イレコミ!ドラゴンズ

黄金期の軌跡を形に残しときたくて削除せず放置してます
[中日ドラゴンズ] [スポーツ]




なに?なにコレ?ねぇ、なんでこんな強いの?
なんで期待の若手がことごとく結果残しまくるの?
てか、レギュラーいらなくね?


ついそうつぶやきたくなるほど、今年のオープン戦はおもしろすぎる。
今日なんかはフルメンバーの巨人相手に若手中心で15安打8得点零封勝ちである。
しかも連日、期待の若手選手がその遥か上をいく働きをしてくれる。

こんな衝撃的なオープン戦は10数年このチームを見続けているが、はじめてだ。
いうなれば、若手全員が去年の藤井モードになっているような感じ。


だが浮かれてばかりもいられないので、敢えて不安点を探ってみようと思う。
ということで今日の本題。



【伊藤準規を研究しよう】


伊藤準規がベールを脱いだ。しかも相手はいきなりフルメンバーの巨人。
たかがオープン戦というが、今日については仮想公式戦と捉えても差し支えのないオーダーである。

その巨人相手に6回2安打無失点のぐうの音も出ないナイスピッチングで期待に応えた。
これから半年、何度も相対する天敵を前にこれだけの投球ができた意味は、あまりにも大きい。
ここでボコボコに打たれていたら、「今年もか…」という空気が嫌でも流れていただろう。
調整といってしまえばそれまでだが、それにしたって結果が出るに越したことはない。

しかし、その内容は果たして充分といえるようなものだったか。
いや、はっきり言ってかなり不安な要素が浮き彫りになったのも事実である。
さっそく説明しよう。


今日の伊藤の投球数は6回79球。1イニング平均13球は理想的な球数といえよう。
その中で、巨人打線を翻弄したのがどろんと落ちる独特のカーブだった。

このカーブの割れ具合が、なかなか凄い。





ここが頂点で





腰のラインまで割れて





さらに沈む!





球筋としては山井のスライダーに近いだろうか。
110~125キロ程度のこの変化球と140キロ台中盤の直球との緩急差というのが、
どうやら伊藤の投球スタイルらしい。

だが不安というのは、実はこのカーブにあったりする。
画像でも分かるように、この球は曲がりが大きすぎてボールになることが多い。
今日は全79球のうち37%の29球でこの球を使っており、
うち着地点がストライクゾーンだったのはわずか7球
投げたうち76%が地面スレスレまで沈むのだから、カウントを稼ぎにいける球でないのは明白だ。

また今日は巨人打線も研究の意味を兼ねてか約半数くらいは手を出してくれたため空振りも取れていたが、
主力クラスが公式戦でも今日のように明らかなボール球を振ってくれるとは考えづらい。

一見すれば魅力的なカーブも、見逃しさえすれば8割はただのボール球。
ということになれば、各打者は当然選んでくる。
選んでくればカウントは悪くなり、仕方なしにストライクを取りいった直球を痛打される。
伊藤攻略の糸口として各球団が真っ先に取り組んでくるのがこのパターンだろう。






これと同じやり方で崩れたのが1999年日本シリーズ第一戦の中日の先発投手・野口茂樹だった。
この年、大きく斜めに曲がるスライダーを武器に19勝を挙げた野口は、ダイエー打線にもスライダーを多投。
だがダイエーの各打者はことごとくこれを選び、ボール先行になった野口は自滅のような形で陥落した。

これを見ているからこそ、伊藤のカーブにも一抹の不安を感じてしまうのだ。
もっとも不安点なんて挙げはじめればキリがないため、ある程度は大目にみるのも必要なのだろうが、
多感な思春期に味わったあのトラウマは、20代になった今でもまだ抜けきれないようで・・・。

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