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あの頃は帰らないのか


○中日3-0阪神

今年の岩瀬は、やや頼りない投球が続いている。
防御率だけ見れば1点台と相変わらずの安定感を誇っているのだが、三者凡退や三振が少なく、
ヒヤリとする場面を作りながらも、なんとかセーブを挙げるという内容がほとんどなのだ。

それを象徴するかのような投球が、一昨日の広島戦で見られた。
先頭打者にいきなり打たれ、なんとか2アウトまで整えてもそこからがまた遠い・・・。
宝刀スライダーにかつてのキレは無く、球威の衰えも明らか。

2000年代前半を彩った「あの頃の岩瀬」は、もう見られないのか―。
一抹の寂しさがよぎる中、今夜も「岩瀬が出てきそうな展開」で試合は進んだ。

先発はエース川上。
完封も考えられるが、終盤に一つでもピンチを作れば岩瀬へのスイッチが濃厚。

そんな張り詰めた緊張感が漂う8回表、信じられない事故が起きた。





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それは突然の出来事だった。

先頭野口の放ったライナーを左胸付近にもろに受けた川上が、
そのままマウンド上に倒れこんでしまったのだ。

134㌔のカットボールを打ち返した打球速度は、優に150㌔を越えていただろう。
まさに投手にとってもチームにとっても痛い緊急降板。
だがここで踏ん張ったのが、竜の誇る方程式のツートップだった。

まず登場したのはチームトップの36試合目登板・岡本。
緊急登板の動揺を感じさせない落ち着いたマウンド捌きで打者を翻弄し、
1安打は許したものの2アウトを難なく取ってみせた。

そして8回二死一二塁から登場したのは、なんと抑えの岩瀬である。
これには驚いた方も多かったはずだ。

余程のことが無い限り、岩瀬がイニングを跨いで登板することは珍しいし、
第一3アウトを取るのにも苦労していた最近の岩瀬に4アウトを任せることなど出来るのか?
失礼ながら私は今日も「劇場」を覚悟していたのだが、
これは9年間で500試合を登板するタフネスに対して、あまりに失礼な考えであった。



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赤星→鳥谷→金本→今岡。
阪神の顔とも言える上位打線を、魂の4者連続三振に斬った岩瀬仁紀。

エースの魂を引き継いだ最強守護神がみせた投球は、
悔しいくらい「あの頃の岩瀬」だった。


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この記事のURL | 2007.07.07(Sat)22:19 | 岩瀬仁紀 | Comment : 02 | Trackback : 00 | 
なんか、最後かっこいい

 #- | URL | 2007.07.10(Tue)21:50 [ 編集 ]
>無名さん
どうもありがとうございます!

いくと #- | URL | 2007.07.10(Tue)23:58 [ 編集 ]


 
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