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2011年、再び「完全制覇」へ向けて新たな船出へ旅立つ8年目の落合ドラゴンズ。


だが今のまま動き出したとしても、また同じように強力なパ球団の前に圧倒されるか、あるいは目の色を変えて奪回を図って
くるであろう巨人や阪神にも歯がたたずに屈する恐れすらある。
何度も書いてきたが、今季の優勝は運に助けられた側面が多分に強く、勝ち数に至っては昨年の数にすら届かぬ始末。
そのため来季はまず、今季の優勝が他力であることを受け入れたうえで新たな気持ちで臨む必要があるように思う。

では、今の中日に足らないものとは一体なんなのだろうか?
打てる外野手、代打の切り札、三振の少ない外人…。
パッと思いつくだけでも課題は山積みだが、それらを補強で埋めれば日本一になれるかと言うと、おそらくNOである。



あの日本シリーズでの屈辱的な敗戦を目の当たりにし、強く強く感じたこととして―、
セリーグとパリーグの間に立ちはだかる壁は、小手先の補強などでは崩せないほどに高く、分厚い。
たぶん今年に関しては、例え巨人でも阪神でも、3位のロッテを倒せなかっただろうとも思う。

そのロッテがあわや4位になりかけた群雄割拠のパリーグと、いつも同じ顔ぶれでAクラスを争う格差セリーグ。
このまま横浜と広島が年々戦力ダウンの一途を辿れば、ますますその差は開いてセリーグのレベルは下がる一方だ。

とは言え、リーグをシャッフルしたり経済力のある球団に補強禁止をルール付けるのも非現実な話であり、セリーグはセリー
グなりに独自に向上心を持ってレベルアップを目指していかなければならない。


そこでヒントとなるのが、CS解説時に伊東勤が黄金時代を振り返って口にした、
「最初っからリーグ優勝できるのが前提で、あくまで日本一に向かって準備をしていた」という言葉だ。
日本一のためだけに準備をした常勝西武は、ごく当たり前のように四連覇、さらに一年置いて五連覇を果たした。

その点中日は、なんだかんでまだ日本一をリーグ優勝の次段階としてしか捉えていないのではなかろうか。
無論、以前に比べればだいぶ意識は高まってきている。だが、まだだ。まだこれではパリーグには勝てない。


この大航海を制するには、戦力云々の前に意識を根本から変え、それを徹底的に全選手に叩きこむところから始まるのだ。
目指すべきゴールは、日本一。連覇ではなく、日本一である。





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この記事のURL | 2010.11.15(Mon)22:01 | チーム全般 | Comment : 00 | Trackback : 00 | 


 
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