イレコミ!ドラゴンズ

黄金期の軌跡を形に残しときたくて削除せず放置してます
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[中日ドラゴンズ] [スポーツ]




奇襲成功


中日5-2巨人

「朝倉か、山井か」

戦前、大方の先発予想はこの二人のどちらかに絞られていた。
だが、落合監督が選んだカードは、左腕の小笠原だった。奇襲だ。

小笠原は、7月19日に6勝目を挙げて以来、一度も勝つことができず、
結局シーズンを6勝6敗で終えた、いわゆる負け運の付いた投手である。

そのため、先の第1ステージではリリーフとして登板するなど、
先発としてはある意味見切りを付けられた感が強かった。
そこに来ての、この大一番での先発登板。驚かないわけがない。

この奇襲をどう捉えるかについては意見が分かれるところだと思うが、
少なくとも私は「左の多い巨人打線への対抗策」といった、
打線の並びを考慮しての単純な作戦だとは、考えていない。

そんな小手先の奇襲でどうにかなるほど巨人打線は柔じゃないし、
それなら、いっそ山本昌を先発させた方が、よほど奇襲らしくて面白い。

では、敢えて初戦に小笠原を登板させた意味とは、何だったのか。

全ては、試合後の落合監督の一言に集約されていた気がする。







「(小笠原は)これだけのチカラは持ってますから、普通の投球をしてくれた」



小笠原がよく頑張った、とか作戦がうまくハマった、ではなく、
これだけのチカラは持っていると小笠原を評した監督。
選手にとって、これ以上の賛辞が果たしてあるだろうか。

確かに勝ち運には見放されていたものの、内容を見てみれば、
小笠原はシーズンを通して非常に安定した成績を残していたことが分かる。

そう、これは奇襲ではなく、最も崩れにくい投手を起用しただけの、
極めて真っ当かつ正統な采配だったのだ。


さて、ここから先は、私の妄想になるのだが・・・。

おそらく小笠原は、7月以降の負け続きで、自信を失っていたのではないか。
自信の喪失は、同時に監督から見放されているのではとの不安に繋がり、
それが原因でますます調子を落とすという悪循環にハマってしまう。

だが落合監督は、小笠原を見放してなどいなかった。
それを本人に分からせるための、今日の先発起用。そしてそれに見事に応えた小笠原。
この勝利は、上司と部下の強烈な信頼関係がもたらした勝利と言えよう。

それにしても三ヶ月ぶりの勝ち星を、よりによってこの大舞台で挙げてしまうとは・・・。
選んだ落合も凄いが、やはり小笠原の「普通の投球」に尽きる。

さぁ、あと2つ・・・。


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コメント
この記事へのコメント
はじめまして
小笠原の投球から始まりましたね。同じ誕生日の者として嬉しいことしきりです。
今までの小笠原とはまるで別人です。もう、試合を壊す投球はないでしょう。
くらはしさんのサインにも小笠原投手の似顔絵を描いていただきました。
2007/11/25(日) 21:05:07 | URL | 高橋亭 #-[ 編集]
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