イレコミ!ドラゴンズ

黄金期の軌跡を形に残しときたくて削除せず放置してます
[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

○中日4-2横浜







「昔も今も変わらぬうまさ、これだ!豊橋名産ヤマサのちくわ 」
のCMでおなじみの愛知県豊橋市にて、ヤマサならぬヤマイが快投を演じた。



今季の山井は久々に開幕ローテに入りながら、ふがいない投球が続き3度目の先発後に降格。5月を丸々ファーム
での再調整に費やした後、6月頭に戻ってきてからはまずまず安定した投球が続いている。

元々力のある投手なのは誰もが知るところだが、どうも精神面に弱点があるらしく、序盤からグダグダのテンポで
四球を与え、走者をためるだけためて手痛い一発を繰り返すというおなじみのKOパターンはいまひとつ山井大介とい
う投手に信頼を置きかねる要因にもなっている。


荒れ球の投手といえば同じく先発の当落線上を行き来する中田賢一が思い浮かぶが、中田のそれが100歩譲って「個
性」であり良くも悪くも中田の特徴と捉えることができるのに対し、山井の場合は単に試合のテンポを崩すだけの
「短所」に過ぎず、山井の制球が乱れているときは十中八九でボロ負けすると言い切っても構わないと思う。

逆に、制球の決まっているときの山井はとてつもなく安定していて、ヘタすればエースになれんじゃねぇの?
的な淡い期待を抱かせるほどの抜群のものを見せてくれるから面白い・・・というかよく分からない。
山井は、「普通の投手」の尺度では計り知れないぶっ飛んだ投手なのである。



仮に「抜群にいいとき」の山井をいつも維持してくれれば今頃球界でダルビッシュとタイマンを張れるほどの大
投手になっているのだろうが、残念ながらそういう姿を現すのは年に1,2度のことで、大抵は「グダグダな山井」で
あるために、プロ入り9年目にして未だ19勝という、ポテンシャルとは大凡かけ離れた数字に留まっているのである。


これは本当に惜しいことだ。本来的には15勝くらい軽く収めるだけの能力があるにも関わらず、なんだか訳の分か
らない不安定さのためにまともに働きぬいたシーズンがないまま間もなく10年目を迎えるとは。
私も何百人と投手の浮き沈みを見てきたが、こんなに期待値に対する貢献度が低いのに何年経っても期待値の下が
らない投手というのはちょっと記憶にない。つくづく「普通の投手」じゃないのだ。









ところで、話はガラリと変わって管直人首相はかつて田中角栄の推し進めた「第一の道」、小泉純一郎の講じた
「第二の道」に続き、両極端な各政策の中道を行く「第三の道」を経済対策の基本理念として打ち出したという。

今山井が参考にすべきはこの中道を行くという考え方で、めちゃくちゃすごいエース級の投球をする必要はなく、
かと言ってノーコン病の酷い投球も勘弁。ならばその間をとって、そこそこランナーは許すものの抑えるとこは
きちっと抑える、「10勝6敗防御率3.40」程度の「普通の成績」を目標にするのが賢明なのではなかろうか。


完全試合でも大量失点KOでもない、まずは「普通の投手」になること。
今日の投球は「普通に」良かったので、こういうのを続けていけば「普通の成績」は残せると思う。




スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://dailydragons.blog81.fc2.com/tb.php/561-821ee4b5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック