イレコミ!ドラゴンズ

黄金期の軌跡を形に残しときたくて削除せず放置してます
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[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

○中日7-4巨人



とにかく藤井が随所で「ぶっ飛んだ」。


















藤井は「守備が見ていられない」という理由から前年3割近く打ちながらレギュラーを取れていない選手で、それは
決して身体能力が低いわけでも守備がヘタクソなわけでもなく、とにかく地に足がついていないというか、あまりにも
安定感に欠けるために出したくても出せないのが監督の本音だと思う。

肩は強く守備範囲もなかなか広いのだが、如何せん捕球のセンスが欠如しすぎているのだ。
今日のゲームでは、まさにそんな藤井の不安定ぶりが良くも悪くも炸裂した。



こうして捕球した瞬間の画像だけ並べればファインプレーを連発したかのような錯覚に陥るが、初回のは
打った瞬間の判断を誤り一歩後ろに下がった分反応が遅れ中直を中安にしてしまった「ミス」であるし、2回に
至っては平凡な中飛をやはり判断を誤って身を反らしながらなんとか掴んだという草野球並みの「珍プレイ」である。

7回のダイビングも状況的に決してリスクを負ってまで突っ込む場面でもなく、なんとなくファインプレイっぽくは
扱われたものの、守備の基礎をおろそかにした手本にしてはならないギャンブルプレイだ。

となると、4度のジャンピングのうちはっきりと好捕と認められるのは6回のプレイだけで、あとは紙一重でアウトに
なったから良かったものの、ややもすると試合の展開を変えかねないリスキーなプレイばかりだったのだ。


これらのプレイから藤井がレギュラーになれない理由がはっきりと分かった一方で、「でもそれが藤井のよさでも
あるんだよなぁ」と思うのも率直なところで。


たとえば最後の最後まで互いに譲らぬ緊迫した今日の試合展開、どれだけ巨人が追いすがろうが、流れが一貫して
中日から離れなかったのは何を隠そう、藤井のこれらのプレイがことごとく「成功」したからであり、
さきほど手本にしてはならないと書いた7回のプレイだって、教科書通りに中前安にしていたら後続の阿部、李に
痛い目に遭わされていた可能性は極めて高い(思いっきり結果論なのは承知の上で)。

そういう意味では借金生活に突入しただでさえ閉塞感の漂う中日がホームアドバンテージを最大限に活かす巨人に
勝つには、ちょっとくらいのリスクなど厭わぬヤケクソ気味の博打プレイが必要だったと考えられる。

実際、藤井がわけの分からない「好補」をするたびに巨人ファンはためいきを吐いていただろうし、
中日ファンは「なんか知らんけどヨッシャッ!」とツキが自軍に傾いているのを感じたと思う。


この手のもつれた試合ではメンタルがとても強く作用し、戦力云々以上に「今日うち勝てそうじゃね?」と漠然と
感じた方が白星を取る、というケースが非常に多い。

その点、今日の試合の流れを引き寄せたのは良くも悪くも藤井であり、反省すべき点は大いにあるにせよ、今の
中日に欠けている無根拠な元気さみたいなものをチーム全体に思い出させてくれたかな、と。


ブランコでも吉見でもなく、敢えて藤井を取り上げてみたのは、そんな手ごたえを感じたからである。




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