ら認めてしまったではないか。
言いかえれば「まだ俺の力はこんなもんじゃないですよ」と宣言しているようなものだ。

慣れない環境でのハードな練習を経てちょうど弱音を吐きたくなるこの時期の強気な言葉。
やはり吉川大幾はそんじょそこらの高校生じゃないようだ。
まるで24年前に同じ番号を背負っていた高校生のように。



[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

話題の愛知県トリプル投票、
中でも注目されていた名古屋市長選は事前の予想通り前職の河村たかしが再選を果たした。


河村たかしと言えば「燃えよドラゴンズ」のテープを流しながら自転車で遊説をしたり、
公の場でもスーツで中日の帽子を被ったりと、常日頃より名古屋人の心を掴むのに余念がない政治家であるが、
今回の当選を伝えるニュースでその姿を見た全国の中日ファンは、一斉にこう突っ込んだことだろう。










昔のかよ!


どえりゃ~懐かしいがや。


[中日ドラゴンズ] [スポーツ]




4番目の外人枠に名乗りを挙げたのは無名のテスト生だった。

エンジェルベルト・ソト。ベネズエラからやってきた28歳の左腕はキャンプ初日から完成度の
高さと練習熱心な勤勉さで首脳陣のハートをがっちり掴み、異国での契約を手にした。


とかなんとかそれっぽく書いてるけど、恥ずかしながら完全にノーマークだった。
ヘススは知っていたが、ソトなんて投手が参加していたとは。
しかも経歴を見るに、即戦力で使えそうなタイプではないか。
吉見が出遅れ、山本昌も一時離脱、伊藤や山井、小笠原も不透明な中で頭数は一人でも多い方がいい。
どのくらいやってくれるかは未知数ながら楽しみな逸材が出てきたものである。


…と、小躍りしてみたのも束の間、外人枠(野手・投手各3以内/合計4枠)の制限を考えてみると、
ソトが一軍の切符を掴むには、現時点ではなかなか高いハードルが待ち構えていると言わざるを得ない。
殊に開幕一軍となるとチェン、ネルソン、ブランコ、グスマンの4人で埋まるのはまず間違いなく、
ソトの一軍登録はこのうち誰かひとりが不調あるいは怪我で抹消されるのを待つほかないわけだ。

だがこの4人のうち誰かが抹消されるような事態はチームにとってあまりよろしくないことであり、
一概に「ソトが見れる!」と喜べないのも事実。
それでもベネズエラ出身の左腕とやらを見てみたいという好奇心もあり…。


どうやら今季の外人枠はチェンを除く4人で残り3枠を争う超ハイレベルな競争が見られそうだ。
一昨年二冠王のブランコでさえ安泰とは言えないなんて、傍からみてる分には実に面白い。


いやぁ、今季の外人は5人共に粒ぞろいで何よりだ。
この5人が皆活躍してくれれば優勝待ったなしだろう。
頼もしいなぁ、助っ人5人衆!





あ、そこの外人さん、勝手にグラウンド入っちゃダメだって!



[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

40代半ばの会社の上司曰く、齢を重ねるということ=身体がついてこないこと、なのだという。
頭ん中でははっきりとイメージできていることでも、いざ実行に移すとなると意気込みとは裏腹に
身体の節々が思い通りに言うことを聞かず、やり場のないストレスがたまるのだという。


たしかに25歳の私でも10代の頃に比べれば、イメージと動作との乖離を感じる場面が多々あるので、
40代ともなればよりはっきりと、それこそ相当のイライラを伴うであろうことは想像に難くない。
当然ながら人の身体は齢を重ねるごとに老化していく。
鍛錬次第でそれを遅めることはできるが、ストップさせたり若返らせることは理論上、不可能である。

それはセルフケアの達人たるスポーツ選手でも例外ではない。







ご存じの通り、山本昌がキャンプ早々に右足首を痛めてリタイアした。
本人が強調しているように大したことは無いのだろうが、この怪我が完治しても多分山本昌は
長いシーズンを終えるまでに同じような軽傷を何度か繰り返すような気がしてならない。

もっともそれは山本昌のケア不足とか練習のやり方どうこうではなく、45歳の肉体がプロ野球の常人
離れしたハードな練習内容についていけないというごく当たり前の現象によるものなのだが、マウンドに上がれ
ばまだまだ通用するだけに、そこに到達する以前の段階でつまづくのは本人的にもかなり歯がゆいだろう。


こういう怪我が続くようだといよいよ周囲があの二文字を口にし始めるわけだが、昌に限っては心配は無用だ。
想像してみて欲しい。森の中心にドシリと根を張った樹齢1000年の巨木がそう易々と倒れるだろうか。
巨木・山本昌はこの27年間、大なり小なり色んな怪我を負いながら、それでも絶やさず花を咲かせてきた。
年齢的に以前より脆くなってきたのは否めないが、巨木は我々が思う以上に強くたくましいのだ。


夏には46歳を迎える老樹が若い小枝と同じ舞台に立っているだけでも奇跡。
春になればもうひとつ大きな奇跡を、今度はグラウンドで見せてくれることだろう。



[中日ドラゴンズ] [スポーツ]




堂上直倫、沖縄に散る。

惜しい男を失くした。ファンの期待を一身に受け、今季は井端とのガチンコ勝負が注目されていた最中。
まさかキャンプの序盤も序盤、朝飯前のノックで力尽きるとは。所詮はこの程度の男だったとは言え、
尊い若者の戦死はいつの時代も悲しいものである。安らかにお眠りください。アーメン。





・・・。







「おいコラ、こんなもんで死んでたまるかよ」




そう、こんなもんで死んでもらっちゃ困るのだ。
これから一ヶ月間、彼には死よりもヤバい生き地獄を見てもらわなくちゃならないのだから。



[中日ドラゴンズ] [スポーツ]




球春到来。
野球選手にとって2月1日はもう一つの正月だと言うが、それはファンにとっても同じである。
久々にユニフォーム姿で汗を流す選手たちを見ると、いよいよ今年も始まったなと胸が熱くなるものだ。


テレビをつければ名護が物凄いことになっている様子がこれでもかと何度も何度も放送されているが、
にわかファンの人々には真のプロってのを見たければ20キロほど離れた地、北谷に行けと薦めたい。
佑ちゃんを見たあとでもいい、一度プロの中でも最上級にキツいといわれる練習を目の当たりにして欲しいと思う。
100人に1人でも、200人に1人でもいいのだ。
最初は興味本位でも、そこから中日ファンになってくれる方が1人でも増えればと心から思う。



さて、これから一ヶ月。
この時期にしか見られないおなじみの光景が日々繰り広げられるのだと思うと、
楽しみで楽しみで仕方なくなってきた。


さっそく今日、サブグラウンドで見られたおなじみの光景が、こちら↓






北谷名物・森野の死にそうな顔




んなわけで今季もよろしくお願いします。