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立ちあがり、チェンはあきらかに重圧に飲みこまれていた。

満を持して帰ってきたチェンがどんな投球をみせてくれるのか。
期待と不安をもって見つめる大勢のファンを前に、先頭の坂本に対してはストレートの四球。
それも大きく外れてのボール球ばかりで、このときの率直な気持ちは「この先どうなることやら」。
その後、まさか6回まで無難に0を並べて復活を喜べるとは思いもしなかった。


緊張で凝り固まったチェンの心を優しく解したのは、女房役の谷繁だった。
初回、坂本を出したあとバントの構えの2番脇谷への初球も逸れてカウント1-0。
プレイボールから5球連続ボールとなったところで、谷繁が歩み寄った。







これがそのときの様子である。
見ての通り、柔和な表情で優しく諭すように話しかけている。
これが効いた。チェンには恫喝よりも、こっちの方が効くのだ。

そういえば昨年のちょうどこの時期、こんなことがあった。
【参照:2010.5.5阪神戦「子供の日」】

あれから一年、年俸も大台を超えて子供扱いできる過程はとっくに過ぎたチェンは、
不貞腐れることもなくしっかり自分と向き合って、冷静さを取り戻した。
7回には久々の登板の疲れからか2点を失ったが、初マウンドで6回ゼロなら心配はいらないだろう。


そして忘れてはならないのが谷繁のうまさだ。
間の取り方(タイミング)とチェンの操縦法が絶妙で、これがなければチェンはずるずるとやられていた可能性が高い。
打者として特に秀でているわけではない谷繁が、捕手として絶大な評価を得て20年以上も第一線で
活躍し続ける理由が改めて分かった気がした。


この二人が戻ってきてからが本当の戦いと言われていた吉見とチェンの両輪がようやくそろった。
そこに相変わらず鉄壁の女房役がドシリと腰を据える。怖いものはもう何もない。
とっとと借金を返上し、てっぺんを取りに行こう。準備はできた。



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この記事のURL | 2011.05.06(Fri)23:59 | チェン・ウェイン ※ | Comment : 03 | Trackback : 00 | 
いつも楽しいブログありがとうございます。

これからも楽しみにしております。

太陽 #- | URL | 2011.05.07(Sat)11:50 [ 編集 ]
 抑えてくれたのはいいんですけどねー,全く打てず野手は一つもいいとこなし……平田のシーズン初ヒットと小熊のピッチングくらいですかね。頼むからグスマンを強制送還してほしいです。

 毎度毎度のことですが,かならずシーズン序盤には1軍どころかプロ野球選手レベルでさえない選手がスタメンに入っているこの感じ……もはや諦めを通り越して達観の域にまで達してしまいました。

 とはいっても,打ててないのはグスマンでけではないし,ここでいくとさんに愚痴っても落合監督がこの時期に『6番ライト堂上剛』だなんてファンからしたら夢のような采配をするわけでもなし,いくとさんが断言したような成績をグスマンが治めてくれることを祈りながら試合観戦を楽しみたいと思います(`・ω・´)。

 なんだかんだで毎試合応援してしまうのが,ファンなのですから……。

jhljhrsf #- | URL | 2011.05.07(Sat)17:49 [ 編集 ]
コメント返し!
◆太陽さん
どうもありがとうございます!
試合のある日はできるだけ更新していく予定です。
ぜひ毎日来てください(笑)

いくと #- | URL | 2011.05.09(Mon)21:34 [ 編集 ]


 
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