今のドラゴンズの課題とは?今のドラゴンズに足りないものは何か?
若くて粋の良い打者、左腕の中継ぎ、イケメンの主力・・・。
挙げていくとキリがないが、
私はズバリ「決定的な人気回復策」こそが、
現在のドラゴンズの最大の課題だと考えている。
プロ野球改革の流れに乗り、一昨年あたりから徐々にではあるが、
所謂ファンサービスにも着手し始めてはいるようだ。
だが、どれも小手先のサービスといった印象しか受けないのが実情である。
2006年は井上一樹が企画部長として思わぬ才能を発揮した効果もあり、
ここ5年間では1,2位を争う観客動員を記録したものの、
優勝争いの常連チームとしてはやはり淋しい客入りの試合が目立った。
このように、「強くても客が入るとは限らない」事を、
近年の中日と西武は証明してしまった訳だが、
それでは人気を回復するには、一体何をすれば良いというのか。
今朝のナゴヤ日刊に興味深い記事が掲載されたので、紹介しよう。
中日が今季からファンサービスの一環としてナゴヤドームに特設ステージを設置することが6日、分かった。移動式のステージを正面入り口前に配置、マスコットキャラクターとチアドラゴンズのダンスなどイベントを行う。伊藤球団代表は「ロッテがやっているものが近い」と構想を話した。【日刊スポーツ紙面より】ついに中日は他球団の広報のパクりまでするようになったか。
だがパクりだろうと何だろうと、結果が伴うなら無問題。
ロッテのそれを越えるくらいの派手なショーを展開して欲しいものだ。
それに、数ある企画の中からこの企画をパクった事は、私は正解だと思う。

行った事のある方なら分かると思うが、
ナゴヤドームの外周通路はおそろしく無機質で、しかも長い。
ナゴヤドームと聞くとあの灰色の外周通路を想像してしまい、
つい通うのが億劫になる方も少なくないのではないか。
私は以前からあの外周通路に祭り屋台などを出店させ、
少しでも熱気のある雰囲気を作るべきだと主張し続けてきた。
今回、形こそ違えど、ようやくそれが実現しそうなのは嬉しい事である。
なにも、野球ファンだけが集まる施設にする必要などないのだ。
野球が行われるのはあくまで球場の中であり、
外には野球の興味の無い人達がいたって良い。
ナゴヤドーム周辺が家族連れで賑わうお祭りパークに変われば、
自ずと熱気が高まり、野球を見に来る人も増えるのではないか。
今回の試みは今後目指すべき"無機質からの脱却"の第一歩。
真のボールパークへの道は長く険しいが、
本気で改革に取り組めば、いずれ最高の球場になるはずだ。
目標は千葉マリン球場・・・なんて言わずに、
ディズニーランドを手本にするくらいのノリで、頑張ってもらいたい。
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