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ファンの応援スタンスについての話。

SNSや掲示板なんかを見ていると、負けた日は暴言や野次がとても増える。
チームの改善案をまじめに書いたものもあれば、過激な文言を用いたトイレの落書きのようなものまで様々。
ところがそういう書き込みが増えると、必ずこんな意見が登場し、批判している連中を上から目線でたしなめる。

「負けているときこそ応援するのがファン。選手は一生懸命やってるんだから、ファンも頑張って応援しよう!」



個人的な意見を書かせてもらうと、こういうのはもの凄く薄ら寒い。
いつも優しい笑みを浮かべて慈悲の大切さを語るカルト宗教の信者と同じくらい薄ら寒い。

なんだろう、いつからファンの定義は「負けているときこそ応援する」ことになったというのか。
時間とお金をかけて観戦しに来たファンが「選手は一生懸命なのだから、僕らも頑張ろう」なんてあっさり言えちゃうもんだろうか。
こんなもん、負けた鬱憤を晴らしたくて多少過激になるくらいがむしろ自然だと思うのは、私が偏屈だからだろうか。


プロ野球の応援というのは勝てばもちろん嬉しいが、だからと言って報酬や名声が得られるわけではなく、
負ければやり場のない苛立ちとストレスが一方的にたまるという非情に救われない立場であって、
負けたときの選手批判や暴言というのはやり場の無さをぶつけるための唯一の自己救済方法であると言える。

それを清く正しく、紳士に応援しようなんて言い出したらもはやプロ野球の応援などは苦行でしかなくなってしまう。
普段、上司や先輩にぶつけたい言葉をぐっと抑えている分、こういうやり方で発散するのはとても健全だと思うのだが…。



それに多分、正直に暴言を吐いちゃったりする人というのはほんとはとてもピュアな心の持ち主で、
あまりに中日のことが好きすぎるからこそついついキツく当たったりしてしまうのだろう。

この感情に名をつけるのなら、

それは、ずばり

愛しい、愛しい、とにかく愛しい。
JE T'AIME!Ti amo!我愛ニィ!Ich liebe dich!

あー、もう好き超好き。










●中日0-9広島



8番キャッチャーに満塁ホームランぶち込まれる小笠原がたまらなく愛しい!
同一カード4連敗、ボロ負けする中日も、これまたたまらなく愛しい!

勝っても好き、負けても好き、中日大好き!
「負けているときこそ応援する」のじゃなくて、「負けてる中日も好き」。
好きだからこそ、ふがいない姿見せられるとちょっと厳しく文句も言いたくなる。

ファンって、そういうものではないでしょうか。

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この記事のURL | 2010.05.01(Sat)00:20 | チーム全般 | Comment : 00 | Trackback : 00 | 


 
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