イレコミ!ドラゴンズ

黄金期の軌跡を形に残しときたくて削除せず放置してます
[中日ドラゴンズ] [スポーツ]



○中日3-1ソフトバンク



「悩みは多少ある。悩んでないとおかしい。原因が全く分からない」。
前回5月5日、大勢の子供達の前で醜態を晒したチェンは、試合後に元気なくつぶやいた。


「逃がさないよ。いいじゃん、ボロボロになれば。だれが助け舟なんか出すかよ」。
悩むチェンを尻目に、落合監督は突き放すかのようなコメントをした。

あれから8日が経ち、チェンは再び先発のマウンドに立った。




チェンは野球がヘタクソな投手だ。
野球選手なのに野球がヘタというのは絵がヘタな画家のようで違和感があるが、ともかくチェンは野球がヘタだ。
具体的にいえば、フィールディングだったり、無駄な四死球だったり、打席に立ったときの犠打だったり。
結果的には自分を助けることになるプレイをことごとく外し、自分の首を自分でしめて苦しくなる。
だから1.54なんていう信じられない防御率を記録した昨季も、勝ち星は異様なくらい少なかった(8勝)。

要はチェンという投手は、ゲームの空気を読む能力が致命的に欠けているのだ。
極端にいえば10人中9人は完璧に抑えても、絶対に打たれてはならない場面で残りの1人に打たれたりとか。
なんでここまで踏ん張ったのに、よりによってここで打たれちゃうんだ。そういうケースがチェンはものすごく多い。
(一方で吉見はそこそこに点を取られながらも要所を締めるから勝ち星がついてくる)

これはやはり、前回登板時の記事にも書いたようにメンタルの弱さ、すなわち子供っぽさが要因なのだろう。
自分の思いどおりにいかないと苛々が募って不貞腐れるのは、まさに子供そのもの。
小学生のころ、普段は調子いいのに機嫌が悪くなると急にぶうたれる面倒な奴がクラスに一人はいたものだが、
チェンはまさにその「普段は調子いいのに」「機嫌が悪くなると」「急にぶうたれる」「面倒な」投手なのである。

だが、これはもう性格の問題なので周りがああだこうだと指摘して改善されるようなものでもなく、
まして小学校じゃないのだから24歳の社会人に今さら情操教育を叩きこむほど首脳陣も暇ではない。
野球はヘタでもボールを投げる能力ならずば抜けているこの若者をチームの勝利のために生かすとすれば、
「できるだけ機嫌が悪くならないように」「おだてて持ち上げて」「気持ちよく投げさせる」こと、これに尽きる。



さて、チェンの性格を説明したところで話を今日の試合に移そう。
中田賢一が予想されたこの試合、先発をコールされたのはチェン。捕手は小山。

前回、谷繁に対してあからさまに機嫌を損ねたため、チェンの「ご機嫌をとるために」小山を選択したのだろう。
その小山は初回からズバズバと、セオリーへの遠慮も配慮も一切なくストレートを投げさせまくった。
すると超一級品のストレートを前に、ソフトバンク打線は凡打を重ねる。チェンの機嫌がだんだんよくなる。
悦に入ったチェンは手も足も出ないという去年の投球を思い出したように快速球を投げ込み、
わずか3安打1失点に抑えて待望の2勝目を手にした、というわけだ。

なんのこっちゃない、気分よく思い切ってストレートを投げさせすれば、チェンはちゃんと抑えるのだ。
配球だのなんだのとややこしいことをチェンに求めてはいけない。







究極の「オレ様イズム」チェンの投げる試合についてはチーム一丸となって勝利をつかみにいく必要はなく、
ナインはただひとつ、「チェン様のために」一丸となれば、自ずと勝利もついてくる・・・はずだ。




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