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聖域を脅かすスーパーアスリート


兼ねてからの懸案事項が、遂に解決されるかもしれない。

平田、堂上剛の台頭が著しい外野陣、田中の成長が待たれる捕手、
堂上直、新井らが熾烈な競争を繰り広げる一、三塁手争い・・・。

近年、各ポジションで次代を担う若竜達が急速に頭角を表し始めている中、
たった一つだけ若返りの目処が一切立っていないポジションがある。






井端のショートである。



ある者は「神業」と表し、ある者は「史上最強」と表す聖域の主・井端弘和。

これまで、その聖域へ足を踏み入れようと試みた者は何人もいた。
前田新、都築、森岡、湊川、中川、沢井、鎌田、柳田、岩崎、西川・・・。
井端がレギュラーに定着した01年から数えてもその数は10人にものぼる。

だが現在において、誰一人としてその聖域を侵すことはできておらず、
それどころか、一瞬でもその座を脅かした者すら、一人も現れてはいない。

まさに無敵の遊撃手。余程の事がない限り、向こう5年は井端の天下が続くだろう。


そんな中、また新たに「聖域」に挑まんとする若者が、竜の門を叩いた。
先日の大社ドラフトで3巡目指名された、日立製作所の谷哲也内野手である。

隠し玉とまでは言わないが、決して注目を浴びていた選手ではない。
だがそれでも指名されたのは、ズバ抜けた身体能力を持つからに他ならない。

最大の武器は、中学時代に陸上の三種競技で四国1位に輝いた実績を持つ「足」。
また強肩にも定評があり、スカウトが「2,3年後レギュラーになれる」と太鼓判を押しているほどだ。

遊撃手としてのキャリアはわずか2年余り(社会人で転向)と短いが、
努力を重ねれば聖域を侵すだけの選手になれる素質は持っている。

昨年入団した同じようなタイプの岩崎達郎と共に、
「谷」「岩」の二遊間を結成する日はそう遠くないかもしれない。

だが、当の本人は、むしろ井端よりも






上田を意識しているようである。


その眉毛は、ある種の「聖域」だと思う。


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この記事のURL | 2007.11.23(Fri)00:00 | 谷哲也 | Comment : 00 | Trackback : 00 | 


 
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