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俺が中田だ!


○中日7-0阪神

この若者、やはり只者ではない。

1勝1敗で迎えた竜虎の首位攻防第3Rは、互いの意地がぶつかり合う緊迫した展開となった。
序盤、中田自身のタイムリーなどで2点を先取した中日だったが、以降は沈黙。
一方の阪神も4回の一死満塁などチャンスは作るものの、あと一本が出ず試合はこう着状態に。


そしてクライマックスは、8回ウラにやってきた。
一死後、赤星の内野安打、シーツのヒットと続き、金本が四球を選んで満塁。

この試合、二度目となる一死満塁の大ピンチだ。
最初の一死満塁は、矢野の打ち気を逆手にとり、併殺に討ち取り逃れた。
だが今回は、浜中・葛城と続く上中位打とあって、緊張度が違う。
おまけにこの時点で、中田は120球以上の球数を放っており、球威も落ちてきたはずである。


だがここで、中田は凄まじいアスリート能力を発揮する。





まずは前日の試合で決勝弾を放った浜中に対し、2-2からフォークを振らせてツーアウト。
少しでも手元が狂って高めに浮けば、たちまちスタンドへ打ち返される危険な球種だ。
これを要求した谷繁の強気なリード、そしてそれに応えた中田の精神力。
この三振は、バッテリーの配球が奪った空振りである。



だが、息をつく暇もなく今度は葛城育郎との勝負が始まる。
浜中に比べればだいぶ格が落ちるものの、気を緩めるわけにはいかない。

驚くべきは、直球二つで簡単に追い込んだあとの3球目だった。





渾身のストレートに、なんとかバットを当てる葛城。
このとき、スピードガンが計測した直球の速度は・・・、





この日最速の153キロ。



8回2アウト、130球放った投手が弾き出す数字ではない。
その後、勝負はフォークで打たせた中田に軍配が上がったが、
この場面で153キロを出した時点で、結果は自ずと決まっていたのかもしれない。


・・・にしても、凄い、凄すぎるぞ。。






これが中田賢一だ!



この男のポテンシャルは、どこまで深いのか―。
背番号「20」の今後の成長が、楽しみで仕方ない。


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この記事のURL | 2007.09.16(Sun)23:20 | 中田賢一 | Comment : 00 | Trackback : 00 | 


 
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