イレコミ!ドラゴンズ

黄金期の軌跡を形に残しときたくて削除せず放置してます
[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

●中日1-3広島


スコア以上に内容の悪いゲームだった。

オープン戦の悪い流れをそのまま引きずったまま開幕を迎えてしまった印象だ。
例年ならばオープン戦がダメでも開幕戦ではスイッチが入ったように切り替わることが多かったが、
今年は吉見といいブランコといい、戦前の不安をもろに露呈する結果になった。

落合政権になってから、開幕カードは15勝3敗1分と異様な勝率を誇るため一つの負けを必要以上に重く感じるのは仕方ないが、
開幕戦で負けたからといって特別なペナルティが科せられる訳じゃないのでここは大して気にしない方がいいと思う。

それに一見すれば光明のなさそうなこのゲームにも、ひとつだけ大きな希望があった。
それは9回裏、先頭のセサルに代打で藤井を起用した落合監督の采配である。








代えられたセサルは、巧みな打撃技術が売りのユーティリティプレイヤーという触れ込みで入団した新外人だ。
一桁の背番号からも即戦力としての期待がうかがい知れる。
キャンプでは噂通りのハイレベルな技術を披露し、評価もうなぎのぼりだった。

だが、オープン戦に入って評判は一変した。
一向に上向かない打率にファンは苛立ち、前評判とは異なる並以下の守備もセサルへの疑問を生んだ。

もっとも単に助っ人外人が期待を裏切るだけなら、ファンだってそうは怒らない。
助っ人なんて当たれば儲けもの的な博打に近い補強だし、そんなことなら今まで何遍だって経験してきた。

ところが落合監督はまるで端からレギュラーが確定しているかのような口ぶりでセサルを評価し、
実際1割台にまで打率が落ち込んでも2番のイスを外れることは一度だってなかった。
ファンが危惧したのは、セサルの能力云々よりも、むしろ落合監督のこの采配だった。


全ては昨季まで在籍した李炳圭が残した強烈なイメージがトラウマとして残っているため。
李のように、セサルもどれだけ成績が悪かろうが厚遇され続けるのではなかろうか。
そんな不安がファンの不満を増長させたのは否めないと思う。

李の場合は当初からいわれていたように大人の事情が絡んでの措置だったという見方が根強いが、
さすがにセサルはそういうこととは無関係だろうから、安心のはずなのだが。

それでもセサルを、落合監督の外人起用をいまいち信用のできないのは、私も同じである。
監督を批判する気はないが、正直3年間もあの不可解な起用に振り回された心の傷はそう簡単には癒えない。


だからこそ、だからこそ・・・、
9回、あの場面ですっぱりセサルを代えた落合監督の采配は、本当にホッとした。

おそらくあれがセサルでなく李なら、99%そのまま打席に行かせていただろう。
「あ、セサルは(去年までとは)違うみたいだ」
それが分かっただけでも、充分すぎるすぎるほどの収穫だった。

それにセサルのスタメン縛りを解けば、かなり自由度が増すのは事実。
そうなると、逆にセサルも使い勝手のいい外人に見えてくるという不思議。

2010年のドラゴンズは、そこら辺の起用法に注目してみるのもおもしろい。
あくまでセサルのスタメン縛りを解けば、の話だが。

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