イレコミ!ドラゴンズ

黄金期の軌跡を形に残しときたくて削除せず放置してます
[中日ドラゴンズ] [スポーツ]

○6-5広島



現在、中日の選手は全部で72人(育成含む)。
そのうち今季、一軍の試合で一度でも印象に残る活躍をした選手は、一体何人いるだろう。
選手名鑑をザッと流してみたところで・・・、せいぜい20人がいいところか。


ただでさえ狭き門であるプロ野球界に足を踏み入れることだけでもとてつもない快挙だというのに、そこからさらに表舞台で
活躍できる選手なんてのは、実力と運を兼ね備えたほんの一握りの選手のみなのだ。

その中でも和田や森野のような不動の地位を確立した者はごく少数派で、ほとんどの選手がいわゆる「一軍半」と呼ばれ、
山王と大曽根を行ったり来たりの当落線上ギリギリの野球生活を送っている。


「一軍半」


そういう言葉を使うなら、今夜の殊勲者・小池正晃も今季に限ればその部類に括られるのだろうか。
2008年途中の移籍入団以来、一度も二軍へ落ちたことのなかった小池が怪我でもないのに抹消されたのが今年の6月。
それからの小池はもう「当たり前のように一軍にいる」選手ではなくなり、登録と抹消を繰り返すことになる。

横浜高からベイスターズに入団し、地元出身のスラッガーとして将来を嘱望されていたのも、もう昔の話。
炎天下のナゴヤ球場で泥と汗にまみれながら練習に励む小池を見ようとは、春先には誰が想像しただろう。


しかし小池は帰ってきた。地道な努力を乗り越え、一軍の表舞台へ。
必死に食らいついて飛び出した今夜の一打は、まさにファームでの辛さを越えてきた男にしか打てない当たりだった。











お世辞にもキレイとは言えない、泥臭いヒット。
かつてハマの夜空に描いていた放物線とは似ても似つかない打球かもしれない。

しかし、この渋い打球には今の小池にしか出せない「味」がある。
ちょうど夏に回遊し秋に食べごろを迎える秋刀魚のように、太陽に焼かれた小池がやっと帰ってきた。




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