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西洋人からすれば、アジア系民族の顔は皆一緒に見えるらしい。
要は平坦な2D顔ということだと思うが、なんとなく釈然しないものがある。

実際には日本人と韓国人の顔とではなんとなーく違いがあり、
近年の韓国ブームにより韓国人の顔を目にする機会が各段に増え、
日本人にはその違いが感覚的に見分けられるようになってきた。
ところが西洋人からすれば違いなんか無いも同然、「アジア人」と一括りにされるのだ。

しかし考えてみれば我々も外国人を分類する際、
思いっきり大まかに「白人」「黒人」と大別しているではないか。
「白ローズ」「黒ローズ」とか、ちょっとした差別じゃないかと思うほどだ。

もちろん狭義には「白人」にも凄まじい数の人種が含まれているのだろうし、
「黒人」なんかはさらに色んなルーツや伝統に分けることができるのだろう。

にも関わらず、黒人選手が入団してくると、出身地や国籍なんか目も暮れず、
「あの新しい黒人」「黒人のピッチャー」などとテキトーに言ってしまうことがよくある。

結局、我々から見れば黒人の選手というのはほとんど同じ顔に見えてしまうのだ。
悲しい哉、彼らが我々を同じ顔と認識するように。


ラミレスやブランコのように活躍して何度も目にすれば顔の特徴を覚えられるのだが、
正直デラロサとSラミレスとパヤノとグラセスキとクルスとマルティネスの違いなんて全然わかんない。







ある日、デラロサとパヤノが入れ替わってても気付くファンはほとんどいないだろう。

しかしそんな見分けのつきにくい黒人選手の中で、ファーストインパクトが凄かった選手がいる。





大巨人・マキシモ・ネルソンである。




この男、とにかくデカい。そして、細い。
細くてやたら長い腕から放る直球は、さながら黒蛇のような不気味さが漂う。
一度見たら忘れない骨のようなルックス、鮮烈である。

204㎝86kgという一般人にしたって痩せすぎなガリガリ男のどこに野球をやるだけの体力があるのか知らないが、
2年連続で主に敗戦処理で登板し防御率3点台とそこそこの数字を残しているからおもしろい。

今季は昨日のバルデスの大炎上により開幕ローテ入りが期待されている中、
24日の練習試合では先発して3回無失点ときちんと結果を残した。

少なくともこの男に「あの黒人投手」なんて呼び名はふさわしくない。






「ジャイアント・ネルソン」




他球団のファンがそう呼んで怖れ慄く日は近い。

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この記事のURL | 2010.02.24(Wed)23:27 | ネルソン ※ | Comment : 00 | Trackback : 00 | 


 
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