イレコミ!ドラゴンズ

黄金期の軌跡を形に残しときたくて削除せず放置してます
[中日ドラゴンズ] [スポーツ]




ドーピング・ポパイ



ポパイは、ホウレンソウを食べるとたちまちパワーアップするお馴染みのカートゥーンヒーローだ。
草食系のポパイがたちまち力瘤をつくり恋敵をやっつける姿はなんとも痛快で、
いかにも子供の好きそうな単純明快な設定から世界的に愛されるアニメとなった。

邪推だろうが、私はこの設定の発想は覚せい剤からヒントを得たと思っている。
しかし、さすがに覚せい剤を注射しラリラリになったヒーローというのは教育上あれなので、
代用品としてホウレンソウが暗喩的に用いられたにちがいない。
ちょうどエロ漫画におけるナスビやキュウリやバナナのように!知らんけど。


ところで、覚せい剤とまではいかずとも、どうやら体内に注入することで疲労が回復したり、
本来以上の能力を目ざめさせる効能をもつ成分というのが世の中にはあるらしい。

通常ならばこの手の成分はスポーツ界では「ドーピング」と判断され罰則の対象になるが、
限りなくグレーでありながら治療行為ならばシロとされる成分こそが、ニンニクに含まれるビタミンBである。

この俗にいうニンニク注射吉見一起を巡る騒動が、今週瞬く間に球界の話題をかさらった。
事の顛末は22日付中日スポーツに掲載されたある小さな記事から始まった。

「吉見 決戦に備えニンニク注射」と銘打たれたその記事には、
吉見が夏ごろから登板の都度にニンニク点滴を習慣的に打っていることが堂々と書かれており、
ご丁寧にあくまで疲労回復の手段であることを吉見のコメント付きで証明していたから、さぁ大変。
NPBは直ちに球団に対して診療カルテの提出を求める大問題へと発展したのである。

逃げ道としては「正当な治療行為であればシロ」というのが唯一の希望だったのだが、
記事をどっからどう読んだって疲労回復目的であることは明白で、
正直多くのファンが何らかのペナルティが科せられることを覚悟していたことだろう。

ところが、今日NPBから発表された見解は「正統な治療にあたりシロ」。
これにはおどろいたが、カルテにそう書かれたいたのだからまちがいないし、追及することもない。

ただ、騒動の発端が大本営というのはお粗末極まりなく、それに平然と答えていた吉見にも落ち度はある。
要するにこの騒動の当事者たちは誰ひとりとしてニンニク注射がNGであることを認識していなかったわけだ。

些細なことにも足元を掬われかねないデリケートな商売に携わっているのだから、
今後はルールブックに目を通してグラウンド外のことにも気を配って欲しいものだ。


そして今回の騒動でまちがいなくただ一人、株を上げたのは

「同じ野球人なのだから、正々堂々と戦うためにニンニク関係の野次はやめよう」
とナインに呼びかけた人格者・原辰徳であり、同時に株を下げたのは

「どうやって野次ろうかとおもっていたんだけど」
と原の呼びかけにがっかりしていた汚れ役・伊原春樹であることは、言うまでもない。

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