イレコミ!ドラゴンズ

黄金期の軌跡を形に残しときたくて削除せず放置してます
[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

ochiai

落合博満は偉大である。


就任から3年が経った。

もはや監督としての力量に疑問を持つ者は誰もいないが、
人間関係、ことマスコミ対応に関しては、
批判的な見方が大勢を占めている。

熱狂的な信者の間でも、
「落合はマスコミ対応さえ人並みに出来ればなぁ」と囁かれるなど、
その無口で愛想の一切ない人柄は、
常に否定しかされて来なかった。

"オレ流"と言われる個性的なキャラクターが災いし、
いつしか付けられたあだ名は「嫌われ落合」

週刊誌をはじめ、マスコミ各社は事あるごとに落合を叩き、
また時には根も葉もない悪口を流すなど、
徹底的に"落合=不人気"というイメージを作り上げたのだった。



その落合が昨夜、
地元政財界などから約800人が出席した優勝祝賀会で、
思いの丈を27分に渡って熱弁したという。

中スポの記事からしか発言内容を伺い知る事は出来ないが、
発言の趣旨は以下の通り。



「人付き合いが悪いと言われますが、それは若いころからなんです(笑)。でも、監督の仕事って何なんだと考えたときに、それは勝つことだと思っています。ファンサービスとよく言われますが、どこですりゃいいんだ。私はグラウンドに来て、野球を見に来た人に『きょうは勝ったね』と言ってもらいたい。それが一番のサービスだと。それは昔も今も変わりません」



なるほど。
最近は「ファンサービス」と称してサイン会や握手会が頻繁に行われているが、
そんなのは球団の広報が考案すべき事。

監督をはじめ選手達は、黙々とグラウンドで戦う姿を見せれば良い。
そして落合は言葉の通り、優勝という最高のサービスを与えてくれたのだ。
小手先のファンサービスで人気を取ろうとする愚かな野球人に、
落合博満の"プロフェッショナル"を思い知らせてやりたいものだ。


また、落合は問題となっているマスコミ対応についても次のように言及した。



「名古屋の、中部圏の、東海地区のお偉いさんが集まっておられます。私は何もしゃべらないから『アイツは何だ』と思われるでしょう。これからも変わりませんし、変えるつもりもありません。また無口になり、選手を見守っていきたい。(名古屋の人は)選手を甘やかすきらいがある。もっと厳しい目、いい時はいい、悪い時は悪い。そういう気持ちで選手を叱咤激励していただければと思います」



なんと、落合は批判を浴びること承知の上で、
敢えてヒール役を買って出ていたのだ。
全ては、気持ちよく野球のできる環境を選手に与えるため。

マスコミの報道は、選手を奮い立たせる効果を持つと同時に、
時として誤解や軋轢を生む原因ともなる。

まさしく劇薬。
星野や野村はこの劇薬を上手に使って名将の地位を築いたと言われているが、
よりリスクの少ない戦法を選択して勝利を拾っていくタイプの落合は、
そこにリスクが伴う以上、この劇薬を使用する気などさらさらないのだろう。


表面上のマスコミ対応だけ見て「落合=嫌われ者」と判断するのなら、それで結構。
分かる人間だけ着いて来てくれれば良い・・・。
なんと軸がしっかりしていて、真の強い人なのだろう。


落合博満は、野球人として言うまでもなく超一流である。
と同時に、上司としても超一流だ。

こんな素晴らしい人が監督に就任した中日は、とてつもなく不幸だ。
なぜなら、今後この人以上の監督が就任する事など、考えられないから。

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