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昨夜、和田とブランコの打順が入れ替わった。


…とサラっと言ってみたが、これって落合竜にとって結構大きなできごとだったりする。

何せ落合監督という人はプロ野球にまつわる様々な「定位置」「セオリー」を非常に大事にする人で、
そのこだわりはポジションごとの背番号からベテラン選手の起用法までありとあらゆる面において
頑なまでに貫きとおされ、殊に「四番」というのは聖域的な扱いを受ける絶対不動の打順として守られてきた。

それは落合自身が1983年~1997年までの15年間という長期に渡って4球団で四番を張り続けたという
経験に基づいた一種のプライドなのだろうが、「チームの柱は四番」であって「四番の決まらないチームは弱い」といったことを、
落合は現役時代から今日まで一貫して主張し続け、また采配にもそれは明確に表れている。



昨年開幕戦より、中日の四番はブランコで固定されてきた。
固定なんて生易しいものでなく、実に210試合連続でブランコは四番を張り続けている。
確かにブランコは理想的な四番だと思う。フィジカル面でもメンタル面でも、四番の要件たる
"チームを引っ張る存在"を見事に体現し、勝利に幾度となく貢献してくれた。
T.ウッズに代わる四番として、これほどの助っ人打者はそうそうはみつからないだろう。


…が、今季のブランコが称賛に値するだけの活躍をしているかと言えば、おそらく10人9人が首を横に振ると思う。
というか、はっきり言って今季のブランコはマイナス面があまりに大きすぎて
ちょっとやそっと豪快なホームランをぶっ放したくらいじゃ看過できないレベルにまで落ちてしまっている。

落合監督も施すだけの手は施すといった感じでしょっちゅう試合前に直々に指導したり発破をかけているようだが、
例えその試合では良くても翌日はまた釣り球を振らされるブンブン丸に戻っていたりと、
とにかく今季のブランコは好調時が一切なく、ずーっと悪い状態で来ているような印象をうける。





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で、そろそろファンの我慢も限界に達しつつあったところでの、昨日の試合。
211試合目にして落合監督が出した結論は、「四番・和田」であった。

初回にさっそくその効果が表れたのはブランコにとってはいささか皮肉ではあったが、
「四番=チームで最も頼りになる打者」というのであれば、ブランコとは対象的に
今季ここまでひたすら好調を維持し続け、未だ化け物的に打ちまくっている和田が座るのは至極当然。
おそらくブランコの状態がはっきりと分かるくらいに復調するまでは四番は和田が打つものと思われる。


だが開幕前にも書いたように、中日が優勝するには四番ブランコの爆発が必須条件であり、和田が四番に
座るという緊急対応がこのまま続くようでは巨人を追い抜くのはかなり難しいと思っている。

結局のところ、ブランコが打たないことにはどうしようもないわけで、中日の命運を握っているのも
ブランコだということを、ブランコ本人が自覚していい加減ウエイトを絞って欲しいな、と。


あのメタボ気味のお腹を見るたびにつくづくそう思うのである。
昨年よりも明らかにレベルダウンした拙い守備の元凶も、あのお腹にあると睨んで間違いないだろう。




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この記事のURL | 2010.06.11(Fri)23:59 | ブランコ ※ | Comment : 00 | Trackback : 00 | 


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