イレコミ!ドラゴンズ

黄金期の軌跡を形に残しときたくて削除せず放置してます
[中日ドラゴンズ] [スポーツ]






「ゲマ」


ゲーム史上屈指の名作「ドラクエ5天空の花嫁」をプレイしたことのある方ならピンと来るだろう。
物語序盤で主人公の父親・パパスを殺害し、旅の仇敵となる残忍な中ボスである。

このパパスが殺害されるときのバトルは、一応通常時と同じ形式で展開される。
だがいくら抵抗しようとゲマを倒すことはできず、100回中100回パパスは死ぬことになっているのだ。
要はゲマ戦は、バトルの体裁をとっていながら負けることが前提の物語上の「イベント」なのだ。

もちろんゲーム終盤、再びゲマと対戦するときは通常のバトルとなる。
幼年時代は歯もたたなかった相手に対し、立派な勇者に成長した主人公は10数年の時を経て父の仇を討つのである。



さて、今夜の日ハム戦……というよりダルビッシュ戦だが。
幸い先の楽天戦で連勝し貯金も作れたため、メンタル的にも若干余裕があったからだろうか、
最近ちょっとばかり調子のいい中日がどんな試合をみせてくれるのか、純粋に楽しみだった。
ひょっとすると何かの弾みに勝っちゃうんじゃないの?とさえ思っていたほどだ。

だが、そんな楽観的な見通しは別次元のエースともいえるダルビッシュの前ではまったく無力だった。
まるで赤子の手を捻るように、散発4安打11奪三振で余裕の完封を挙げたダルビッシュ。
球質、威圧感、佇まいに至るまでもはや現状では指一本触れることすら叶わなそうな凄み。


その光景は、ゲマ戦で成す術もなく父親が殺されるのを黙って見ているしかなかったあの「イベント」のようだった。
負けることが前提、勝つことなどそもそもシナリオに入っていない不可避の「負けイベント」。
ゲームの主人公は、後にレベルを上げて臨んだ再戦でリベンジを果たした。では、中日は?







ダルビッシュを倒すには、まだまだレベルアップが必要だなあと実感させられた。



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コメント
この記事へのコメント
例えがあまりにも的確すぎて感動すら覚えました。
2011/05/26(木) 23:28:43 | URL | あっく #-[ 編集]
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